はさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

3.5

結婚こそが女性の幸せとされる時代に、己の価値観、信念を通し、最終的には幸福を勝ち取った事を見ると、自分らしさを貫くことが正しいのかなと思っちゃう
俳優陣が全員美形で、美しさの暴力でした

ザ・ベビーシッター ~キラークイーン~(2020年製作の映画)

3.3

観ている最中も観た後も何も感じない虚無映画でした
だいぶ前に前作を何気なく観た時は面白いと思った気がするんですけど、それで変なバイアス掛かっちゃったのかも

耳をすませば(1995年製作の映画)

3.4

若い頃、自分の限界やポテンシャルが分からなくて、取り敢えず挑戦してみて、結局ダメで打ちひしがれることありましたよね
そんな時に、時間をかけて自らのアイデンティティともなる得意を磨くことを教えてくれる大
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もののけ姫(1997年製作の映画)

3.7

お互い分かり合えない価値観のもとに暮らしていても、お互いが生きていくことを許していける世界、つまりは、白黒付けず、灰色であることを受容し、譲歩する関係が美しいと感じました
相容れない価値観の者同士が“
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コンフィデンスマンJP ロマンス編(2019年製作の映画)

3.5

1時間ちょいは割と微妙な空気感が流れていたんですがそこからが一気に良いお芝居みたいな展開で泣いちゃった

コクリコ坂から(2011年製作の映画)

3.4

貧弱な感受性しか持っていないために、何も感じることが出来なかった
昭和時代を生きていないので、懐かしい歌や情景に郷愁を感じることもなく、登場人物に感情移入も出来なかったので、ただひたすらに無でした
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この世界の片隅に(2016年製作の映画)

3.5

自分の中で戦争に対する解像度が上がったような気がしました
敗戦した事に屈辱や憤慨を覚えると同時に、終戦したことで確かな喜びも感じてしまうような複雑な気持ちを観た
自ら選択した人生を力強く生きていこうと
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1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

3.5

劇場で観るべき映画だった
シンプルなシナリオとシンプルなメッセージで、特筆すべきはワンカット風の映像描写くらいなのかなと思いました
水面に浮かぶ浮腫んだ死体や野戦病院の惨状を見るに戦争って悲惨だねって
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ラストレター(2020年製作の映画)

3.9

‪福山の行動が気持ち悪いし、福山視点で観ると松たか子や広瀬すずからの台詞で凄くしんどい思いになります‬
‪それでもみさきのラストレターがアレだったので救われたような気もするし、人生自分次第でなんとかな
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見えない目撃者(2019年製作の映画)

3.5

吉岡里帆の演技初めて観たんですけど、全然アイドル女優っぽくなくて良かったです
サスペンス感とグロさがあって流石元ネタが韓国映画なだけあるなと思いました
丁寧にサスペンスしてたしオチもありきたりな感じで
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ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

3.5

めちゃんこグロいし怖すぎて笑いました
ストーリーもちゃんと布石を置いてから回収って形なのでなるほどと唸りながら観ました
もう一度観るかと言われれば多分観ません
だって怖いんだもん

シンドラーのリスト(1993年製作の映画)

3.5

‪残虐描写や痛ましい描写が多く、心揺さぶられた‬
‪主に白黒映像なので当時の映像を流しているかのような錯覚を味わえた‬
‪スピルバーグの作品の幅に感動した‬
‪エンタメ映画から伝記まで手広くやってんな
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ゾンビランド:ダブルタップ(2019年製作の映画)

3.4

‪アビゲイル・ブレスリンってリトルミスサンシャインの少女か!って驚きましたよね‬
‪立派に成長してて何よりでした‬
‪本編よりもラストのDay0のエピソードが好きでした‬
‪全体的なコメディ感とかB級
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エイリアン:コヴェナント(2017年製作の映画)

3.7

序盤は正直微妙なものの、中盤あたりからメキメキ面白くなっていって、ラストは感動ものだった
容易に予測できるオチではあるのだけれど、人間を全く応援していない立場からするとこれ以上ない最高のラストだった
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エイリアン4 完全版(1997年製作の映画)

3.5

前作で死んだリプリーがまさかのクローンで登場
あまりの強さにトンデモSF感を感じた
ニューボーンのゼノモーフと人間が一体化した様なデザインも素敵で、痛めつけられるシーンではやはり心が痛んだ
リプリーが
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エイリアン3 完全版(1992年製作の映画)

3.5

前作はエイリアンがバタバタやられていって切なかったですが、今回はほとんど一方的に人間が痛めつけられるので小気味が良いです
血みどろでグロテスクな描写も多く見応え抜群でした
このシリーズはここでもう終わ
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天才マックスの世界(1998年製作の映画)

3.5

個性的なキャラクター、独特の音楽センス、左右対象の画面、初期作品の割にしっかりと今のウェスアンダーソンが彷彿とされてて驚きました
大人ぶりたい子供のマックスと大人になれない大人のハーマンの人間関係が良
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紅の豚(1992年製作の映画)

3.7

‪世界恐慌直後のアドリア海を舞台にしたハードボイルド豚ロマンス映画‬
‪豚が口を開くたびにいちいちカッコよくて痺れる‬
‪飛空挺の描写はナウシカよりもより写実的でカッコよかった‬
‪豚はカッコいいしフ
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風の谷のナウシカ(1984年製作の映画)

3.5

人間のエゴだけで暮らしちゃダメだよ〜っていうメッセージくらいしか受け取れなかった自分の感受性の鈍さが悲しい
王蟲や巨神兵は記憶にあったより意外とざっくりしたデザインでしたけど、機械の描写は結構写実的で
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リトル・ミス・サンシャイン(2006年製作の映画)

3.6

‪ミスコンを夢見る少女オリーブ、無口な兄さん、意識高い系父さん、割とまともな母さん、ヘロイン中毒爺さん、ゲイの叔父さんという様にキャラが立ってて面白い‬
‪そんな家族達が織りなす珍道中ロードムービー‬
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

3.5

反戦争、脱偏見のジョジョの成長映画でした
コメディタッチで描かれる第二次大戦中のドイツの世界観
思えば子供目線で描かれていたのかな?
登場するキャラクターは皆個性的でコメディチックでした
特にトーマサ
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ホビット 決戦のゆくえ(2014年製作の映画)

3.7

ホビット完結作である今作は、冒頭からクライマックスでテンションブチ上がり
後は戦争しまくりでやや冗長に感じるんだけど、そんな中でもドラマがしっかりあって凄いなと感じました
LotRに繋がるラストと物悲
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ホビット 竜に奪われた王国(2013年製作の映画)

3.7

‪ホビット二作目の今作ではLotRで主要キャラだったレゴラスや敵役のサウロンも登場しました‬
‪今作も世界観が良く迫力も満点で、特にスマウグ戦は胸が熱くなりました‬
‪でもこんな良いところで終わるのか
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ホビット 思いがけない冒険(2012年製作の映画)

3.6

‪otRの前日譚的な、スピンオフ的な扱いだと思っていたんですが、LotRに負けず劣らず壮大なエピソードです‬
‪LotRではギムリくらいしかドワーフは登場しなかったですが、今作はドワーフがメイン張って
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死霊館のシスター(2018年製作の映画)

3.3

死霊館に比べて日常パートが少ないので怖さ倍増でヒエッって感じでしたね
怖すぎてうんことおしっこが同時に漏れちゃうレベルでした
ヴァラクのビジュアルが怖かったけどアイリーンのビジュアルは可愛かったのが救
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死霊館(2013年製作の映画)

3.3

正統派ホラー
次の瞬間に何かくるんじゃないかとハラハラしながら観ました
恐怖の演出が上手で少しおしっこ漏らしました
マッケンジーフォイがめちゃくちゃ可愛くてタンスに頭ぶつけてる時本気で心配しちゃいまし
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お嬢さん(2016年製作の映画)

3.9

三部構成の映画で一部では衝撃を受け、二部で納得をして、三部で尊くて死にました
何を言おうにもネタバレになりそうなのでこれだけ言うんですが、こんなに面白い映画は久しぶりに観ました
話題になる映画にはそれ
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ダークタワー(2017年製作の映画)

3.5

‪95分の短い尺でこの世界観を描ききるには少し無理があったのではないかな?とは思うものの簡潔に纏まっていて、一つのアクション映画として面白かったです‬
‪長編小説で7部構成ならばドラマ版ででも出てくれ
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ドクター・スリープ(2019年製作の映画)

3.7

細かいことは抜きにして、シークエルトリロジーやX-MENの様なノリでシャイニング(スチーム)を使うのでシンプルに面白かったです
スティーブンキング原作のダークタワーというのも面白そうなので観てみたい
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20センチュリー・ウーマン(2016年製作の映画)

3.5

母と子と同居人のお姉ちゃんと親友とおっちゃんが過ごす人生の一瞬を切り取ったような映画だった
母が時代に遅れをとるまいと健気に生きていく様は見ていてなんだか悲しかったですね
時代の変化の中でも子供と繋が
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IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。(2019年製作の映画)

3.5

ビビらせパターンが前作と似たような感じであんま怖くなかったです
シャイニングネタを入れて来たり、スティーブンキングをカメオ出演させたりしていて、作者に敬意を払ってるのかな?とか感じました
露骨なゲイ描
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ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還〈スペシャル・エクステンデッド・エディション〉(2003年製作の映画)

3.8

今回3作通してエクステンデッドエディションで観てみましたが、観終わったあとって映画を観終わったって感情じゃないですね
なんだろうねこれ
壮大な物語を追体験したような感じでした

ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔〈スペシャル・エクステンデッド・エディション〉(2002年製作の映画)

3.7

サムの台詞の一部の「夜の後に、必ず朝が来るように、どんな暗い闇も、永遠に続くことはないんです。新しい日がやってきます。太陽は前にも増して明るく輝くでしょう。」ってのが何というか刺さる
そういうのが偉大
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