お話探しさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

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ワイルド・スピード/ファイヤーブースト(2023年製作の映画)

3.0

前作の強力磁石や宇宙ミッションといった“やり過ぎ”の反省からか、今回のカーアクションは「荒唐無稽さ」も残しつつ、「SFには振れず、ギリギリ実写らしさに立脚」というコンセプトが感じられ、特に序盤・ローマ>>続きを読む

ワイルド・スピード/ジェットブレイク(2020年製作の映画)

2.0

シリーズ初鑑賞マラソン、ひとまず完走…!
これで最新作が心置きなく観れる…けど…

色々な面でインフレがもう末期状態なのでは…?

アクションの迫力もストーリー上の衝撃も「何でもあり、a.k.a.どう
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ワイルド・スピード/スーパーコンボ(2019年製作の映画)

3.0

「不満があろうとショウはもう今後味方なんで」
「面食らう突飛なSF設定」
…この2点さえ呑み込めれば、そんなに悪くなかったぞ?

『こんなん“アリ”にしちゃっていいの?』と本当に戸惑った今回の悪役・ブ
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ワイルド・スピード ICE BREAK(2017年製作の映画)

2.0

クライマックスの氷上バトルよりも、「観光映画」「主人公の紹介」の役割を果たしている冒頭のハバナと、1・2作目の個人的に好きなシーンを思い出させる中盤のニューヨークの方が、アクションシーンは好きかな。>>続きを読む

ワイルド・スピード SKY MISSION(2015年製作の映画)

2.5

噂には聞いていたラストシーン。
つい一週間前から見始めた・ワイスピ以外の出演作全然知らない自分でも、あれは無理だって…泣くって…。
作中死亡扱いにはせず、最後のひと言には「そりゃこっちのセリフだ、ちき
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ワイルド・スピード EURO MISSION(2013年製作の映画)

2.5

15分弱のスピーディなセッティングに始まり、前作のポストクレジットで正直『どうなのそれは…』と思っていた「実は〇〇、生きてました」展開も、動機として機能するので呑み込めた。
悪役の見せ場を装甲フォーミ
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ワイルド・スピード MEGA MAX(2011年製作の映画)

3.5

もろに西部劇を思わせる序盤の列車強盗!

満を持して登場、ドウェイン・ジョンソン!

過去作の仲間たち、アッセンブル!

…あれ!? 「祭り」としてはもう天井打っちゃってるように見受けられるけど、この
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ワイルド・スピード MAX(2009年製作の映画)

3.0

ついこないだシリーズ観始めた分際で、まだ4作目なのに、『やっぱ主役はこの2人だよなぁ!』と思わせちゃう。

「悪の組織が運び屋募集するレースを開催、潜入捜査のため参加する主人公」という展開も、『もうこ
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ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT(2006年製作の映画)

2.0

せっかく舞台日本だけど、評判イマイチ芳しくない…というウワサを、ふわ〜っと聞きかじっておりました。

日本人として(こそばゆくなる)面白さは、確かにありましたが…

・主人公に確固たる目的が、ない
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ワイルド・スピードX2(2003年製作の映画)

2.5

良かった点を挙げると…
迫力のレースシーンも良いんだけど、俯瞰で大量の車がドバーッと出てくる画がやっぱり面白かったなー。おもちゃ箱ひっくり返したみたいで。

まず「こういうカルチャーなのだ!」と強調し
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ワイルド・スピード(2001年製作の映画)

3.0

もう20年以上になるのか…
今っっ更、シリーズ初・鑑賞です…!

『あっ、確かお亡くなりになっちゃうの、この人…だよね?』
『あれ、まだドウェイン・ジョンソンいないんだ』
…等、中途半端にかじっている
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ヴィレッジ(2023年製作の映画)

2.5

展開、人物造形、音楽…諸々“分かり易すぎて”恐怖や不快感よりも、陳腐な印象を受けてしまった。

直接“陰鬱”なイメージが描かれている場面よりも、中盤の(明るい理想世界)への唐突なジャンプこそ、一番不穏
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3(2023年製作の映画)

5.0

「ホリデースペシャル」未見。
1、2の思い入れはそんなに強くないけど、「I・W」「EG」でキャラクターへの愛着は抱けた状態で鑑賞。

…結果、作品として「GOG」に初めてノれた! フェーズ4以降で一番
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス(2017年製作の映画)

2.5

キャラクターの内面の掘り下げがメインとなっており、愛着がある程度あれば『この分かり易いツンデレめ〜このこの〜w』とニヤニヤ出来る…けど、話そのものの停滞感(特に中盤)は、否めず。

前作同様ご機嫌なO
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(2014年製作の映画)

3.0

公開当時、うるさ型もライト層も絶賛していて「今年のベストはコレだろ!」という空気の中、若干の疎外感を感じておりました…。
(愛着湧いたのは、インフィニティ・ウォーからでした)

4、5回くらい観たので
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

2.5

持っててやり込んだソフトは「6つの金貨」くらいでして…でも思い入れが、無いわけじゃなく。やや微妙な期待値で鑑賞。

ストーリー上でのアクションの組み込まれ方に多少“段取り”っぽさを感じたが、「あ、それ
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レッド・ロケット(2021年製作の映画)

4.0

「フロリダ・プロジェクト」が個人的に2018年度ベストだった為、結構期待値高めで鑑賞。

“貧困”や“行き詰まり”といったテーマは通底しつつも、“悲痛さ”は大分抑えられた内容。しかし結論から言えば、今
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ジュラシック・パーク III(2001年製作の映画)

3.5

シリーズファンとしては、これだって大好きですよ。
新作やってくれれば無条件に最優先で観に行きますよ。
翼竜、及び「ティラノサウルスを超えるヤツ」の本格参入は嬉しい限りですよ。

…でもその一方、冷静な
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ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク(1997年製作の映画)

4.0

映画史における最重要作の一つ…と言っても過言ではないであろう前作は、個人的に生涯ベスト。その続編が、潔いまでにB級パニック路線にシフトチェンジ。

…個人的には、全っっ然、ウェルカムだぜぇ…!

重装
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ザ・ホエール(2022年製作の映画)

4.0

「諦めてしまったもの」「取り返しのつかないもの」「でも捨てきれないもの」「まだ間に合うかもしれないもの」
登場人物それぞれが抱える“喪失”を介して、ひとりの人間の弱さ、容易に断ち切れない繋がり、救いの
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サイン(2002年製作の映画)

3.0

全体的に“奇妙で、ちょっと怖い出来事が…”というトーンで、ホラーをやってるトコはしっかりやってるんですよね。「…あそこの暗がりに何かいるのか…?」というシチュなんかは普通に怖いし。

ただ、監督作を何
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ノック 終末の訪問者(2023年製作の映画)

2.5

「ヴィジット」以降、絶好調という印象だったので結構期待値高めで鑑賞したのですが…う〜ん…

スピーディな導入、デイヴ・バウティスタの存在感、理不尽さや話の通じない恐怖感は確かに良かったのですが…

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AIR/エア(2023年製作の映画)

3.5

“普通に”めっちゃ面白かった。

バッシュもNBAも80年代ポップカルチャーも全然詳しくないけど、それ故に雑学の一つひとつを『へー、そうだったんだ』と興味深く楽しめたし、「アルゴ」同様、“最後は成功す
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アルゴ(2012年製作の映画)

4.0

怒れるイラン国民や疲弊した人質が映る度に、ワクワクしてる場合じゃない、深刻な事態なんだとつくづく思い知らされるけど…
でもこんな作戦、そりゃワクワクしちゃうでしょー!
(つまりはシリアスとエンタメのバ
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マザー!(2017年製作の映画)

3.0

「ヤバい問題作」と噂には聞いていたけれど、なんかスルーしちゃってました。監督最新作公開の、このタイミングで初鑑賞。
(ちなみに聖書・キリスト教に関しては、ほぼほぼ知識ゼロ。)

「ローズマリーの赤ちゃ
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長ぐつをはいたネコと9つの命(2022年製作の映画)

3.5

見返していないため「シュレック」はほぼ覚えておらず、10年ほど前のスピンオフも未見ですが、全く問題なかったです。

…全然、悪くはなかった…ウェルメイドだとは思うんです…。

ただ序盤で、
「もう自分
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パニック・マーケット3D(2012年製作の映画)

3.5

B級はB級でも、“ちゃんとしたヤツ”じゃん!w

舞台の作り込み・タスクのアイデアが良くて、キャラクターも造形はベタだけど、途中からほぼ全員に対して『死んでほしくない…!』と願ってしまう。(死亡フラグ
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パラレル 多次元世界(2018年製作の映画)

4.5

別にエブエブの予習のつもり、とかではなく、準新作が安く借りれる日だったのでダメ元でチョイスしてみたのですが………これが思わぬ当たりくじ! いやー嬉しい出会いでした。

仲良し若者グループがひょんなこと
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七人の特命隊(1968年製作の映画)

2.5

タイトルが出るまでの冒頭15分、分かり易く手際も良い導入に結構期待値は上がりました。

定番の「七人の侍」型ストーリー。しかし前半での仲間“集め”は完全に省略してお手軽サイズに軽量化。リーダー格がメン
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牛泥棒(1943年製作の映画)

5.0

集団心理、信じたい事しか信じない、“正しさ”の後ろ盾があればいくらでも残酷になってしまう…等々、「古びてくれない怖さ」をたたえた名作ですね…。

真偽の確認なんてまどろっこしい事よりも、責められるべき
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クルーガー 絶滅危惧種(2021年製作の映画)

2.5

ホントは他の映画観に来たんだけど、入り口のポスターにチョロくひっかかり、上映開始時刻もピッタリ、そして気付いたらこっちのチケット買ってました…。

好物なジャンル故に、鑑賞前の期待値の微調整も忘れず、
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リオ・コンチョス(1964年製作の映画)

2.0

冒頭のシーンが、インパクトはそりゃ確かに強いけれど、どう考えても“悪役”の登場の仕方でしょう…?
一応早い段階で事情は説明されますが、悪い印象がちょっと一線を越えてしまっている為、「奪われた銃を取り戻
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ジェノサイド004(2020年製作の映画)

3.5

借りてきた他のソフトの冒頭予告編を早送りしていて、「おっと待った、何だ今の良さげなロボットものは」という出会い方でした。
130分の上映時間には若干怯みましたが、「多少イマイチだったとしても、別にいー
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リビング・デッド サバイバー(2018年製作の映画)

4.0

大分前にラジオで紹介されてから気になっていて、ようやく鑑賞。

ロメロ監督「ゾンビ」の、おひとりさま版…といった趣。
ひとまず安全は担保されており、冒頭から察するに非社交的な性もあって暇つぶしもさして
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太陽の中の対決(1965年製作の映画)

4.5

原作未読。
全体としては地味なルックスながら、初登場シーンで“持ってく”強烈な悪役の存在感、真の地獄を知らずに安穏と生きる白人市民(…というか、大抵の我々観客)の欺瞞・綺麗事を容赦なく暴いていく展開に
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ゴングなき戦い(1972年製作の映画)

3.5

パッとしない人生を送る中年にとって「ロッキー」の熱さは勇気を貰えるが、本作の苦々しさはマジで自殺したくなる威力…!

充実や幸せといった瞬間が無い訳ではない。しかし文字通り“瞬間”なのだ。どん底同士で
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