たさんの映画レビュー・感想・評価

た

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.0

歓声と悲鳴、水が張られて一直線に並べられたコップ、帽子、停止看板

まともじゃないのは君も一緒(2020年製作の映画)

3.7

とても良かった!
普通になりたいとぶつくさ言ってたのに大事な子のために普通ってなに?!なんで平気そうなんだよって怒るところ、うお〜ってなった。
受験控えてない中学生高校生に見てほしい。

鋼の錬金術師 嘆きの丘(ミロス)の聖なる星(2011年製作の映画)

3.5

さすがのハガレン、アクションシーンが鮮やかで贅沢な映画!
序盤で作画オタク界隈で有名なシーンがあるのでうわ〜ってなってるうちに引き込まれている。アニメーションだ〜!って感じ。

お話はアニオリで結構駆
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劇場版 SPY×FAMILY CODE: White(2023年製作の映画)

3.0

各セクションの方が全力を尽くしてたのが伝わった!

「Dr.スランプ」が「Dr.スランプアラレちゃん」になったみたいな変化とヒットの仕方をしてるのはジャンプ原作では滅多になかったので、相当目をかけてい
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バグダッド・カフェ 完全版(1987年製作の映画)

4.6

シーンに合わせた劇伴というよりも、環境音と劇中歌が流れるタイプの映画で全部は説明しないバランスが心地よかった。

こういうやり方ってきっと難しいのに、画面で見せることを知ってる演出パワーがすごくてわか
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ハウルの動く城(2004年製作の映画)

4.0

小さい頃見た時はただただ美術が美しくて圧倒されていたけど
敵国それぞれに招集を受けて戦場へ向かわされていた優しい魔法使いがソフィと再開したことで勇気を取り戻し支配者に立ち向かった話だったんですね
脚本
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ウィッシュ(2023年製作の映画)

3.2

スター超かわいかった。私もフードに入れて時々つつきたい。

話がシンプルというのはだいぶ聞いてたのでなるほど...!となりつつ楽しく見ました。

主人公が最初からずっと正しくて、挫折も葛藤もあまり無い
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⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

3.6

お、面白〜!ホラーエンタメの顔をして様々なことを誠実に取り扱おうという真剣さが随所に出ていて良かった。
ミステリー、田舎の迷信の不気味さ、アクション、ちょっとロマンス等々要素が多くて息つく間もなく進ん
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ハケンアニメ!(2022年製作の映画)

3.5

負けてもいい、失ってもいい、ただどこかの誰かに届くことを信じてものづくりをする姿勢を描く感じが、希望を描く真っ当な映画だなと思った。

バクマンと違って色んな役職の人が本気になってる様をそれぞれ対等に
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長ぐつをはいたネコと9つの命(2022年製作の映画)

4.5

冒頭の巨人戦がきっかけで視聴!ラストのタイマンもすっごく良かった。アニメーション完璧すぎて何も言えない。

坊ちゃんみたいなキャラがヴィランすぎてこの絵柄の割に人がポンポン退場するのはディズニーじゃや
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シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

4.2

正直初見の高校生の時はあまりピンと来てなかった。現社の先生がこれを見て大興奮していたのを見ても「?」だった。

しかし、コロナ禍を経てエヴァを見て社会人になった今見るとめちゃめちゃに面白い。

冒頭か
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

日本のVFX技術の最先端が見れる!1カットで5テラとかもあったらしく、本気加減が伺えてアツい映画だった。
戦闘シーンのゴジラがシンゴジラの自然災害ぽさと対照的で怪獣っぽくて良かった。
深海魚の浮袋?が
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リリイ・シュシュのすべて(2001年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

撮影の篠田昇さんが秀逸で、そこだけでも観る価値がありました。

舞台の1999年は納得〜!自分が映画と同じ世代に学生時代の閉塞感を味わっていたら無事じゃすまなかったと思いました。カルト的な人気もわかり
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さよならの朝に約束の花をかざろう(2018年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

美術のクオリティがすごい!オリジナルのファンタジー作品でちゃんとリアリティがあるのが素晴らしかった。建物の内装、都市の全容、地理、衣装、見てて楽しかった。コンテ?が良くて勉強になった。

ただストーリ
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ミュータント・タートルズ ミュータント・パニック!(2023年製作の映画)

4.0

CMのルックに惹かれてタートルズ初見だったけど面白かった、無駄がない100分間だった!

家の中の支配から自立し外の世界へ出る成長物語なので王道だけど
感覚が今時で、
「ぶっちゃけ偏見だけど」をちゃん
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アリスとテレスのまぼろし工場(2023年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

演出も作画は本当に最高レベルだし、キスシーンはじめポスターになっている駐車場の場面とても良かった。
些細なやり取りでもお芝居がつくから最後まで退屈しなくてアニメーションの力を感じる。

ただ、恋愛の扱
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アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

3.9

ウェスアンダーソンのこの感じと演劇/フィクション世界の取り扱いがマッチしてて面白かった!けど人は選びそう。作り手には刺さるんじゃないかな。

ザックリ主軸は「時間は解決してくれない、せいぜい絆創膏みた
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トランスフォーマー/ビースト覚醒(2023年製作の映画)

3.0

トランスフォーマーのデザインや変身シーンがかっこよすぎて逆に他の要素が霞むみたいな不思議な映画だった。

バンブルビーに続く人間とTFのバディ物として見れば、ミラージュはビーから人間の話を聞いてて興味
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ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

4.0

ホラーだと思ってたら王道バディもの少年漫画だった。

VFXスタッフと美術スタッフが特に好き。ゲームみたいな感覚で物語はぐんぐん進んであまり焦らさないから、所々怖いけどサッパリしてて良かった。

面白
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マイ・エレメント(2023年製作の映画)

4.4

親子関係に従じないで自分の道を見つけるまでを丁寧に描いていてとても刺さった。
移民二世とか親子の確執とか、扱うものはとても現代的なのにキャラクターが可愛くて飲み込みやすい。世界観のディティールが詰めら
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パプリカ(2006年製作の映画)

4.5

カオスだけど、構造は結構シンプルな映画。
パプリカが中心にいる壮大なSF作品でも、この物語は粉川さんのカウンセリングで始まり粉川さんで終わります。過去の不安や後悔に囚われかけた男がそれを克服することが
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ジブリとかの前に、何か夢を見ているよう。宣伝無かった分少年と一緒に眺められた。やっぱり自然物への観察とリスペクトが段違いすぎる。


本作は明らかに臨死体験モノで、巨石信仰や海上楽土、針葉樹林の森が見
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スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

5.0

文句なし圧倒的傑作!
キャラデザやアクションはもう語るのも野暮なくらい。間違いなくアニメーション史を更新した一作。スタッフ全員がここまで志を揃えて作品作れるのやばすぎる。

スパイダーマンを愛している
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

2.8

お互いに相手のことを花束だと思っている物語でタイトルが上手いなあと思いました。土に根の張った植物でなく、茎で切って束ねられた綺麗な花束。
良かったです。

NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

「観る」というテーマにそって繰り広げられる短編集のよう。
観客=nopeなのでは?と考えてしまうほど作品の世界観に持っていかれる感覚があってとても面白かった。
終盤の主人公が馬で駆けるところ劇伴とのマ
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若おかみは小学生!(2018年製作の映画)

3.8

ストーリーも面白かったですがアニメーション感動しました

男の子が屋根から落ちるところすごく良かった

シング・フォー・ミー、ライル(2022年製作の映画)

3.0

ショーンメンディスが輝きまくり。

曲も素敵だし優しい世界で楽しいです。
しかし主役が分かりづらい...何のための場面か分からないとちょっと困りました。

・最初の公演で声が出なかった時のショックが強
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ザ・メニュー(2022年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

手を叩く演出や軍隊じみた料理人たちの雰囲気が独特で、演劇やコース料理に雰囲気が似た不思議な映画でした。
あれだけ翻弄しておいてあっさり逃げられるしスモアになるので展開にはアレ?となる人もいそうです。
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RRR(2022年製作の映画)

4.9

ラーマ!ビーマ!!


いろんな映画があるけど終わった瞬間「楽しかった〜!」と思える作品でした!すごい!
「兄貴との日々は俺の宝だ」と聞かされたラーマの場面と、シータに村のことを語られたビームの場面に
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西部戦線異状なし(2022年製作の映画)

3.5

戦争のなにが悪いのか。人命の軽視が必ず含まれ未来の可能性を摘むからだ、と高い完成度の美術と俳優さんの芝居で迫ってくる作品でした。

過度な演出やナレーションなしでこれは凄いと思います。

途中入る主人
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ONE PIECE FILM RED(2022年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

「救世主という役目を背負わされた悲劇のヒロインが、音楽家というアイデンティティに気付かされる話」にしては彼女の過去の掘り下げが映像になっていないし(特典漫画とセットですと言われたらそれまでですが)、>>続きを読む

あのこは貴族(2021年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

東京という異質な街で住み続けると持つ違和感を作品で体験できます。
メイン2人が1人をめぐってどうのという古典的な方向にいかず、シスターフッド的な女性同士の連携を描くのがとても美しくて現代的でした。
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.6

面白かった!セカイ系の作家さんだと思っていたので扱うテーマとMV風を封じた演出に驚きました。
君の名はの公開後多くの類似作品が生まれたことを踏まえて、正面から業界を引っ張っていこうと表明するような一作
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ペルシャン・レッスン 戦場の教室(2020年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

ラストシーンからのゆったりめに流れるエンドロールを見て、人間を人間たらしめるのは名前だと思いました。
重要なのは喋る言語や見た目ではないという王道命題に一歩踏み込んで、
名前がついている命は等しく尊く
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