お母さんに麦茶を頼む声、耳から離れない。森田剛さんの演技に魅了されたあの衝撃は何年経っても忘れられない。
扇風機と麦茶と…夏が来る前に必ず観返す作品、そして今年も。
朝ちゃんぐらいの年齢の皆さんにお勧めしたい!ほんと、瑞々しくて清々しい。若い頃に出逢いたかった、そんな温かい勇気をもらえる作品。
ある日突然、大人になる訳じゃない。こどもの頃、大人になったら自然にき>>続きを読む
時間止まったままの美しい景色がなんとも異世界との境界っぽかった。言葉が丁寧で静かで文学的、小説を読んでいるかのよう。
内容がわかり始めるまでに時間がかかったけど、個人的に輪廻や縁みたいなものを信じてい>>続きを読む
久しぶりのおかわり鑑賞。人と人が繋がっていく感じ、自然な会話がやっぱり心地よい。
スクリーンじゃなくて、自宅でまったり浸る方がいいかもと思った。
(言葉は悪いですか)心底グズでダメダメな男性2人の会話劇が最高でずっと観ていたかった。現在と過去が交差して展開がおもしろかった。
韓国料理屋から帰ってからの女の子たちとのシーンは、そういうの正直もう>>続きを読む
初日舞台挨拶にて。
草彅さんの目、感情の変化で別人の様に見えた。まるで整形したかのよう。
囲碁の楽しみ方にも人柄が表れ、石を置く音にもその時の感情が乗っているのがわかった。
夜と昼、光と闇。自然の>>続きを読む
もっと呪術や呪いみたいなイメージでドロドロしているのかと思ってたけど、柔らかな感じだった。導入から分かりやすく世界に入り込みやすかった。日本の呪術学校みたいなのが面白かった。先生方はじめ名優揃いで安定>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
完成披露試写会にて
公のイメージからは遠くかけ離れた、今までに観たことのない石原さとみさん、何もかも。一縷の望みに希望を託し娘を捜し続ける母そのものだった。
娘が保護されたと連絡を受けて、駆けつけ>>続きを読む
来日スペシャル上映会にて。
ジミーとアミがとにかく瑞々しい!
若い頃の純粋な恋の記憶っていつまでも鮮明、時が経てば経つほど。景色や香りや音楽や味や湿度…全てが記憶に直結していて、一瞬で思い出すことが>>続きを読む
自然すぎてドキュメンタリーを観てるみたくて、ずしんと重かった。
同級生のあの子、今どうしてるかな?
ずっと焦らされている感じ湿度高め。生きていないものからのカメラワークが好き。
吹き替えと字幕とで鑑賞したけど、ニュアンスとか自分で言語が判ればもっと浸れただろうな。
観ているこちらも一緒にループしている感覚で、主人公とともにだんだんとルールが分かっていく。次はこうしてみようとか止めてみようとか企てたり心が近づいたり。テンポよく世界に入り込めて面白かった。ちょっと浦>>続きを読む
好きに勝るものはない!好きを大切に生きていけたらどんなに素敵だろう。
大人になった同級生たちが、子どもの頃から全く変わっていないミー坊と再会し自分らしい道を見つめ直していくのすごく温かかった。
同級>>続きを読む
朝陽の内面について、えっ?まさかそんなことないよね、嘘だよね?どこまでが本当なの?がどんどん湧き上がってきて最後まで胸がグルグルした。どうか真っ当な大人が立ちはだかって欲しい。若い子たちのヒリヒリした>>続きを読む
誰しも52ヘルツのくじら、痛みがわかるからこそ寄り添える。
志尊淳さんでなければ成立しなかったアンさん。物語が進むにつれ納得しかなかった。
原作に敬意を
帰り道に原作本を購入した。
リアルとファンタジーの絶妙なバランス、惹きつける画と音楽と素敵だった。喪失感に優しく寄り添う温かさ。
「新聞記者」の中で、この世界って何が起こってもおかしくないから、いま目の前のものを大切にしようっ>>続きを読む
何だろう、何がこんなにも良いんだろう。濃度の濃い涙が出た作品に巡り会えたことが嬉しい。
片方ずつお揃いのピアス、猫ちゃんの成長、結婚式の写真で微笑んでって言われてなどなど。数え切れないほど散りばめられ>>続きを読む
それぞれみんな抱えている物がありながらも、身近にいる人の力になりたいと思い合う温かくて優しいお話。藤沢さんと山添くん、これからも大丈夫だと思う。
こういう作品を観た後の帰り道は、ちょっと世界が違って>>続きを読む
ドラマ版が良かったので劇場でも。
100年前のこと。作品を観るまで主人公のことを知らず、昨年の映画『福田村事件』とも繋がり感動が立体的になり心を強く揺さぶられた。
若い頃にこういう作品に触れたかった>>続きを読む
今まで苦手意識あっての人生初ゴジラ、まさかうるうるしちゃうとは。
たとえ展開予想ができたとしても、それをちゃんとバランス良く収めてくるから鑑賞後の満足感が高かった!キャスト皆さん素晴らしかったよね。
かなり好きなタイプの作品だった!
映像の質感やカメラワークも作品に合ってた。
それぞれの背景は説明し過ぎず足りすぎず絶妙に描かれていていて物語に引き込まれた。思考が止まることなくエンドロールだった。>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
受け取り手を信頼しすぎてて、沙苗以外はえっ?この後どうなった???なぜ???と気になる人ばかりだし、こちらの想像にお任せなの自分には難しくてちょっと重かった。
脚本家がそれぞれの役の背景(履歴書みた>>続きを読む
主人公の持つ幼い純粋さは未熟で突発的。心や思考と中身がこどものまま大人になった、そう成長せざるを得なかった背景に胸が痛む。刑期を終えてからの人との出逢いの中で、前進しては後退し立ち止まり、そしてまた一>>続きを読む
原作未読。キャストがとにかく豪華でアクションにも迫力があり初めから惹き込まれた。日露戦争後の時代物が久しぶりだし、アイヌ文化も興深かった。北海道?の雄大な自然も見どころで、極寒のさぞかし過酷な現場だっ>>続きを読む
原作未読、ヤクザと中学生の交流って無理でしょな設定をも自然な有りしてしまう、確かなキャストと流石な脚本!
紅でうるっとするとは思ってなかった。
あー楽しかった!
笑いに対して直向きすぎて狂気、あそこまで没入できるの羨ましい。岡山天音さん素晴らしかった。居酒屋でのピンクとのやり取り良かった。
鑑賞するまでは岡山さんのインタビュー記事など読むのを我慢していたので、>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
予告だけで楽しみにしていたので、予備知識をほとんど入れず鑑賞。
映像と画角がとにかく素晴らしく美しかった。劇場での鑑賞をおすすめする。
光の目線でモノクロ世界で物語が進む。
歳をとり、光が色彩をとら>>続きを読む
辛い現実を目の当たりにしてるのに、どんな時もぼうやの瞳がきれいで瑞々しくて。どうかこの先、生き抜いて幸せに暮らして欲しいと願うばかりだった。
たとえ戦争が終わったとしても、誰しも失ったものが多くても>>続きを読む
デジタルリマスター観賞。
あれから22年だって、驚いた!あの頃も大好きだったし、いま観ても変わらず大好きだった。
このレビューはネタバレを含みます
同じプロポーズのシーンが冒頭と後半に有る。市子の過去を知ってからの後半のプロポーズの涙がたまらなかった。
市子が身につけてきた処世術を思うと胸がつまり、生きるためにそうせざるを得なかったのも理解できる>>続きを読む
平山さんは、毎日のルーティンを乱されちゃうことに困惑しながらもそっと受け入れて。それが後から思い出してニヤッとしたり涙する出来事につながったりして。説明がないから、思いを馳せたり没入できる贅沢な時間を>>続きを読む
ファンタジー要素あり。若い世代が戦争を知るきっかけとなり、本当の歴史を知ることに繋がれば良いかと。
平和と当たり前の日常への感謝。彰と百合が気持ちを通わせていく過程をもっと観たかった。映画の尺では仕方>>続きを読む
北野武味の時代劇、戦略を練る時にそんな砕けた会話してたかもなって気もする。訛りの強過ぎる信長も新鮮だった。
色彩の鮮明さが、残酷さを増していた。題名は首しか思いつかない。
ヤンキー映画だと避けたら損。とにかく熱い。キャストのバランスが良くて、個々の力を思いっきり引き出し掛け合わせた相乗効果が良い。主人公を取り巻く仲間も敵対グループもキャラが一人ひとり立ってる。惹き込まれ>>続きを読む
新垣さんの光のない瞳を初めて見た気がする。それぞれの登場人物が交差するまでが少し長く感じたが、それがあるからこそ繋がってからが惹き込まれたのか。原作を読んでみたい。
後半の家族のエピソード、家族それぞれの背景もっと観たかったな。余白を残しているといえば、そうなのかもしれないけど。
理由や意味がなきゃいけないんですかね。嫌悪感しかない助監督、本当に嫌いで思い出しても>>続きを読む