おさんの映画レビュー・感想・評価

お

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

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関わった人間が多ければ多いほど、個々人の思惑が予想や観測ができない位複雑なものになる。

科学に明るくないが、人と人との混乱と比べれば、原爆のほうがよほど単純に思えてしまうほどだった。

プロジェクト
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プリズン・サークル(2019年製作の映画)

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一人ひとり、話がしたかったのだ。

自分が傷ついたこととか、中に思っていることを。
他人としてではなく、

アス(2019年製作の映画)

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細部に意味が散りばめられているから、畏敬とか愁嘆も含まれた不気味さ。


詳しい仕組みを解き明かしてほしい気持ちもあるが、知りたくない気持ちもある。

バッファロー’66(1998年製作の映画)

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主人公を最初の10分で嫌いになった。

多分見返すこともないだろう。

これを名作という虫は、他人を自分にとって都合の良いようにしか捉えられない虫以下の生き物だろう。

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

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キューブリックみたいで、1933年の『フリークス』も思い出させる。

自分の中で、整合性がついてないトコもあるが、幼児期から成人への成熟の比喩と感じる。
性をグイグイ取り上げると、チープになることもあ
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ポッド・ジェネレーション(2023年製作の映画)

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表面的なレビューが多いなぁ。
これは近未来の話でもないし、合理性を求めることが間違いなんだよ。
そんなもん求めるなら映画なんて観るな。

ゴーストワールド(2001年製作の映画)

1.0

何がいいのか、分からなかった。

主人公がただ駄々をこねているようにしか見えなかった。
自分中心に世界が回っているような態度しか感じなかった。
これを良しとする人は余程の頭がおめでたいアホなのかもしれ
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リアリティ(2023年製作の映画)

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ほぼ音声の書き起こし、と銘打った作品。

なぜ結局顛末を話したのかは、意図的に切り取られているのか、伺い知ることが出来ないのか。
シンプルだけど、「そっくりそのまま」の限界も同時に感じる。

ヴィデオドローム(1982年製作の映画)

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無理に分かりやすくするなら、テレビに取り憑かれた者の話だ。
今ではテレビは衰微しているが、別のもっと直接的なモノに取って代わっただけで、ヒトは何も変わっちゃいない。
そしてそれへの破滅的な依存を「新人
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シラノ・ド・ベルジュラック(1950年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

名前は知っているが、見てなかった作品。
なかなか「倒錯」してる古典だ。

そもそもロクサーヌとは親戚関係という時点で「おいおい」と言いたくなるが、自分のコンプレックスゆえに、恋敵の援助をしてしまうとは
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SNS-少女たちの10日間-(2020年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

映画を観て、吐き気を感じたのは初めてだった。

公式HPでは、それらのことをオオカミと呼んでいるが、オオカミなんて表現では可愛すぎる。
足元の自分の人生を満足させるものにできず、弱い立場の人間を支配し
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真実の行方(1996年製作の映画)

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1人の人間には多様な側面を持つことを思い知らされる映画。

シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

初代の仮面ライダーは主題歌はソラで歌えて、途中で藤岡さんが大怪我をしたエピソードも知っている。一文字の性格もなんとなく覚えていた。

一度殴っただけで戦闘員が立ち上がらないこと、ショッカーがどういう大
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

いま一番見てはいけない映画だった。

後悔とかそういったものを抱えている状態で見ると危ないだろう。

岩は最高である

対峙(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

傷つくのは容易に予想できるので、「悪趣味」だと思っていた。
しかし、そこで繰り広げられたのは濃密な対話だった。
本当にこういう対話が必要だと思う。あらゆる人に、たぶん。

ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ぼんやりしていた。

クローズド・マインドよりのケイコに、どうしても寄り添えない。こちらも彼女に対して閉じた態度を取りたくなる。けど、媚びないとも言える。彼女が自分を貫きたいのなら、呆れながらついてい
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