おまつさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

アドバンテイジャス/アドバンテージ 母がくれたもの(2015年製作の映画)

3.6

近未来。貧富の差が拡大した中でキャリアウーマンのシングルマザーが失業の危機。その理由は容姿によるもの。母は娘の高額な学費を稼ぐ為に容姿を変える手術に挑む…全ては娘に負け組の生活をさせたくないという親心>>続きを読む

ラブ・ハード(2021年製作の映画)

3.1

反ルッキズムを題材にするならもっとちゃんと作ってほしい

モンスター・ホテル(2012年製作の映画)

3.8

とにかくかわいい。
日本語吹き替えの方がオリジナルに感じるくらいぴったりで良かった

コネチカットにさよならを(2018年製作の映画)

3.3

お金ばかり追いかけて生きてきたおじさんが自分の人生って何?となって子供も大きくなり、離婚突きつけられて仕事も辞め…を淡々と描かれる。
主人公がバリバリ働いてきた系にも見えないし冴えないおじさんって感じ
>>続きを読む

オルタード・カーボン:リスリーブド(2020年製作の映画)

3.5

サイバーパンク×ヤクザの世界観が面白い。
ドラマ版の哲学要素はごっそり抜いて龍が如く未来版を観たような感じ。
こんな未来にこんなヤクザいないだろって所から始まる

攻殻機動隊のネトフリ版アニメもそうだ
>>続きを読む

スペース・スウィーパーズ(2020年製作の映画)

3.7

これがハリウッドじゃなく韓国製というのが凄い。Netflixが凄いのか韓国が凄いのかよく分からないが。
B級感のある世界観を隅々まで再現しててわくわくできる。
ストーリーはありがちだけれど最初は良い奴
>>続きを読む

7月22日(2018年製作の映画)

4.0

ノルウェーに住む者として観るべきだと思いつつも中々決心が着かずようやく視聴。事件について知ったつもりではいたけど映像で見ると想像通り重すぎて観た後の心のやり場がない。
自分も移民だから余計に。今年選挙
>>続きを読む

ダレン・ブラウン -ザ・プッシュ-(2016年製作の映画)

3.6

人は自分が思ってるより簡単に操作されてしまうことを改めて知る

詐欺や操られた事でPTSDある人は観るの注意した方がいい

レヴェナント:蘇えりし者(2015年製作の映画)

4.0

息子を殺されたサバイバル復讐劇なんだけどとにかく映像と迫力がすごい。
最初の小競り合いの時点で素晴らしく美しいカメラワークに息を呑んだ。
カメラなのかCGなのかも全く分からないが開拓年代の雰囲気をここ
>>続きを読む

ダレン・ブラウン -ミラクル-(2016年製作の映画)

3.6

久々にダレンブラウン観たけどやはり一流のエンターテイナー。イギリス人らしく全ての場面に皮肉が盛り込まれていて飽きない。
退屈になってきたなーって所の最後の2分くらいの怒涛の伏線回収

ゾンビランド:ダブルタップ(2019年製作の映画)

3.7

キャラクターの活かし方がうますぎて前作と同じくらい満足度が高い。ラストは前作の遊園地に劣らない派手なバトル。
日本語字幕読みづらかった

Zombie kill of the year集を熱望。

ゾンビランド(2009年製作の映画)

3.8

アメリカ版二宮和也とでも言えそうな弱そうな風貌の主人公。
ゾンビコメディーにありがちな展開の中で意外な組み合わせのキャラクター達の会話が爽快。最後の遊園地でのゾンビとの戦いが派手なのと、細部までネタが
>>続きを読む

アダムス・ファミリー(1991年製作の映画)

4.0

子供時代補正もありつつやはりこの不気味さが心地いい。今みると全てがかわいい

トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

3.6

ライブ配信だのSNSで日常を発信するのが当たり前になった今見ると感慨深いものがある。
結局人間は皆、他者が作った枠組みの中でしか生きられないという事に気付くには十分

トゥモロー・ウォー(2021年製作の映画)

3.6

タイムパラドックスとかマッチョな科学教師とか設定はめちゃくちゃなのでかなりアクション寄りのSF。
エイリアンの謎を明かしてないのは次回作を見越しての事なのかもしれないが、謎に迫ってすっきりしたかった。
>>続きを読む

LUCY/ルーシー(2014年製作の映画)

3.5

バイオレンスとしてもSFとしても微妙なのに面白かった。
モーガン・フリーマンの声ってなんでこんなに落ち着くんだろ

悠久の地、サッカラ遺跡: 眩き時代を語る(2020年製作の映画)

3.8

ドキドキワクワクしながらエジプト遺跡発掘の様子を味わえる。
お偉い学者さん達だけでなくそこで働く地元の皆が一丸となって発掘作業を連携している様子も見られてとても良かった。
夢がある。最後はドラマのよう
>>続きを読む

チェルシーが考える: 私と白人特権(2019年製作の映画)

3.6

日本でも民族的ミックス、海外生活でもマイノリティーな自分からすると常に自分が迫害や差別の対象に成り得る要素を持っていることを意識しているのと同時に、マジョリティが持つ特権についても考えているつもりでは>>続きを読む

AIに潜む偏見: 人工知能における公平とは(2020年製作の映画)

4.0

AI、アルゴリズムは公平であるという思い込み。
しかし誰がAIを作っているのか、という視点を人々が忘れている事を再確認できるドキュメンタリー。

規制もなく政府や企業に運用されてきた個人情報。
特に顔
>>続きを読む

サイケな世界 ~スターが語る幻覚体験~(2020年製作の映画)

3.5

90年代ドラマ風の映像や60年っぽいアニメ素材をうまく使っておりとにかく編集が可愛い。
肯定でも否定でもなくそれぞれがただ体験談を語ってるだけだから友達のドラッグ体験談を聞いてる感じの内容。
バッドト
>>続きを読む

ブレッドウィナー/生きのびるために(2017年製作の映画)

4.0

タリバン政権下に生きる人に何が起きているのかを理解するのに役立つ
過激な描写はないが非常に感情移入しやすく胸が締め付けられる

「怒りではなく言葉を伝えて」
「花は雷ではなく雨で育つ」


女性の抑圧
>>続きを読む

監視資本主義 デジタル社会がもたらす光と影(2020年製作の映画)

4.0

人がネットを通じて如何に監視され操作されているか薄々は気付いていても中々止めることはできない。
人間が得る情報によって行動が如何に変わるかを理解していながらも、利益の為に過激な情報やフェイクニュースを
>>続きを読む

ラウド・ハウス・ムービー(2021年製作の映画)

3.8

現代と中世の入り交じった世界観が古き良きカートゥーンで描かれていて可愛い。
話に無駄なくテンポが良いので飽きない。子供向けだけど童心に帰れる

素晴らしき、きのこの世界(2019年製作の映画)

4.0

キノコの可能性…

環境に、メンタルヘルス含むあらゆる健康問題に

まだきのこの可能性についての研究は始まったばかり。

アンチ・ドラッグの人達にも見てもらいたい

17歳のカルテ(1999年製作の映画)

4.0

大人になりかけている少女が自殺未遂をして療養所に入所するが、そこで暮らす本当の精神病患者達と生活を共にする事で、自分は人生に怯えた甘えてるだけの、いわゆる普通の人間である事に気付く。(そりゃ医者に話せ>>続きを読む

裸の銃を持つ男(1988年製作の映画)

3.8

1分に3回ボケる

今じゃポリコレ的に有り得ないボケの連続。王道コメディー

昔よくコメディーで使われてたサウンドが懐かしく、スケールもカメラワークもいちいち凝ってて目でも飽きない

ミス・シェパードをお手本に(2015年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

バンで暮らすお婆さんに表面的には優しくするリベラルな住民達。京都以上の本音と建前の世界。
そして、優しさは惰性。と言いながら自分の家の庭にバンを停めることを許す主人公の劇作家。作家としてネタになるとの
>>続きを読む

母が教えてくれたこと(2016年製作の映画)

3.8

穏やかな人生の終わりを息子の視点から穏やかに見つめた作品。
その中にLGBT問題、ミドルライフクライシスなど詰め込み過ぎな気もしたが、実際の人生も誰かが亡くなる時って誰しも自分自身の問題も山積み。そこ
>>続きを読む

地球の限界 “私たちの地球”の科学(2021年製作の映画)

3.8

現在の地球の状態を非常に分かりやすく理解できた。感情的に煽る事もなく、このままだと具体的にどのような影響があるのかを淡々に説明してくれる。

オクトパスの神秘: 海の賢者は語る(2020年製作の映画)

4.0

人生に疲れ、海に潜りタコに恋したおじさんのドキュメンタリー。
おじさんのタコラブっぷりには若干驚くものの、この好奇心こそが天才。

食べ物として大好きなタコのイメージが変わった。
タコが知性の高い生き
>>続きを読む

パドルトン(2019年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

安楽死がテーマだけどクスッと笑える内容で極淡々とすすんでいく。
きっと現実もこんな感じで淡々と進んでいくんだろうな。
死というのは逝く方も遺される方も気持ちの整理がつかないまま何もかもが進んで行って、
>>続きを読む

ルパン三世 カリオストロの城(1979年製作の映画)

4.0

なんで今まで観たこと無かったんだろってくらい面白かった
と思ったら宮崎駿監督。
そんなことも知らないで見てこれだけ面白いと思うんだからやっぱり凄い人だ

マイヤーウィッツ家の人々(改訂版)(2017年製作の映画)

3.8

自己中で頑固で変わり者のオヤジに振り回されてきた息子と娘、そして異母兄弟がオヤジの病気を期にまた新たな関係を築いていく話。


親の介護という誰もがぶち当たる時期、それに伴いそれまでの家族関係が露呈し
>>続きを読む

隔たる世界の2人(2020年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

タイムリープものとの事で鑑賞してみたが、警察による黒人差別を描き出した作品だった。
結局何しても、どうあがいても黒人というだけで標的にされる。
黒人というだけで他に特別な理由なんかない。

黒人社会の
>>続きを読む