MGYNさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

そうして私たちはプールに金魚を、(2016年製作の映画)

4.0

逆張りの国で生きダサい大人への蔑みを抱いてきた我には大いに刺さり万歳をせざるを得なかった
映像と台詞、俺好みのもの

残酷で異常(2014年製作の映画)

4.6

ループものの贖罪の話、RadioheadのMVになりそうな世界観
ストーリーがすげぇ良かったのにジャケとタイトルはやる気ゼロで可哀想なので 日本の映画関係者の皆さま、どうかいい感じにセンスよくリネーム
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パターソン(2016年製作の映画)

4.1

パターソンでの日常への愛
陽のあたる部屋で眠りたい

ラッキー(2017年製作の映画)

3.9

偏屈爺の終わりかけの生き様もあの街の一部
nothingなら微笑むのさ

トム・アット・ザ・ファーム(2013年製作の映画)

3.6

まさにドラン流サイコスリラーで恐怖がピーク近くなるとアスペクト比が狭まって人物だけの世界になるのが単純に怖かった〜
兄ちゃんキモすぎてキモすぎてほんまキモいんだがこれがアメリカ人あるある本質ならばアメ
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オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ(2013年製作の映画)

4.5

退廃的というとゴシックのイメージを真っ先に思い浮かんでしまうけどこの映画の空気は自分的には新鮮な退廃さで奇妙さだった!
重めのサイケと吸血鬼は相性が良いんだね

ラ・ジュテ(1962年製作の映画)

3.4

メモ:12モンキーズの元ネタだった
年輪の会話はヒッチコックのめまい?
フォトモンタージュは眠くなる

ホドロフスキーのDUNE(2013年製作の映画)

4.1

ホドロフスキーの実現できなかった緻密な構想と絵コンテは後世のあらゆるSF作品に影響を与えていたなんて...this shitよ...
でもホドロフスキーは言います、それもYesと

エンドレス・ポエトリー(2016年製作の映画)

4.0

前作で改心した父は冒頭からリセットしている点や最後の別れのシーンで、あくまで現実ではなく想像であることを改めて認識して悲し
「この不快感をどうすればいい?」
どうすればいいんでしょうね...

リアリティのダンス(2013年製作の映画)

5.0

「苦しみに感謝しなさい そのおかげでいつか私になる」
「打ちのめされ悔いた人は軽蔑しません」
「暗闇があなたの王国 あなたは夜の怪物よ」
手放しで5をつけてしまった、なんて素晴らしい表現者なんだ、、
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2001年宇宙の旅(1968年製作の映画)

4.3

完璧な構図が多すぎて好きな映画
めちゃくちゃ個人的にはネウロの電人HALの元ネタでずっと親近感がある

ブレードランナー ファイナル・カット(2007年製作の映画)

4.2

見比べたのだけど2007年再編集のファイナルカットがサイバーパンク感とVFXの画質がマッチしてて最高に良い
好きな画面があまりにも多すぎてメモ帳に書き連ねてしまったほど画面が全部素晴らしい....
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プロディッジー(2019年製作の映画)

3.4

少年漫画で主人公の前に現れて色々勝手に説明してくれるやつかのように魂が1人1個ということを勝手に設定して教えてくれる爺

KIDS/キッズ(1995年製作の映画)

3.5

90sユース記録、セックス!大麻!スケボーでニガ殴る!セックス!セックス!Sebadoh!

東のエデン 劇場版 II Paradise Lost(2009年製作の映画)

4.0

テレビ通してアニメ全編の感想になるけど
このタイミングで見たことが今現状の社会にマッチしすぎていた。。「持てる者の義務」を果たさず、アガリを決め込んだおっさん世代、滝沢が現れてぶん殴ってくれや
各登場
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牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件 デジタル・リマスター版(1991年製作の映画)

4.6

ついに意を決して鑑賞したけど登場人物の顔と名前が覚えられなすぎて頭を抱えた🤦🏻‍♀️
終始定点で第三者的で淡白なのに、外省人としての社会背景や小四の周りの人間関係、心情変化など、噛み締めるべきものが多
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ラブ・トゥルー(2016年製作の映画)

4.0

ドキュメンタリーながら過去と未来の再現を交えて終始ノスタルジックに語り、再現VTRの役者までもがその語りに参加したりする、かなり新しい感覚だった…日本ではこの雰囲気は出せなさそうだ…

ファウンド(2012年製作の映画)

3.9

いいなぁ俺も兄ちゃん欲しかったです
スプラッタシーンは映画で描写しておき、兄の行動を容易く想像できるようにさせるところに趣を感じます!

BLOOD THE LAST VAMPIRE(2000年製作の映画)

4.3

押井風味残るタッチ、寺田克也の絵がかなり好きすぎる〜
小夜の基本設定は勿論だけど、福生の独特の雰囲気が受け継がれ、blood+ではコザが舞台になったんだなと思うと熱い
プテラノドン形態のやつの処理だけ
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マグノリア(1999年製作の映画)

4.6

3時間あるけど、複数の人間の物語が同時並行していくのに夢中で、そこまで苦じゃない
私は偶然を肯定したいと改めて思う、人や出来事との巡り合わせは良くも悪くも、奇妙なことに、常に未来の状況を良くしてくれる
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エル・トポ(1970年製作の映画)

4.0

初ホドロフスキー。まったく咀嚼し切れていない。ホドロフスキーが見て感じた人間の営みの何たるかを、この123分に空想から取って出しでぶつけて来やがったというのが現段階での感想です

シンプルメン(1992年製作の映画)

3.6

Kool Thingで変なダンス踊るシーン、流石に良すぎる
90年代の空気感と登場人物が気怠げに語る価値観、好きな人は好きだと思う

[Focus](1996年製作の映画)

3.9

浅野忠信、焦燥したくそリアルな演技が素晴らしすぎる

BLEACH(2018年製作の映画)

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頼むみんなチャドを見てくれ、チャドが教室で一言だけ発してニヤッとするとこ

血のお茶と紅い鎖(2006年製作の映画)

3.8

不気味さはヤンシュヴァイクマイエルほどではないが、子供の頃にNHK12chで見て幼ながらにトラウマを感じたアニメのような質感
めちゃくちゃストップモーションのクオリティが高いと思う

スキン~あなたに触らせて~(2017年製作の映画)

3.7

かなり衝撃映像・・・ピンクパープルの配色で作られた徹底的に非現実的な映画の中の日常風景が現実世界を批判してくる。
音楽は最悪です。最悪は言い過ぎだけど私が好きじゃなかった。

マシニスト(2004年製作の映画)

3.5

主人公の設定から序盤で大体のオチは予想できてしまった。とはいえ最後12分くらいまで片が付かずめちゃハラハラした。バッドマンであんなにムキムキのクリスチャンベイルが、他の人も言ってるようにカラテカ矢部の>>続きを読む