お話探しさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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千と千尋の神隠し(2001年製作の映画)

3.5

世間的には、まだこれがやっぱり人気1位なのかな…? 個人的には嫌いではないけど、宮崎作品の好きな順ランキング作ったら、割と下の方になっちゃうかな…くらいの位置付けでした。

ただ今回久しぶりに観返した
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もののけ姫(1997年製作の映画)

4.5

初めて映画館で観たジブリ作品がこれでした。なのでどうしても思い入れは他より強めです。

しかし宮崎作品マラソンで鑑賞してみると、無邪気な豚の次の並びが本作って結構な衝撃ですね…。

冒頭から凶々しくハ
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紅の豚(1992年製作の映画)

4.0

これが一番趣味全開で作った、と勝手なイメージ抱いてるけどどうなんだろ?

飛行機は飛んでるトコだけじゃなくて、造ってるトコも大好きなんだな〜、とメチャメチャ伝わってくる。

少年の冒険、少女の旅立ちと
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魔女の宅急便(1989年製作の映画)

4.5

子供の頃、こればっかり観てました・その2。

今度は少女の旅立ち。けど冒頭の、天気予報聞きながら空を見つめ「…今夜だ、今夜しかねぇ…!」と決意する絵面には、男女関係ない普遍的な精神が。

舞台はデザイ
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となりのトトロ(1988年製作の映画)

4.0

子供の頃、こればっかり観てました・その1。

メイやサツキと同い年の頃は無心で観ていたけど、大人になってから観返すと色々いらん事考えちゃうなー…。

特にトトロが出てくるまでの前半…

“子供に見せた
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天空の城ラピュタ(1986年製作の映画)

5.0

恥ずかしながら生涯ベストのひとつ。

随所にこだまする「カリオストロ」と並んで、冒険活劇少年マンガのマスターピース。小学生の時分に出会って、個人的な好みの物語の「型」を決定づけられたと思う。

今回改
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風の谷のナウシカ(1984年製作の映画)

4.5

原作漫画ちゃんと読んでないので、あれこれ語るのは少々憚られますが…

もう冒頭から、提示される世界観…そのイマジネーションに脱帽、ですね。「もののけ姫」とも通じる背後のテーマについて思索にふけるのも面
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ルパン三世 カリオストロの城(1979年製作の映画)

5.0

本作は何度も観たけど、漫画・TVシリーズはほぼ未見。なので「ルパン」としてどうこう、は語れませんが。

ヒョロ長い手足と、「分かってる」デザインの車が、気持ちの良〜い緩急で走り回るアクションに、もう冒
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インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(2023年製作の映画)

3.0

シリーズへの思い入れほぼナシ。このタイミングで観た過去作は1作目以外それほど楽しめず。しかし監督ジェームズ・マンゴールドへの信頼に望みを託して鑑賞。

冒頭、ナチとの交戦で描かれる「カッコいい」と「ユ
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インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国(2008年製作の映画)

2.0

これだけずっと未見でした。このタイミングで初鑑賞。

………んー………。

シリーズへの思い入れほぼナシな自分でも、◯◯人の登場には『インディ・ジョーンズでそれは…』と、困惑。

その他、
・色々と説
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インディ・ジョーンズ/最後の聖戦(1989年製作の映画)

2.5

場面場面でやりたいシチュエーションは伝わるんだけど、それが先行しちゃっててトータルでは鈍重な印象が。

親父登場以降…というか、「えっ、親父と同じ女と…!?」と判明以降、明らかに強まるコメディテイスト
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インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説(1984年製作の映画)

2.5

1作目以上に“時代”感じさせる一本だなぁ…異国やヒロインの描写…

(まぁ、自分は『こういう描写は良くないでしょ…』という真面目な怒りよりも、『おいおい、いいのかよぉ〜w いや、よかないんだけどぉ〜w
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レイダース/失われたアーク《聖櫃》(1981年製作の映画)

3.0

個人的には「昔の作品だけど超有名で、観た事あるはある…けどそこまで思い入れ強くないフォルダ」の一本。

コンピュータの出てこない冒険モノ、好物なんだけど…
久しぶりに再見したら、楽しめたは楽しめたんだ
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ナイト&デイ(2010年製作の映画)

2.0

主演、監督、それぞれデカい新作が控えてる、ということで。

…でもコレは個人的にはビミョ〜だったなぁ…

序盤、トム・クルーズの陽性サイコ・ストーカー感にヒロインが「何なの!? 何なのアンタ!?」と、
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スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

-

終盤、『あれ? 大分長かったけど、終わる気配ないぞ…?』と思ってたら…。
そういえば「続編は2部作」ってアナウンスされてたっけ。
ドラマにどう決着つけるか見届けるまで、評価は下せないかなー。

鑑賞前
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スパイダーマン:スパイダーバース(2018年製作の映画)

5.0

やっぱ凄いよな〜コレ。

洗練されたデザイン、コミック特有の演出の落とし込み、三次元意識した画面の中を自在に動き回るアニメーションとしての気持ちよさ…

まずビジュアル面でこの未体験のインパクトにやら
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ザ・フラッシュ(2023年製作の映画)

4.5

(詳細までは調べてないけど)エズラ・ミラーの不祥事の報に『も゛〜…』と失望覚えつつ、しかし公開が迫るにつれ聞こえてくる絶賛評に『えっ、そんなに良いのか? そんなに良いのか!?』『そりゃ良いものであるな>>続きを読む

バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生(2016年製作の映画)

2.5

原作…というか、関連コミックは一切未読。

別にどっち派とかないけど、「シビル・ウォー」もしっかり面白かったMCUに対し、明らかにシリーズ二作目に持ってくるような話じゃないのに、急いて出したら残念な内
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M3GAN/ミーガン(2023年製作の映画)

3.5

「チャイルド・プレイ」のスピリットを丁寧に受け継いだような、王道・ホラーエンタメ!

“不気味の谷”の絶妙〜なとこをついたミーガンのデザインや、ケイディ役のバイオレット・マッグロウの演技も見事でしたが
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雄獅少年/ライオン少年(2021年製作の映画)

4.5

「ウォーターボーイズ」「WOOD JOB!」辺りの矢口史靖作品なんかを想起させる、気持ちの良〜い“王道・スポ根・青春少年マンガ”だ!!

CGのクオリティは、ディズニー・ピクサーの最新作とかと比べちゃ
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ブラック・デーモン 絶体絶命(2023年製作の映画)

2.5

今年のサメ〜。

デカいけどデカすぎない、でもいい塩梅にデカいサメ自体の大きさが、まずGOOD!

序盤の「寂れた港町」の、サメ映画…というより「王道・ホラー映画」的な、ベタ〜な不気味セッティングがG
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ウーマン・トーキング 私たちの選択(2022年製作の映画)

3.0

前半は登場人物の顔・名前・関係の把握に苦労しつつ、『…で、このナレーションは誰だ…?』等と、低〜い次元で困惑しておりました…。
(公式サイト、先に見ておく事をおすすめします…)

しかし「休憩終わり」
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怪物(2023年製作の映画)

3.0

学校側の応対のオーバー一歩手前な気持ち悪さ、『果たして真相は…?』という興味の牽引、思春期の心情の微妙な機微…等、鑑賞中は見応えがあって満足していたけど…

観終わった帰り道に反芻してしまうのは、どち
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THE WITCH/魔女 —増殖—(2022年製作の映画)

3.0

そんな三部作もかけてやるような話か? …と思いつつ鑑賞。

…まず、良かった点。
アクションシーンのサイキック描写は、大幅にレベルアップしていて見応え大満足。出来れば昼の明るい場面で見せてほしかったが
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The Witch/魔女(2018年製作の映画)

2.5

劇場で観たけど結構忘れちゃってたなー。
「田舎の地味系(ただし素材は悪くない)ヒロイン、友人の勧めでタレントオーディション番組に参加」という、俗っぽいベタな展開に『そういやこんなんあったなー』と思い出
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65/シックスティ・ファイブ(2023年製作の映画)

2.0

評判かなり悪いようだったけど、
『えー、でも恐竜とアダム・ドライバーでしょ!?』
『多少の粗なら許す! 許すぞ!』
くらいの構えで鑑賞。

…うーん…成る程…
別に『今年ワースト! 金返せ!』とか、そ
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クリード 過去の逆襲(2023年製作の映画)

3.0

・負い目を感じる旧友(年上)から「俺にもロッキー1作目みたいなチャンス、くれよぉ」と求められる、前半の気まずさ。

・そして本性を現す中盤での、ジョナサン・メジャースの見事な豹変ぶり。
(少年漫画で言
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クリード 炎の宿敵(2018年製作の映画)

4.0

前作よりこっちの方が好きだなー。

「どん底から這い上がってきた、持たざる者」であるドラゴ側に、どうしたって感情移入してしまう。特にヴィクター…“モンスター”という形容がぴったりな、リング上でのパワー
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クリード チャンプを継ぐ男(2015年製作の映画)

3.5

「恵まれたリア充にだって、“渇望”はあるんだ…!」
という熱は確かに伝わってくるけど、
『…とは言えお前、立派にリア充はリア充だよな…』
と、主にヒロインとのイチャつき場面に対する妬み嫉みからか、前半
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TAR/ター(2022年製作の映画)

3.0

クラシック音楽に関しては門外漢です。

冒頭一発目のカット、及び「紹介」のパートは巧いと思ったが、その先しばらく会話の内容が『分かる人には分かるのかもしれないけど…』といった具合に、頭になかなか入って
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ワイルド・スピード/ファイヤーブースト(2023年製作の映画)

3.0

前作の強力磁石や宇宙ミッションといった“やり過ぎ”の反省からか、今回のカーアクションは「荒唐無稽さ」も残しつつ、「SFには振れず、ギリギリ実写らしさに立脚」というコンセプトが感じられ、特に序盤・ローマ>>続きを読む

ワイルド・スピード/ジェットブレイク(2020年製作の映画)

2.0

シリーズ初鑑賞マラソン、ひとまず完走…!
これで最新作が心置きなく観れる…けど…

色々な面でインフレがもう末期状態なのでは…?

アクションの迫力もストーリー上の衝撃も「何でもあり、a.k.a.どう
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ワイルド・スピード/スーパーコンボ(2019年製作の映画)

3.0

「不満があろうとショウはもう今後味方なんで」
「面食らう突飛なSF設定」
…この2点さえ呑み込めれば、そんなに悪くなかったぞ?

『こんなん“アリ”にしちゃっていいの?』と本当に戸惑った今回の悪役・ブ
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ワイルド・スピード ICE BREAK(2017年製作の映画)

2.0

クライマックスの氷上バトルよりも、「観光映画」「主人公の紹介」の役割を果たしている冒頭のハバナと、1・2作目の個人的に好きなシーンを思い出させる中盤のニューヨークの方が、アクションシーンは好きかな。>>続きを読む

ワイルド・スピード SKY MISSION(2015年製作の映画)

2.5

噂には聞いていたラストシーン。
つい一週間前から見始めた・ワイスピ以外の出演作全然知らない自分でも、あれは無理だって…泣くって…。
作中死亡扱いにはせず、最後のひと言には「そりゃこっちのセリフだ、ちき
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ワイルド・スピード EURO MISSION(2013年製作の映画)

2.5

15分弱のスピーディなセッティングに始まり、前作のポストクレジットで正直『どうなのそれは…』と思っていた「実は〇〇、生きてました」展開も、動機として機能するので呑み込めた。
悪役の見せ場を装甲フォーミ
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