おさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

去年マリエンバートで(1961年製作の映画)

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衣装から推測できる部分もあるらしい。
それでも、整理がつかない。

映画大好きポンポさん(2021年製作の映画)

4.8

一瞬でも映画作りに憧れた経験があれば、楽し観られて、
一瞬でも映画作りに狂おしいほど魅せられたことがある人には没入をもたらす。

ご都合主義な展開に陥らず、厳密に作り上げているのがよかった。
映画の中
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ファーザー(2020年製作の映画)

3.7

中学の時、国語の先生が「どんな人間であろうと、必ず味方してくれるのが文学なんです」と言っていたが、それを思い出した。
認知症は介護をする側を中心に描かれることが多く、する側の苦しみが描かれる。

しか
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ノマドランド(2020年製作の映画)

3.5

劇的なイベントはなく、ただ生活するための営みが繰り広げられる。

その中にある些細な楽しみが、生き甲斐に見えた。
途中でふと、「あ、この世界にある数少ない絶対的な事実、それは死ぬことだな」と思った。な
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14歳の栞(2021年製作の映画)

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自分は「大人になってしまった」と痛いほど感じる映画だった。
多分彼らと同じ歳だったら、何も思わないだろう。
ところが、14歳中学2年がもう近くにはなく、遠い時期のことに思う今、ものすごく彼らの発言や仕
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ザ・ロック(1996年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

これを言うと怒る人もいるかもしれないが、典型的なアメリカ映画、という感想。
観る分には楽しかった。

シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

きちんと終わりましたね笑

エヴァを観るとどうしても神話のようなものを感じる。
神話の勉強までしたくなる。

観客が望む終わり方に壮大に着地したように感じた。

すばらしき世界(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

確かに彼は衝動的過ぎる。

だが、ヒーローが死んでいった話にも見えた。

ソング・トゥ・ソング(2017年製作の映画)

4.0

ことばを超えた人の業のみみっちさを見せつけたい、そんな風に感じた。

明るい筈なのにどこかほの暗さを感じる午後の陽射し、落日、透き通るような青空、水の流れで複雑な像をつくる光、木陰。

光、とくに自然
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プラン9・フロム・アウター・スペース(1959年製作の映画)

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映画愛が試したいならうってつけの一品。
映画が好きな人はあら探しを楽しめるはず。

ケータリングや当日制作など、少しでも芝居や映画を作りに関わった経験がある人が見たら、エド・ウッド本人の演出より優れた
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