無教養なもんで前作「Mank/マンク」は全くダメだったけど、これは好き〜。こういうのが好き〜。w
冒頭の“無言での準備”から、身のこなし、調べごとの手際と、惚れ惚れする「かっちょいいプロフェッショナ>>続きを読む
戦国時代に関する予備知識は元々小中学生レベルで、予習も怠ったため冒頭の荒木村重がいきなり分からず。しかし最低限の字幕ナレーションや説明台詞のおかげで、さして混乱もせず。種々のトリビアも、自分のような歴>>続きを読む
結局全作品観ちゃった、北野映画マラソン…!
本作は公開当時、劇場で一度観て以来。
……ん゛〜……悪く言いたくはないんだけど、観てる間『ほう、そいでどうする!? どうなる!?』という話への興味よりも>>続きを読む
『老人持ち上げ・若者サゲ、な内容だったら嫌だなぁ』と、勝手な先入観で未見でした。しかし蓋を開けてみたら、ジジイ連中もしっかり迷惑な存在だったし、犯罪グループに現代の若者像を背負わせているわけでもなし、>>続きを読む
シリーズではこれが一番好き。
前作で意外と味のあった“人間模様”に、特に前半はフォーカスされてるなぁ、と久しぶりの鑑賞で再確認。『ダメだ、コイツは…w』と『うあぁ、コイツには勝てねぇ…』の応酬、そし>>続きを読む
マラソン鑑賞でここに辿り着けた際の嬉しさったら…!
シンプルなエンタメ・ジャンルムービー、上等! 暴言・暴力描写、万歳!
…でも改めて観ると、パワーゲームとして“弱い側”の人間模様に、コミカルさだ>>続きを読む
これも初鑑賞。
少年時代…悪い意味で(朝ドラ風)な説明的・安っぽい撮り方にテンション下がるけど、「子供の異様な甘やかされ方」は、先の展開の興味に一応繋がった。
青年時代…『こんな育てられ方して、社>>続きを読む
このタイミングで初鑑賞。
これは前作でも感じたけど、若干疲れたような無表情のたけしさんの存在が、そこにいるだけで、コメディの空気と無関係に「不穏」を持ち込んじゃって、(あんまり良い意味でなく)ハラハ>>続きを読む
昔観たけどあまりハマらなかったやつ、その2…。
出だしのコンセプト、「大物・売れっ子たけしとフリーターたけしを、交互に描く」をもうちょいしっかりやっていれば、印象違ったかもしれないけど…売れっ子たけ>>続きを読む
勝新のオリジナルは1、2本しか観ておらず、思い入れもさして無し。
おそらく自分のような時代劇弱者層をターゲットとして意識してるんだろうけど、まー観やすい! シンプルに面白い! 2000年代の作品の中>>続きを読む
昔観たけどあまりハマらなかったやつ、その1…。
赤い紐の男女…果たして2000年代に扱えた設定なのか疑問。PVと割り切るにも長過ぎた。
ヤクザの老親分の恋バナ…『一体、何に付き合わされてんだ…』と>>続きを読む
場面単位では目を見張る暴力描写、色々あったけど…
(後部座席から一瞬での反撃と、割り箸の悲鳴のトーンが特に好き)
『あれ? 話はこんなチープだったっけ?』というのが正直な感想。
監督作を順番に観て>>続きを読む
テーマ曲は大出世したけどね…。
ファミリー層を意識したんだろうけど、「その男〜」「ソナチネ」とかが好きな身からしたら…ねぇ?w
コメディ…としては競輪場まででもうお腹いっぱいになるし、ロードムービ>>続きを読む
北野映画マラソン、この辺からちょっっっと雲行きが…
「海外で賞取って、世間からの注目も本作から大きくなり始め…」という印象だけど、肝心の内容は「3-4X10月」と並んで、あまり印象に残っておらず。>>続きを読む
「どちらかというと主役二人よりも、就職した“彼”にシンパシー抱いてしまうので、あの最期があまりに…」
「個人的に北野映画史上、一番嫌なキャラクターである、ジムの“あの”先輩中年ボクサーがマジで不快」>>続きを読む
若干の先入観・偏見もあって、未見でした。
…意外と観てる間、色々考えたりしたんですけどね…
『意図的に酷いもの作ろうとしてるよね…』
『でも話に最低限の“筋”は、あるんだ…』
『ロケ地はなんか“ここ>>続きを読む
ニヒリズムの色濃さに「竜二」を少し想起するが、本作のそれは傍らに死の気配が常に存るようで、舞台とは対照的な冷え冷えしさが。この主人公を「何がしたいんスか…?」と、絶対に分かり合えない場所から引きつった>>続きを読む
照れ屋のポエムを見せられてるような。小っ恥ずかしいけど嫌いにはなれない…
今の基準で見ちゃうと「障害者」に「純粋」というイメージを託す描き方、どうなのかな…とか思っちゃうけど、冒頭でこれは「何かを始>>続きを読む
脚本も手掛けたのは、本作が初だそうで。
前半は意外にも“普通の”話運び。(全然詳しくはないんだけど)軍団の人たちの「そもそもこういう人、なのでは?w」と思わせるほど自然な演技(?)もあって、気軽に観>>続きを読む
全部は多分観れないと思うけど、チャレンジ・北野映画マラソン。
「本作以前」の日本映画のスタイルやリズム、お約束事については知り得ないので、革新性についてあーだこーだ言えないけれど…それでもこちらの予>>続きを読む
「ミズ・マーベル」未見…というかDisney +加入してないので、配信ドラマは全て未見。
けど最初にサクッと紹介やってくれたし、ラストのあの子も名前は知らなくても存在は何となく知ってたので、そんなに問>>続きを読む
ポリコレ云々持ち出して腐すつもりはないし、したくもないんだけど…
正直、フェーズ3までの23本の中では「ハルク」「ソー2」と並ぶ、(あくまで個人的には)ハマらなかった一本。
導入のややこしさ・分り>>続きを読む
観返すなら「マイナス1.0」鑑賞前にしときゃよかった…その3…
公開当時劇場で観ました。「敵怪獣が一瞬CGのタコ型宇宙人になる」「お父さんがコロッケを手づかみで食べる」という、我ながら『何でそんなト>>続きを読む
観返すなら「マイナス1.0」鑑賞前にしときゃよかった…その2…
何度かソフトで観てて、これも「シンゴジ」との共通点見出せるようになってからは興味深く観れるようになったけど、基本的にはイマイチの部類。>>続きを読む
観返すなら「マイナス1.0」鑑賞前にしときゃよかった…
個人的に一番くり返し観たのが「シン・ゴジラ」なので、どうしてもそっちとの関連性に反応しちゃうなー。
5年前の震災・津波と重なった、序盤の上陸>>続きを読む
山崎貴監督作品、これまで半分くらい観てるけど個人的には相性あまり良くないかも、です…。
近年の作品で言うと「鎌倉物語」はイマイチ、「アルキメデス」は良かった、「ドラクエ」から「おばけずかん」までは未>>続きを読む
ライダーのドキュメンタリーで監督の印象はちょい悪くなっても、やっぱ本作は好き。大好き。w
ちびっ子はほぼほぼ無視した内容だが、娯楽映画としての“テンションの稜線”は、意外と王道的というか、模範的な作>>続きを読む
過去作はソフトで「川の底から〜」「舟を編む」の二本しか観ておらず。(でも両方とも好きです。) 劇場鑑賞は初になります。石井裕也監督作。(足を運んだきっかけは松岡茉優と池松壮亮でしたが…)
前半、上役>>続きを読む
長期に渡るとはいえ、一応(一つの事件)に絞った話だった為か、「アイリッシュマン」より集中して観続けられたかも。そして陰惨な非道い話…だけど、ところどころ笑っちゃう、面白い・興味深いドラマとして、結構楽>>続きを読む
スコセッシ作品で未見だった一本。昔一回だけソフトで観た「インファナル・アフェア」は、内容ほとんど忘れちゃったけど、この設定だけは忘れようもなく。
あちらは設定の紹介を兼ねてる冒頭の「電話チクり合い」>>続きを読む
「フランチャイズでない」「スケールの大きなSF」に、大画面のスクリーンで思い切り“浸れる”この多幸感! 冒頭、あの青い光が差すカットで『おおっ、空想世界!』と、ワクワクのマジックがかかる瞬間! この喜>>続きを読む
公開当時劇場で観て以来かな? 久〜しぶりの再見。
ちなみに当方、映画作品は一応観てるけど、アニメや配信ドラマは一切未見、どちらかと言えばシリーズ弱者です…
大雑把な感想は特に変わらないかなー。
「後>>続きを読む
事情を予め呑み込んでおかないと、「怪獣全然出ねぇ、退屈」という感想も無理ないかも、ですね…。
個人的には「危険地帯から重要なもの(人物)を無事運び出す」という出だしは好みのラインだし、男の盛大なやら>>続きを読む
軽〜く「戦後、南米に逃げたナチが関係してる…らしい」くらいの情報には触れてましたが、本格的な歴史的背景の予習等は、ほぼゼロで鑑賞。結果、事前の知識はその程度でも、『さっぱり分からん!!』というような羽>>続きを読む
冒頭から早くも『超人マッコール』『苦い余韻』のイコライザー節が炸裂。そして意外な顛末からは『あぁ、もう本当に今作で最後なんだな…』という悲哀と無情さが。
ここで負ってしまう(枷)が、その後『うわー、>>続きを読む
初見時は「ベルギーの件に主人公が絡むのが遅い」「噛ませ犬であれ強敵の不在」の2点が気になり、特に前半は少々もどかしかった。
久しぶりの再見でもやっぱり進行の遅さはちょい気になったが、「ダウナーな余韻>>続きを読む