おまつさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

スキン~あなたに触らせて~(2017年製作の映画)

3.8

ハッピーエンドだから救いようがあるけど現実の人達はただ傷ついたりの中にいるままなんだから世の不条理や暴力性ってどうしたらいいんだろうな

見せ方、引き込み方は最高だった

この手のヨーロッパのブラック
>>続きを読む

打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?(1993年製作の映画)

3.6

全てがノスタルジック
時代が経ったからこそ染みる

まさに私の子供時代はこんなだった

スタンド・バイ・ミーを思い出した

奥菜恵の美しさにやられた

子供の時にこんな経験したかったっていう

ハーモニー(2015年製作の映画)

4.5

哲学系鬱SFでとても好みだった。
人間が理想とする社会とは一体なんなのかを、究極的に突きつめた作品。
究極に考えなくていいじゃないとも思うんだけど、そこまでして初めて失望したり本質が見えてきたりもする
>>続きを読む

シャイニング(1980年製作の映画)

3.5

正直全然こわくなかったけど
ジャック・ニコルソンの顔芸に圧倒されてクスクスしてしまう作品である

'Here's Johnny'

Love Letter(1995年製作の映画)

3.9

ノスタルジック、浪漫、
芸術的な描写
こんなに美しいことがあって良いのかと感動を通り越し鬱になる作品(褒めてる)

バスターの壊れた心(2016年製作の映画)

3.5

精神世界の映画かと思いきや、思いっきりSF。解釈は完全に観る人に委ねる。

夜勤で頭が狂って…って解釈がここでは多いようだけど、わたし的には全てが真実で、、というSF的解釈。
宇宙はりんご構造で、バグ
>>続きを読む

ネバーランドにさよならを(2019年製作の映画)

3.0

片側からの訴えだと見てる方は何とも言えない。死人に口なしだし。

そこでこのドキュメンタリーについて英語で検索をかけると、やっぱり意見は五分五分。
証言はともかく当時のfbiが証拠となるものを何も見つ
>>続きを読む

フライド・グリーン・トマト(1991年製作の映画)

3.9

心あったまった。
物語の中心にあるのは友情で、
その中で人種差別や、女性の地位など
アメリカが背負ってきた歴史についても
考えさせられた。

時代が変わると、主人公(主婦)の悩みはちっぽけに思える。し
>>続きを読む

ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャー(2017年製作の映画)

3.6

孤高の天才。

未熟で、ナルシストで、自分を他人とは違うと思ってて、大人になれなくて、
それを自分の純粋さ故だと勘違いしていて、
評価されたい、特別視されたいのに、それでいてその栄誉を手に入れると嫌気
>>続きを読む

さくらん(2007年製作の映画)

3.5

色彩が綺麗。
吉原もの観たいなら、ベタに吉原炎上とかの方が話に入り込める

言の葉の庭(2013年製作の映画)

3.7

あああ
あああああ
良い少年(青年?)
東京、一番好きな街、新宿
新宿御苑
美しい、日常の描写
淡い、気持ち
(どうして日常はアニメーションで切り抜くとこんなに美しくなるのだろう?)
心が死んでる女性
>>続きを読む

ミスター・ノーバディ(2009年製作の映画)

5.0

哲学的な難解SF大好物な私ですが今年一番面白かった。多元宇宙論好きにはたまらない。
例えるならテリーギリアムほどのマニア向け難解さをとっぱらって大衆を意識したつくりで最高だった。
テンポも良い。
難解
>>続きを読む

メメント(2000年製作の映画)

3.8

ストーリーはともかく魅せ方がすごかった
この手法を使うことでこの主人公と同じ状態になれちゃうっていう天才的な発想。
理解するまで時間がかかったけどわかってからは一気に引き込まれた
前知識いっさい無しで
>>続きを読む

アブノーマル・ウォッチャー(2015年製作の映画)

3.0

おっちゃんの演技うますぎないか?
ただのサイコパスではなくて、登場人物に感情移入しちゃってる所がより変態度高い

幸せなひとりぼっち(2015年製作の映画)

3.8

ストーリー自体はありがちなのに、
炸裂するスウェーデンのブラックコメディ世界感。
暗いのにクスッとくる。悲劇を笑いにする。
この雰囲気好きだなあと気楽に見てたのに、ラスト20分で泣かされた。

スウェ
>>続きを読む

クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!夕陽のカスカベボーイズ(2004年製作の映画)

3.6

忘却って、こわい。
忘れてしまい、慣れてしまう。
人間が日々繰り返している事のひとつだけどよく考えるととてもこわいこと。
途中の焦燥感がリアルだった。
ちゃんと西部劇してるしちゃんとシリアスだしちゃん
>>続きを読む

立派なこどもの育てかた(2018年製作の映画)

3.1

もっと心理学に基づいた面白い検証みたいな映画かと思ったら、コメディだった。
まったりした雰囲気は良かった

マギーズ・プラン 幸せのあとしまつ(2015年製作の映画)

3.3

シュールだった。女ってこういうアホなとこあるなあ、男ってこういうアホなとこあるなあっていう現実感は良かった。
日本じゃあり得ないというか、アジアの価値観だとそこに何かしらの「罰」が対価として支払われな
>>続きを読む

Death Note/デスノート(2017年製作の映画)

2.0

あのデスノートがティーンエイジャー向けの青春恋愛映画に早変わり。

この題材を使っておきながら何をどうしたらこうなるのか、逆にすごい。

ニンフォマニアック Vol.2(2013年製作の映画)

3.8

欲求に正直に生きる事のなにが悪いのか分からなくなるほど美しかった。(特にvol1)
誰か(自分の子供)を傷つけてまでそれを貫きたかった女の孤独。
同情できない、と言えばそれまでだけどもっと踏み込んで感
>>続きを読む

ニンフォマニアック Vol.1(2013年製作の映画)

3.8

彼女にとって
信じられるのはオーガズムだけ。
彼女は悪人でもなんでもなく、ただ果てしなく真実に近づいただけなのではと思ったりする

カタクリ家の幸福(2001年製作の映画)

3.3

この作品、なぜか欧米人にもファンが多い。実際に私も欧米のエンタメ好きな友人に好きな日本の映画聞くと、この作品答える人多い。
このぶっ飛んでる感がいいのかな。
たしかにおもしろいし飽きずに見れたけど、そ
>>続きを読む

嫌われ松子の一生(2006年製作の映画)

4.0

中谷美紀さん生まれて来てくれて松子を演じてくれてありがとう!
と思うほど中谷さんの松子が好き。
すべてはささいな勘違いから始まり、その穴が自分の中で大きくなり…埋められない穴を埋めようともがくように生
>>続きを読む

告白(2010年製作の映画)

3.8

鬱展開だけど引き込まれて飽きずに一気に見れた。見終わった後に襲ってくる虚無感

ミクロ・アドベンチャー(2014年製作の映画)

3.4

安定したB級ファンタジー。
街並みがすごくかわいいしセットもお洒落。
オランダっぽいと思ってたら本当にオランダ。なのに英語だから少しの違和感。
父親がややカタブツ、ポンコツ設定だけどこれもアメリカだっ
>>続きを読む

ザスーラ(2005年製作の映画)

3.6

童心にかえれてワクワクできた
B級感ある宇宙も好き

秒速5センチメートル(2007年製作の映画)

3.5

とにかく映像もストーリーも綺麗だこと。こんなの経験してみたかった

15歳、アルマの恋愛妄想(2011年製作の映画)

3.2

この北欧の、何も無さすぎて鬱屈とした感じ。若者の気だるさ。
日本ならこういう、思春期の若者の受け皿って結構あってそれが変な文化になったり危ない事だったりもするけど、何も無いからまあ健全w
こんなちょっ
>>続きを読む

我が家のおバカで愛しいアニキ(2011年製作の映画)

3.4

馬鹿でかわいいから憎めない。
周りにいる人達、ああいるよなこんな人の連続