松山洋さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

ひとよ(2019年製作の映画)

4.5

観ていて息が詰まるほどの緊張感で迫真の演技とはこのことかと。登場人物が全部本当にいそうなほどリアリティが凄い。

冒頭に出る「ひとよ」が「一夜」であることを宣言していた通りのテーマと物語になっていて一
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雪山の絆(2023年製作の映画)

4.0

恐ろしいまでのリアリティと、実際に起きた事故の極限心理が普通に観ていて怖い、怖かった。サバイバルをテーマにした作品は数あれどここまでのものにはなかなか出会えないと思う、観てる途中で気持ち悪くなった。>>続きを読む

パレード(2010年製作の映画)

3.6

割と好きな作品というかタイプではあるんですけど、だいぶ強引というか狙ってることが透けて見えてて本作とは残念ながら身体が合わなかった、という感触です。

めちゃくちゃ期待してみたのも良くなかったかもしれ
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パレード(2024年製作の映画)

5.0

俺は好き、それでいいと思った。好きな作りの映画でした。こうあって欲しいという願いが込められた素敵な作品だと思いますし、丁寧に作られていて良かった。

設定的な細かいところはもういいかな、それを言うのは
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愚行録(2017年製作の映画)

4.0

えぐいなぁ、ここまで人間の醜い部分だけをカタログのように並べて晒して繋げて延々と悪意だけで構成できたもんだと感心しました。

まさに愚行の記録。

もし映画館で観たら気持ち悪くなって吐いてたかもしれな
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ゴールド・ボーイ(2023年製作の映画)

5.0

めっちゃくちゃ面白かった!いやー、お見事、大好き、大好物。

観始めた序盤から

「なんか情報が断片的で見にくいな、なんか順番おかしく無い?あってるこれ?」

とか思いながら観てましたが、途中で

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パスト ライブス/再会(2023年製作の映画)

1.5

12歳、24歳、そして現在34歳、これまでに何度かの運命の再会を果たしたかのように見えた幼馴染の二人のなにかありそうで何も起こらない話。

『イニョン=人の縁』と輪廻転生をキーワードに用いていながら「
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劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦(2024年製作の映画)

5.0

何一つサボるどころか一切の油断も無い、ここまで完成度が高いバレーボール少年漫画アニメ作品は無いと思う、全カット全シーンが完全無欠に素晴らしかった。

非の打ち所がない、とはこのことだと思う。

どれだ
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ロ・ギワン(2024年製作の映画)

5.0

はぁ、好き。脱北亡命者がベルギーに行って移民になることがこんなにも困難なのか、ってくらい世の中が悪意に満ちすぎている。もう最初から最後までずっと辛かった、けど、ちゃんと救いもあるし、光がある。

観て
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ARGYLLE/アーガイル(2024年製作の映画)

4.2

139分間という長尺でやっぱりいつもの悪ふざけを延々と見せられるわけですが、不思議と心地いい。もう作風が様式美になったら勝ちなんですよね。ずっと観ていられる。

物語のどんでん返しも心地いいし、カラフ
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悪の偶像(2017年製作の映画)

4.0

144分間ずっと緊張しっぱなしで面白いんだけど、やっぱり難解。ここまでのひっくり返しの連続は整理が追い付かない、というのがほとんどの視聴者の感想だと思う。

表と裏をここまで入念に用意していた脚本には
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グリーンバレット(2022年製作の映画)

4.0

前に劇場で観てましたが、新作が撮影中ということもあって改めて観返しました。独特なんだけど、もうそれが個性にまで昇華されればそれは武器。

ドキュメンタリー風のカメラと物語進行でやるべきことはちゃんとや
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his(2020年製作の映画)

4.0

多様性を持つこの現代社会での生きづらさを全部凝縮して一本にしたような作品でした。

村社会である田舎の町の人々の噂好きの部分から出る綻びと、ちゃんと向き合えば受け入れてくれる部分が両方描かれていて良か
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クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ栄光のヤキニクロード(2003年製作の映画)

5.0

世界を救う、なんて大層なミッションも無くて、家族みんなで家に帰って焼肉を食べるために頑張る話。

好きだなぁ、この作品。

自転車レースもスピード感あっていいけど、この手の映画作品にしては珍しく『キャ
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梟ーフクロウー(2022年製作の映画)

4.0

企画というかコンセプトの時点でかなり勝率を上げている作品です。面白かったです。中盤から後半の展開はずっとハラハラしっぱなしでした。

ただ、ねぇ、史実の通りなのかもしれませんが、妻と孫が可哀想すぎて普
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劇場版 マーダー★ミステリー 探偵・斑目瑞男の事件簿 鬼灯村伝説 呪いの血(2024年製作の映画)

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『マーダーミステリー』というゲームはやはりプレイするものであって、観るものではない、と思い知らされましたね。ましてや、演技をするプロである俳優という職業との食い合わせの悪さもちょっと露呈する形になって>>続きを読む

こちらあみ子(2022年製作の映画)

3.0

これを「せつない」と表現していいんだろうか、といつも考えてしまいます。たぶんいつの時代にでもこんな田舎はあって、普通の家庭があって、それがちょっとしたきっかけで壊れて、残酷な日常が繰り返されて、そして>>続きを読む

OUT(2023年製作の映画)

3.5

まぁ全体的にはアウトではなくマイルドな作品でした。奇麗にまとまっているという感じ。漫画原作からの実写化ですがもう少し攻めても良かったのでは?と感じました。

アクションはヒリつく感じでよかったけど、ち
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プリンセスと魔法のキス(2009年製作の映画)

4.0

ディズニーの(恐らくは)最後の2Dアニメーション作品。ずいぶん前にDVD買ってたけどなかなか観る機会が無くてようやく観ました。

夢を追いかける主人公の姿というか姿勢&信念がよくわかる、夢を叶えたいと
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ジェントルマン(2021年製作の映画)

5.0

もう完璧な100点満点のコンゲーム。お見事。面白かったー!日本だとまんま『コンフィデンスマンJP』って感じなんだけど。やっぱり韓国映画は悪党が本当に悪くていい。観ていてスカッとする。

最初から最後ま
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レッドライフ(2023年製作の映画)

3.0

どこの国にもある貧民街で暮らす、どこにでもいる娼婦の娘とその友人たちの、どこにでもあるダラダラと生きるただの悲劇。

誰も報われない。

愚か者しかいない。

まるで救いが無い。

一切の容赦が無い。
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#ミトヤマネ(2023年製作の映画)

1.0

酷かったなぁ、まさに白昼夢という言葉がピッタリな作品。観ている誰にもなにも説明する気がなくて誰に届ける気も感じられない。

これプロデューサーや宣伝はどんな気持ちで金を集めたんでしょうか?勝算を知りた
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モダン・ラブ(2017年製作の映画)

3.0

ど、独特だなぁ、新惑星エマノン出現にイマジナリーフレンドにデジャヴにドッペルゲンガーに並行世界に理論物理学と、そしてアガルタへ、という大渋滞作品。

しかし、なんだろう、ついつい観てしまう不思議な空気
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「鬼滅の刃」絆の奇跡、そして柱稽古へ(2024年製作の映画)

5.0

まさに圧巻、さすがの一言に尽きる。映画館で刀鍛冶の里編のクライマックスが観れる贅沢。そして柱稽古編。

風の呼吸と蛇の呼吸もしっかりチェックしてきました。

かなり特徴的な演出になってた。

冒頭にダ
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機動戦士ガンダムSEED FREEDOM(2024年製作の映画)

5.0

あきれるほどに『ガンダムSEED』、もちろん良い意味です。最新のテクノロジーと演出&エフェクトで彩られた贅沢なお祭り作品。

後半の新兵器ユニットの大渋滞&たたみかけ演出はまさに「はぁ、ガンダムってい
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声もなく(2020年製作の映画)

3.5

もう「観ているこっちの声が無くなるわ」と言いたくなるくらい、せつない。どうしようもないってわかっていても、きっとどこの国にも普通にいるド底辺の使われるだけの存在という死体処理だけを黙々とやっている貧乏>>続きを読む

HOSTILE ホスティル(2017年製作の映画)

3.0

83分という短さから考えるとよくまとまっているほうかと感じました。一定の緊張感をもって荒廃する前の世界をフラッシュバックさせながら挿入させていくのも定番だけど(思ってたより)ちゃんとしてましたね。>>続きを読む

ザ・キッチン(2023年製作の映画)

1.5

いったい誰に向けて何のために作られたのかがまるで意味不明な映画でした。絵的にはお金がかかっているようにも見えるんですけどね。なんで戦略やビジョンを持って作らないんだろう。勿体ない。

60ミニッツ(2024年製作の映画)

3.0

物語なんかどうでもいいからとにかくカッコいいアクション=マーシャルアーツを魅せるんだ!という気概が伝わってきましたね。本当にそれしかない。

まぁけどそれでいいと思う、ずっとテンション高くてカッコいい
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バッドランド・ハンターズ(2024年製作の映画)

1.0

中身はまるで無くて物語にもなっていない、よくもこの時代にこのレベルの作品を投入できたもんだと逆に感心する。(ネットフリックスに言っています)

マ・ドンソクと軍人女性のアクションしか見所が無い、けど、
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レザボア・ドッグス デジタルリマスター版(1992年製作の映画)

5.0

久しぶりに映画館で観れる!と思ってリマスター版を観てきました。

やっぱり物語はシンプルながらも、演出がクールで音楽が最高。

「しゃべり芸」は今見てもやっぱり長い、けどそこも最高。

これがデビュー
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アシスタント(2022年製作の映画)

4.0

元気があって非常に良い。こういうのが好き。観ればわかりますが、こういうネタの割にはなかなか踏み込んだ作りになっていて、もし虎杖と宿儺が闘ったらこんな展開もやれたのかな、と妄想出来ました。

オチも含め
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冬薔薇(2022年製作の映画)

1.9

コレ系(あえてそういう言い方をしますが)を作る人の気持ちがわからない。「で?何が言いたいん?」と本気で思ってしまう。クズは結局クズってこと?なんの救いも無い胸糞映画を作って何を届けたいんでしょう?>>続きを読む

ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

5.0

素晴らしい。一切の忖度無しに「全ての漫画原作実写映画がこうなればみんな幸せなのに」と思うほど良質なエンターテインメント映画でした。

幅広く多くの人に楽しんでもらえるエンタメって素晴らしい。

赤ちゃ
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VESPER/ヴェスパー(2022年製作の映画)

3.9

全てをわかりやすく表現する必要なんて無いし、むしろいちいち説明されるよりも見ればわわかるものは絵で表現した時点でセリフになんかする必要は無い、それはそーなんだけど言葉が足りなすぎると「??」となってし>>続きを読む

ブラックベリー(2023年製作の映画)

5.0

もうね、冒頭5分からずっと面白い。

まるでジェットコースターのような作品、なんだけど、本当にこれ実話なの!?ってくらい衝撃的すぎる、けど、ありそうだなー!本当にこの頃のこの世界は本当にこうだった。
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