「clash」
1. 人は常に衝突している。
パトカーは白と黒。しかし人間の白と黒、善と悪の本質は何を持ってしても分かり得ない。
2. あと少し話をしていれば。あと少し向き合えば、あ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
フランシスがどんな人間なのか。何を思ったのか。画面の前の自分もフランシスをひとりの人間として理解しようとしていた。
オリヴィエがフランシスの首に手をかけた時、殺すと思ったが、心底殺さないでくれと願っ>>続きを読む
俗っぽく評価して「星3つ」のパーフェクトではない映画でも、好きな部分があれば何回も見たくなるし素晴らしいと思える。
異常な閉塞感と日常感がどぎつく、印象的でした。
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全てを理解はできないが、愛している。
全員が互いにそうだったのではないだろうか。
タイトルの「たかが」はネガティブなのか、ポジティブなのか。
ラストシーンの主人公の表情や仕草は、歩き出す者のそれ>>続きを読む
アゲ映画。
こんなん最高じゃない?グシャッと爽快。この頃、タランティーノの身にいったい何が起きたのか。
前半だけで映画として大満足だったけど、最後まで見たらそんなこと言えない。サイコーーーーー↑↑
母と息子の2人暮らし。毎晩、食卓には人肉料理が並べられる。
和製ブラックコメディの傑作だった。異常性はどこへオチるのか。なぜそうなったのか、どうなっていくのか。常に想像を掻き立てられ飽きることのない>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
見ていて胸が痛む作品。心を大きく動かされるということは良い作品である証拠だ。
「男はどしっと構えてろ。そういう精神が日本には必要だ」という「いかにも」な、どこにでもいそうな古風でプライドの高い頑固親>>続きを読む
コワすぎシリーズで友情ドラマ。B級ホラーで涙する日が来るとは。
今シリーズはどれもB級、ホラー映画という枠組みを超えたものを見せてくれる。
人気財テク情報番組の生放送中、スタジオに謎の男が現れ拳銃を片手に番組をジャックする。徐々に意味や価値を持ち始める事件は、登場人物はじめ人々の目にどのように映るのか。
目の離せないスリリングさがありなが>>続きを読む
黒沢清監督作品は霊的な存在の描写はもちろん、人間が抱く感情の深さに怖さを感じる。今作は、もはやそれが崇高なものに感じるほど美しく魅了された。
もちろん霊の描写もありますが、それ目当てで見るタイプの作>>続きを読む
ど直球でめちゃくちゃ面白い!
ハリウッドが本気を出してB級映画を撮ったような印象を受けた。娯楽性が高く気軽に見れるのに満腹感が半端ない。更に「こんなの見たことねえ!」という斬新さ。濃〜い90分間。>>続きを読む
目から洪水。超傑作でした。
信じたこと、疑ったたこと、信じられなかったことへの怒りや悲しみ。「他人を信じること」という普遍的なテーマによる深いメッセージ性とともに、大胆な演出や劇伴による高いエンター>>続きを読む
登場人物がそれぞれに抱える、平静の皮を被った激情が常に脳裏を離れない。
チクタクと家族のそれまでの日常のように、一定のテンポを刻み続けるメトロノーム。娘が止める。そしてタイトルバック。開始1分でゾク>>続きを読む
昨年度カンヌ国際映画祭パルムドール受賞作品。
内戦中のスリランカから偽装家族としてフランスへ逃れた偽装一家の物語。
「反暴力映画なのか暴力映画なのか」「プロローグなのか終焉なのか」。さりげなくアクショ>>続きを読む
過剰な説明と極端なキャラ、陳腐なストーリー。映画のできとしては決して良いとは思わないが、なんか嫌いになれない作品。てか好き。悔しいけど笑ったし泣いた。
迫害や人種差別とは無縁と言える、この時代と場所に生まれたからこそ見るべき作品。実際にアメリカで起きた冤罪事件を描く。
社会から理不尽に虐げられる2人の人生は悲劇そのものだが、その中で自分を持って生き抜>>続きを読む
ポップでベタな映画に嫌気が差していませんか?そんなあなたにおすすめのポップでベタな映画。
むしろインモラル、暴力的、反社会的な映画が好きな人の方が楽しめるのでは?
むしろむしろ、そういった描写に理解が>>続きを読む
バーで久しぶりの再会を果たした主人公と幼馴染の前に大富豪が現れゲームを提案する。
「テキーラを飲み干した方に50ドル」
「見知らぬ女の尻を触れば200ドル」
「警備員を殴れば500ドル」
ゲームの額は>>続きを読む
面白かった!!壮絶。考えれば考えるほどじわじわ怖い。
あなたは11分後に何をしていますか?
「5時00分」
物語の登場人物たちがそれぞれスクリーンに映し出され物語が始まる。
彼らは微々として明らかに>>続きを読む
カット1つ1つが美術作品のように綺麗。全編台詞が無いが、単純明快な物語であり深読みする必要はない。かといって密度が薄いことはなく、強烈なメッセージを突きつけられる。
とにかく人物や風景の表情が繊細で目>>続きを読む
1986年の台湾映画。
それぞれ5人の人物の闇や孤独や葛藤を群像劇で描く。おぞましく見事な収束に鳥肌を超えて震えた。
人物の表情が多くを物語るが、自分にはそれぞれの無表情が頭に焼き付いている...
1983年のスペイン映画。
1人の女性の幼少期〜青年期までの物語。幼少期で見えてた世界が成長によって変化していく。「世界はそうではなかった」という絶望感。美しく静かだがパンチがある。
衝撃作。
どんな贋作も見抜く鑑定士と絶対に顔を見せない依頼人のラブストーリー(?)
完全に前情報なしの真っさらな状態で見た。「まあこんな恋愛映画もありかもね」って思うよね。おすすめ
「こんな映画は嫌いだろ?でもこれがリアルな暴力だ!」と言わんばかりの意地悪映画。
暴力映画を娯楽として楽しむ視聴者に対して、またはそれを売りとする映画業界に対して痛烈なメッセージを含んだ作品。
「娯>>続きを読む
評判は良くないけど、自分は好きな映画だった。
娘が誘拐されたことについて、夫婦が互いに罪がないと知りながら、罪を感じなければとても生きていけない。この夫婦のやりきれない心情が痛いほど伝わり、感情移入>>続きを読む
今年ベスト級にハラハラした!
求めるものさえ間違えなければ間違いなく楽しめるはず。スリルを味わうには最高の作品。
あるシーンでは会場のみんながビクってなってた。俺が1番飛び上がってた。
色んな種類の涙>>続きを読む
第68回カンヌ国際映画祭脚本賞受賞作品。
介護士である主人公の過去と現在と闇。いよいよ死が近づき、苦しみながらも生きる患者。互いに何を求めるのか。そして或る終焉。衝撃でした。日をまたいでもまだその余>>続きを読む
恐怖、残酷、ドラマ、ロマンス。どれを取っても一級品の名作!
穏やかな日常が謎の生命体によって蝕まれていく恐怖がよりリアルに描かれる。とにかく化け物のデザインが斬新でキモくてナイス。
知性と人間味に満ち溢れた作品。カンヌでパルムドールを受賞するのも頷ける大傑作だった。
本編は200分近くあり、会話や口論が大部分を占める。それらによって登場人物の哲学や葛藤や心情を読み取ることになる>>続きを読む
名作!!!
テンポ良すぎ!しかしそのテンポの中で、常に期待する定番の、またはそれ以上の展開が繰り広げられた。そして予想の出来ないボケとツッコミ。これ以上なにを望みますか?重厚なドラマが見たい?なら他>>続きを読む
登場人物はみんな善人。それなのに、それによって起こった悲劇。
母を愛する子と子を愛する母の切ないドラマ。悲しすぎて見終わった後に言葉が出なかった。
なんで菓子食ってたの?
名作であることは言うまでもないでしょう。軽快バイオレンス映画といえばこの人タランティーノの代表作の1つ。
こんなこと言ってみたい、こんな会話してみたい。すげーかっこいいのに着てる服めちゃくちゃだせー>>続きを読む
素晴らしい!!非常にスピリチュアル色の強い作品。
「死は美しい」という人。
死んだ人を犯そうとする人や、そんな人を恨み、殺す人。
禁欲主義の社会。体を売る女。
それらの状態を含め何事も最善の状態だと>>続きを読む