Sheさんの映画レビュー・感想・評価

She

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プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

4.4

観終わってからタイトルについて考えるとより辛い。無音で強調される男女の力の差、むごい。

ここまで想定して覚悟を決めなければ裁きに持っていけないやるせなさ。

嫌なら逃げれば良かったじゃんなんてこれ観
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ハケンアニメ!(2022年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

どんなジャンルでも、何かの作品に出会って生き続けられた、救われた経験がある人には刺さると思う。
お家でみて良かったと思うくらい泣いた。

この作品自体も丁寧に作られていた。
緊張したときの独特な早口、
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リップヴァンウィンクルの花嫁(2016年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

明るく自然体なシーンの後は必ず悲しい出来事が続く。

働く人、生き物、お金が印象的。


「人の真心とか優しさがくっきり見えたらありがたくて壊れちゃう。だからお金に置き換えて見なかったことにしてる」
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

足音が印象的。大叔父様の世界では足音が聞こえなかった気がする。

のちの時代に繋いで欲しいことを台詞として散りばめているけど、継承ではなく生き方をタイトルとして据えたところ良いな〜。
どの作品にも出て
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スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

「怒りが怒りを来す」
抱えていた怒りが看板に燃えて次々と伝播していく。

すーごい言葉遣い飛びかってて驚いたけどこれくらい暴れたっていいと思う、許さなくていいし被害者側に一切非はない。
同じテーマの邦
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キル・ボクスン(2023年製作の映画)

3.8

深津絵里さん説多いけど私は大塚寧々さんに似てるなーって思って観ていた。

撮り方おもしろい。
スーパーのシーンピクサーみたい。
引きで車から降りてる場面、控えめ色合いの建物バックで衣装が映えていてすて
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名探偵コナン 時計じかけの摩天楼(1997年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

蘭ちゃんかわいいー!乙女心の勝利!

初期の白鳥警部ってミスリード役多かったのかな、他の事件でもあった気がする。事件解決と思いきや蘭ちゃん危機に繋がるのは1作目から変わってないんだなあ。

名探偵コナン 灰原哀物語 黒鉄のミステリートレイン(2023年製作の映画)

3.5

リアルタイムで追ってるときは伏線回収されたり正体分かったりで神回だけど、ここだけ切り取られると力技なミステリーだなと思う。それでもなぜだか好きな回。

哀ちゃんメインは悲しい展開が多いから、スペシャル
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ナイブズ・アウト:グラス・オニオン(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

前回はドーナツ、今回はオニオン、物語が形どおりに作られている。マイルズの言葉やミステリーの筋書きを他人に依頼したところにん?となっていたら全て伏線で、なるほどこの人自身も玉ねぎねーー!と楽しく観られた>>続きを読む

そして、バトンは渡された(2021年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

手紙のタイミングや梨花さんに会えなかったことなど、結局大人たちの都合やないかいと思えなくもない。誰も不満そうではないなら、優子ちゃんが幸せなら、ここでは問題じゃないのかな〜どうなのかな〜

早瀬くん、
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アガサ・クリスティー ねじれた家(2017年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

この家は“抑圧された情念”の温床
心がねじれてしまう

世界で誰よりも愛し
命を捨てる覚悟の相手が
世界で最も憎む相手なら


言葉通りのお話だった。ツリーハウスから落ちた後にナニーの事件があったから
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シニアイヤー(2022年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

2000年代ハイスクールのバチバチに可愛い世界憧れたなと思い出した。スクールカースト上位は容姿と持ちものが華やか、イケてる彼氏、チアリーダー。イメージが平成で止まってたけど、今は環境問題への取り組みや>>続きを読む

ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(2022年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

ダンブルドアははっきりと恋をしたと言うけどグリンデルバルトは1度も言わない、ダンブルドアも「愛した」ではなく「恋した」と言う。
お互いの胸の音をきくシーンと「私はあなたの敵だったことはない(ニュアンス
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イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(2014年製作の映画)

4.6

途中から私そのマシン知ってるよって教えてあげたくて仕方なかった。
人生が映画になっているなんて信じられないくらいの当時の仕打ち。

気持ちを張りつめ夢中で取り組んだ成果が、極秘任務で偉業だと称えられる
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シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム(2011年製作の映画)

4.0

クスッと笑える場面があって好き。オペラ座に向かうところの音楽かっこいい。普段は穏やかで冷静な教授なんだろうなっていうモリアーティだったので、キレた瞬間の表情が際立って怖かった。前作で分かってはいたけど>>続きを読む

エノーラ・ホームズの事件簿(2020年製作の映画)

4.2

aloneって聞くと孤独と結びつけがちだけど、各々の信念に基づいてしっかり生きてるホームズ家かっこいい。侯爵の登場シーン美しすぎて転がった!!!!!!!!ロマンスかな?と思ってたら侯爵の旅に着いて行く>>続きを読む

蜜蜂と遠雷(2019年製作の映画)

4.0

とにかく苦しかった。「世界が鳴ってる」から涙が止まらない。チューニング中境界線が曖昧になる感覚を思い出す。

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

映画館で観て良かった。音楽や青春がテーマの映画ならここでハッピーエンドだろうっていう2人のデュエットのシーンが無音だったのすごく効いた。何度も2人の練習を見ていたから頭の中に音があったけど、きこえるか>>続きを読む

ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

2万年後、笑顔で話す姿をみて確かにコメディだと思った。
どんでん返しはなかったけど、万が一の状況で欲の塊のような人がいたら怪しめるからこの結末が残ることは救いかもしれない。
ミンディ博士とケイトが諦め
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フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

5.0

絵画のような舞台のような、アニメも雑誌も絵本もごちゃ混ぜしたような濃厚な世界観。なのに観終わった後は爽やかな気持ちだった。音楽がとてもすてきでテンション上がる。朝イチでぽけっとしてたら場面転換の速さに>>続きを読む

ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

後から考えれば犯人は割と分かりやすい人だった。しっかり登場はしないけど語られる"ランサムはこういうやつ"が刷り込まれていて、協力申し出たとき良いギャップを感じてしまった。

スロンビー家の皆さんが後ろ
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劇場版 呪術廻戦 0(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

PVみたいに綺麗なOPで始まり後半はダイナミックなアクション連続で、映画館で観て良かった!!時々映る乙骨くんの足、始めはとぼとぼ歩いていたのに段々と力強く進んでいてかっこよかった。生きてていいって自信>>続きを読む

スウィンダラーズ(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

コンフィデンスマンに似てるのも分かったけど、こちらはターゲットに自分の事情や思いが絡んでたから、騙されたよりもハッピーエンドで良かったと安心した。連行される時のヒョンビンの表情!!かっこいー!チュンジ>>続きを読む

9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

4.6

怒涛の展開で面白かった。「オスカル・ブラックに会わせて」がこんな風に回収されるとは。母国語が出てくる人羨ましいと思ってたらそこかーいってところで日本出てきて笑った。エリックが小説を燃やしたところ、短期>>続きを読む

ブリングリング(2013年製作の映画)

3.6

エマ・ワトソンずーーっと可愛い。
決して貧乏ではない、むしろ裕福な家庭の子ばかり。愛情たっぷり注がれて育ったようには見えない。憧れが近くにある。理由が分からないまま満たされない。マークが言ってた「アメ
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劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

5.0

大号泣。あれだけ煉獄さん煉獄さん言われている意味が分かった。
誰だって心が揺れるときあるじゃんか、、煉獄さんの鬼にはならない!ってブレない信念と、炭治郎の澄んだ心の中が美しくて涙止まらなかった。

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ワタシが私を見つけるまで(2016年製作の映画)

4.2

面白かった〜!アリスの部屋とっても可愛い、、窓際で読書したい。賢くてリッチをひけらかすこと無くシングルを楽しむロビン!好き!!初めは夢みがちかと思ってたケンの言葉でちょっと泣いてしまった。ジョシュには>>続きを読む

ザ・ハッスル(2019年製作の映画)

4.0

2人がコンビの時点で面白いの確定。観る方は何にも考えず笑って観られるけど、演技力ないと成り立たないだろうな。色々な国の言葉が分かったらもっと楽しめそう。アンハサウェイってどうしてこうも一つひとつの所作>>続きを読む

マイ・インターン(2015年製作の映画)

4.3

他のドラマを観てたんだけど、やる気をもらいたくて再鑑賞。以前なぜだか号泣した記憶があるけど、今回はとっても穏やかな気持ちで観られた。くるくる優しく変わるベンの表情とても素敵。穏やかに丁寧に、美意識を持>>続きを読む

トイ・ストーリー4(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

批判が凄かったイメージがあって影響を受けそうだったからすぐには観なかった。結果、それぞれのキャラクターが自分で選択していて私は好きだった。バズの内なる声可愛い。ボーかっこいい!一から次世代のストーリー>>続きを読む

セットアップ: ウソつきは恋のはじまり(2018年製作の映画)

3.5

それでも、好きなひとの人柄を好きになって、人柄に拘らず愛する。好きなひととはガッツリ深い話したいしかっこつけずにピザ頬張りたいから、ふたりの恋愛観に共感した。ハーパーのお友だち、信念しっかりしてて友だ>>続きを読む

グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

面白かった、、こんなにワクワクときめく作品に出会えて嬉しい。鍵の秘密結社のところと夜ごはんを食べる前の長いお話のテンポ感可愛い。キュートなケーキの中に刑務所から抜け出す為のハンマー埋め込まれているとこ>>続きを読む

リリーのすべて(2015年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

エディかっこいい〜ってぼんやり思っていたけど、お話が進むにつれて忘れてた。とっても綺麗なリリーにしか見えなかった。ヒールぐきってなってた人とは思えない所作、百貨店で働いてるあたりのシーンの口角をキュっ>>続きを読む

ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

最後ー!笑った!笑って終われてよかった。なんだかんだ皆んないい人でハッピーに進んだけど、急にパーティ乗り込んでいいの?!もっと計画したら?!恥ずかしいこと起こらない?!ってハラハラしながら観ちゃった。>>続きを読む

シカゴ7裁判(2020年製作の映画)

4.4

戦争や政治に対しての感想は、私は知識が浅いし当時を生きたわけでもないから書かないし書けない。だから映画の中だけの、人を見た感想を書いておく。

「類を見ないほど衝撃的に」判事が酷かった。法廷で判事以外
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インサイド・ヘッド(2015年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

自分の脳内と瞼越しの映像を想像しながら観た。大人になるにつれて崩れてしまった島も育った島もあるんだろうなとか、自分そっくりな感情たちが一緒に頑張ってくれてるのかもと思うだけで自分を大切に思える気がした>>続きを読む

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