むかでさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

むかで

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ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

登場人物全員のことが好きになってしまう映画だった。主人公と会長、トレーナー、弟、仕事仲間、それぞれの関係性がどれも素敵。
鏡の前で会長とシャドーするシーンが本当に美しかった。
トレーナーをリングに入れ
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犬王(2021年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

「我が名は 所詮 壇ノ浦の友魚」と、犬王の感情が抜け落ちたかのような表情がやるせない。
ラスト、犬王の声が幼少の頃に戻るシーンが凄く好み。アヴちゃん歌も声も良い。
エレキやドラムの音がガッツリ入ってい
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きさらぎ駅(2022年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

エンドロール後の主人公はどこまで記憶を持っているのか気になる

レオン 完全版(1994年製作の映画)

4.3

マチルダの目力にやられた
殺しの最中、レオンからの指導を真剣に聞き幼く頷いているシーン愛しくて堪らない

私が欲しいのは愛か死よ

パプリカ(2006年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

世界観、画角とても良かった
千葉が廊下を走ってパプリカに変わる瞬間が大好き

怪物(2023年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

子役二人のシーン全てが美しかった
安藤サクラ言わずもがな良い演技
トロンボーン、校長の涙
誰かにしか手に入らないものは幸せって言わない
校舎に鳴り響く怪物の咆哮に鳥肌が立った
子供の声ってなんでこんな
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クワイエット・プレイス(2018年製作の映画)

3.5

ツッコミどころ満載だったけど緊張感はあって面白かった

孤狼の血 LEVEL2(2021年製作の映画)

4.5

松坂桃李の演技良かった
血と泥で薄汚れた顔の中で目だけがギラギラと輝いている
今作はヤクザというより狂人の怖さ
裏切りに次ぐ裏切りに圧倒的暴力、ずっと破茶滅茶だけどずっと飽きない
広島弁

孤狼の血(2018年製作の映画)

4.4

終始治安が悪い
ざらざらの画面におっさん達の脂ぎった肌
ラスト松坂桃李の笑みが最高

つみきのいえ(2008年製作の映画)

3.7

下へ下へ、過去へ過去へ
部屋の数が減っていくのに淋しさを感じる

部屋に飾ってあるたくさんの写真
このおじいさんはたとえパイプを落としてしまわなくても、大切に過去を抱えて生きていくし、そうして生きてき
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凶悪(2013年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

リリーフランキー、ピエール瀧の演技が圧巻
釣り堀で見せた五十嵐の人間味がそれ以外のシーンとチグハグで良かった

楽しかったんでしょ?
こんな狂った事件必死に追いかけて
あなたは楽しくて楽しくて仕方がな
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茜色に焼かれる(2021年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

他人にルールを求めるのは難しいと思う
自分たちがしっかりしてればいいでしょ

もう腕よりも内面がボロボロなんだよ
取り返しがつかないほどボロボロなのに、なんで生きようとすんのよ
だったら死んだ方がいい
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ベルファスト(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

女の心を掴むには?
ただ愛するだけ

今もときめく?
お前を見る度にな
相変わらずバカね

皆 お前の味方だ
お前がどこに行って何になろうとも一生変わらん
それがわかってれば不幸にならない

チキチキ
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なかよくなれたらいいな(2015年製作の映画)

3.2

悲鳴をあげるほどでは無いが明確に恐怖を感じる絶妙な不気味さ

護られなかった者たちへ(2021年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

震災は怪物
死んだらおしまい、絶対そうじゃないから
それぞれの絶望と正義

成れの果て(2021年製作の映画)

3.7

萩原みのりの目力
登場人物みなクズでもはや気持ち良い

そこのみにて光輝く(2013年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

綾野剛、池脇千鶴、菅田将暉の演技が良い
また殴んの?と言われて癇癪を起こした子供のように物を投げる、相手に当てるのを恐れながら
窓から身を乗り出した拓児の「まぁつりの仕込みなんだ!!!」ガキ感最高
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黒い家(1999年製作の映画)

3.8

光、音、色の使い方、カメラワーク
大竹しのぶと西村雅彦の演技がすごい

はちどり(2018年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

登場人物全員が痛々しくてただ呼吸をするだけで精一杯で、なんだか愛しく思える
病院の廊下で娘を見る父の顔
先生が歌い終わった後、窓から聞こえてくる子供の歓声で泣きそうになった
ウニが先生に怒鳴った時の別
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ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

3.7

ベッドの上で母の泣き声を聞くピーターの目
喉を鳴らす音

いつかの君にもわかること(2020年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ひたすら愛に溢れていた。
死を目前にした恐怖にもとらわれず、ジョンは息子マイケルのことしか考えていない。
35本目の蝋燭を受け取るジョンの表情や、体の痛みに顔を顰めているところを見られていたと気づいた
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