Pandanoさんの映画レビュー・感想・評価

Pandano

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ラジュー出世する(1992年製作の映画)

3.7

アジアならトニーと並ぶご贔屓のSRKということで好評価、です。
そして1992年は製作はそんなに昔?と、長く生きた私は思いますが、どうもそうらしい。
インド映画産業もまだ発展途上だったらしく、SRKが
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インファナル・アフェアIII 終極無間 4K(2003年製作の映画)

3.4

アンディの無間道
追い詰められていく様子はヒリヒリ伝わるんだが。
レオン•ライがうますぎて、ずっと疑心暗鬼の目で見たから混乱。+アンディの妄想がややこしや。

他でも書いたけど、ヒット作の続編を作って
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インファナル・アフェアII 無間序曲 4K(2003年製作の映画)

3.6

ンに始まりンで終わる
スコセッシの映画かと思うくらいバタバタと人が死んでいくのだけど、フランシス•ンの存在感がこの作品の中心でしたね。
それからカリーナ•ラウの女優魂、あっぱれ👏素敵 

あまりにも第
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インファナル・アフェア 4K(2002年製作の映画)

4.4

何度も見ているけれど、ご贔屓のトニー•レオンが出ているからだけでなく、本当によくできた作品だと思う👌
でも、残念ながらこれまで劇場で見ることがなかったので、今回念願が叶って嬉しく、そしてこれほどサクサ
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キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(2023年製作の映画)

3.8

先住民と悪徳白人の話。
往年の西部劇を思うと、時代は変わったなと。

見てて疑問に感じたのは、どうしてリリー•グラッドストーンがレオ様に惚れたか。
イケメンだから?
でもレオ様がちゃんと演技しているの
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ザ・キラー(2023年製作の映画)

3.7

男前のファスベンダー、オタクで仕事に失敗はない完璧主義者…のはずが失敗するのだけど。
トムのようなイケイケな主張もなく、冷静に目的を果たす洗練された動きがかっこいい。
原作があるということで、このki
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ヨーロッパ新世紀(2022年製作の映画)

4.0

原題のR.M.NとはMRIのようなものだそう。見えない体内を可視化する。
まさに、この題名通り人間達の中身をあぶり出す作品。

ルーマニアのとある地方では、様々な言語を話す住人が混在している。だからと
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バーナデット ママは行方不明(2019年製作の映画)

3.4

女神ケイト•ブランシェットが神々しいので、人生の目的に迷う現在主婦は…なんだかそぐわない感じが😓
私としては、もっと他の女優さんの方が良かったと思うし、だからこそ隣人のクリスティン•ウィグや夫のビリー
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PATHAAN/パターン(2023年製作の映画)

4.0

キングの称号にふさわしい、シャー•ルク•カーン!
久々にスクリーンでお会いしましたが、さすがなシャールク、ケンのゴズリングに勝ってるよ筋肉、作り物かと疑うほど。

ハリウッドでトムがアクション大作で君
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.6

アニメには明るくないのだけど…、とにかく絵がとても美しかった。🖼
本田雄氏が絶賛されているが、それ故かと納得。
物語については、後半の大叔父世界へ向かった頃には、すっかり乗り遅れたわたくし。
ちょっ
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バービー(2023年製作の映画)

3.5

Barbie!ならきっと子供向けと思ったのか、小学校低学年と未就学児と思われる二人がポップコーンを食べながら映画館にいた。おしゃべりもヒソヒソ声で、時々は笑っていて微笑ましかったのだけど、後半になって>>続きを読む

怪物(2023年製作の映画)

4.0

人にはそれぞれの視点や考え方があり、ある出来事に対しても、真実は一人の言葉だけでは解明できないと思う。
そこに感情まで入ったらもう迷宮。

とても面白かった。
カンヌの脚本賞おめでとうございます㊗️
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サントメール ある被告(2022年製作の映画)

3.6

アフリカ系フランス人で女性である監督が、同じ女性たちを見つめた作品。

茶色い壁に茶色の服を着たロランスは褐色の肌。個性が目立たないように描きたかったのだろうか。

実際の裁判記録を元にしているとのこ
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大いなる自由(2021年製作の映画)

4.0

ただ自分の人生を生きたいと求めただけなのに、誰がそれを犯罪と決めたのか?

手に入るはずだった【大いなる自由】。
ハンスが自分を卑しめることなく、毅然と生きて、渇望していたものが予想外だったのはむごい
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インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(2023年製作の映画)

3.5

壮大になりすぎた…のかな。
スターウォーズに、レイダース、あの頃まさに新しい時代がやって来たような高揚感と共に大スクリーンで見た作品が、今でも続くのは凄いよね。皆がどれだけ愛して好きだったことか!
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CLOSE/クロース(2022年製作の映画)

4.0

人間の感情に丁寧に寄り添った作品。

これほど劇的なことが起こらないにしても、多かれ少なかれ思春期の入り口で他者との付き合い方に変化が生じるのは、皆が経験することだと思う。
そして、その変化を上手に表
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ペトラ・フォン・カントの苦い涙(1972年製作の映画)

-

記録
オゾンの「苦い涙」と続けて見たせいか、だめだ途中飛んでる😢 
いつの日か再挑戦

苦い涙(2022年製作の映画)

3.9

ドゥニ•メノーシェに喝采!👏
恋をする高揚と落胆と滑稽さと、純な感情に素直に共感できる。

ファスビンダーの元の作品は、登場人物全員が女性とのことだけど、こちらは男女がいて、さらに個々の性格が際立って
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故郷の便り/家からの手紙(1977年製作の映画)

3.6

ジャンヌ•ディエルマンが衝撃すぎたから、少し肩透かしをくったように感じてしまい申し訳ない。
最後の海からのNY、ひたすら長い⛴
そこに至るまでも、自分のコンディションを選ぶ作品ですが。

アケルマンが
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aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

3.6

何が起こっているか説明はないけど、少しずつわかる絶妙さ。
自分自身の経験として、30歳くらいなった時に子供時代をやっと客観的に捉えられるようになった感じがした。
たぶん、監督は大人になってビデオを見て
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3(2023年製作の映画)

3.9

泣いて、笑って、あー楽しかった😂
グルートの筋肉が…😢 溺愛した子供が大人になったみたいで…😭
これ、いつか3作一気見したいな。

TAR/ター(2022年製作の映画)

3.7

やはりケイト•ブランシェットは女神様。

この作品、もう一度見ないと…と思っていたら、来月wowowで放送があるので、追記します。

トリとロキタ(2022年製作の映画)

4.0

不安定な二人をドキドキ見守りながら見ていくと、終盤にある出来事がばっさりと潔く起こり、私たちを置いてきぼりにする。
でもここで感情的に描かないことで、より現実感が増すのかな。

こんなふうに周りの大人
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The Son/息子(2022年製作の映画)

3.8

この監督の「ファーザー」のレビューに、認知症の身近な人への自分自身の対応を思い起こさせると書いたけれど、今作は自分の子供を失った親の立場になったら、とても見ていられない。
最後の数分が辛すぎる。

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ベネデッタ(2021年製作の映画)

3.8

裸大好きヴァーホーヴェン
そりゃルネサンス絵画のように美しいけれど、裸の必要がないと思われるところもたくさんあるよねー(^^;;

エログロを纏っていながらも、宗教への視点は鋭く、彼女の体験が狂言なの
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イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

3.7

コリン•ファレルの困った眉とロバは哀愁を誘う…
それにバリー•コーガンも負けていない、彼は登場すると目が離せなくなるね。

高い木が生えていない🌲、やや殺風景に映るけれど美しい島での仲違い。
演奏者と
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アラビアンナイト 三千年の願い(2022年製作の映画)

3.9

舞台劇のような二人の会話、あまりにバスローブ姿が長くて心配になったけど、魔人の愛の物語になってからの魅力的な展開は、美しくて官能的でした❤️‍🩹

あの打楽器付きのリュートみたいな楽器や、魔法の数々は
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エンパイア・オブ・ライト(2022年製作の映画)

4.0

美しい海岸、美しい建物、画面の隅々まで美しい。
ロジャー•ディーキンスはもちろん知っていたけど、賞讃に値すると改めて確認。

そしてコリン•ファース
いつか紳士に戻るの?と変な期待をしてしまった😵
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群盗、第七章(1996年製作の映画)

3.7

日本ならどの時代を行き来するか?
奈良時代と戦国時代、江戸時代に昭和?
争いばかりする王様も内戦もお断りしたい。

セリフでの説明が少ない分、想像力をたくさん使いましたが…。
実は見るのは二回目😅、ま
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コンパートメントNo.6(2021年製作の映画)

3.5

ロードムービーは大好き。電車の旅も魅力的だけど、今作の舞台は冬の北欧。寒々とした風景はどこまで行ってもあまり変化しないことに気づく…☃️❄️
最果てのペトログリフも、終わりを迎える恋人との関係のように
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エゴイスト(2023年製作の映画)

4.0

タイトルが出るタイミングの絶妙さ。
誰かが囁いたかのよう。

いやぁ、この主役二人の素晴らしさは目を見張った。魅力的で、自然で、信じられる。
風を切って、威勢を張って歩く鈴木亮平の佇まい!惚れる💕
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