建前家族と変な家族の交流。
ジワジワくる違和感、ストレスが
演者の表情と劇伴で絶妙に描かれていた。
レビ記20章より。
モレクに子供を捧げることは
石打ちに値する大罪。
リアルな演技に甘くない展開で
ドキュメンタリーみたいな映画。
宗教観、ユーモア、人情、道徳を交えた
ピュアなロードムービー。
劇中の歌と踊りは勿論、
演者の表情、仕草や風景も魅力的。
ストーリー展開はシンプルで、
想定できたにも関わらず
ラストシーンは目頭>>続きを読む
日常を取り巻く人々、情景、感情を
ユーモアと詩を交えて描く映画。
全編ゆったりした雰囲気の中、
犬を含め演者の台詞、
仕草、表情が絶妙で癖になる。
地上で暴れる怪獣の裏事情。
テンポ良いコング、ゴジラ、人類の群像劇。
アクションは勿論、怪獣の表情仕草が新鮮。
欲望により怪物となった自身を認知し、
退治のために究極の選択をする映画。
長回しシーン、演者の息遣い、
日本カルチャーの小ネタが印象的。
世界観、演出は勿論、台詞回しが魅力的。
一話完結型の映画ではないので、
長編ストーリーで観てみたい。
世界観の造り込み、情報量は多いが、
起承転結が簡潔で分かりやすいストーリー。
一話完結が好みならクラメルカガリ。
濃密で素晴らしい映画、
同時に底知れない恐怖を感じた。
オールスターキャスト、
テンポの良い会話劇、カット割り。
圧巻の映像、音響で、
あっという間の3時間。
妻、愛人、仕事仲間、友人、
権力者、>>続きを読む
エログロアシッドムービー。
富豪であれば犯罪がエンタメになる狂気。
オリジナルか、クローンか
観客も最後まで分からない描写、
幻想的、刺激的なシーンも印象的。
テンポの良い曲解説映画。
どこを切り取っても一本の映画にできるほど、
刺激的な人生が概要的に描かれていた。
どの演者も魅力的なので、
各シーン深堀りしたものを観たくなった。
湿度の高い爽快感ある映画。
空と海、始まりと終わり、
夢と現実、生と死、
スクリーンと観客の境界線すらも
取っ払う熱情を感じた。
溝のある、対照的なものでも、
固定概念に過ぎず、
本当はどこかで繋>>続きを読む
殺人ルーティンで復讐心を鎮火する映画。
殺人すらも手段化され、単純作業として行われると、次第に目的を忘れてしまう。
奇妙でシュールな世界観が面白かった。
数学狂がスタイリッシュに崩壊する映画。
モノクロ映像と、スピード感溢れる音楽、
刺激的なカメラワークの相性が抜群。
演者の狂気的な演技も相まって、
サイケデリックな体験ができた。
未解決事件を機に、四苦八苦する、
リアルなヒューマンドラマ。
よくある、爽快感のある捜査劇とは異なり、
地味で堅実、疲労感溢れる描写が新鮮。
正義感をもって解決に挑むも、
目を背けたくなる事実が露わ>>続きを読む
カルチャー青春映画。
各シーンがポップかつテンポ良く進むも、
在日レッテルに葛藤する主人公が
ぶれることなく描かれ、
飽き飽きすることなく最後まで観れた。
俳優陣もさることながら、
台詞回し、カメラワ>>続きを読む
こじらせた無敵の人からのサバイバル映画。
全編ガソスタが舞台でも、
カメラワーク、コンビニ商品の駆使、
グロ描写、ちょっとした心理戦もあり
飽き飽きすることなく最後まで観れた。
壮絶な虐待、ハンディキャップに対し、
犯罪規模が小さく物足りなさはあった。
主人公の優雅な雰囲気や、犬を交えた
アクションシーンは爽快で、
重苦しさを引きずることなく最後まで観れた。
正解のない道徳映画。
演者の深い心情が良い意味で明確に描かれず、一歩引いて鑑賞することができた。
ラストシーンは少し光が見えて前向きになれた。
聴く映画。
全編会話劇、セリフの嵐。
セットは簡素、演者は声優ばかりで
華のある映画ではない。
それでもハリボテの舞台上で、
声優陣による、台詞回し、
声演技は圧巻で癖になる。
次回の鑑賞は音声だけで>>続きを読む
父親が妻の死をきっかけに、
大人になった子供と向き合うロードムービー。
子が成長すると認識する、
親の精神的な未熟さ、不器用さ。
人間性を理解したくても、
親のプライドに拒絶される感覚。
他人に>>続きを読む
最初から最後まで、二転三転、
伏線回収もあり、飽き飽きする暇がなかった。
物語はシンプルで、深く考えることもなく、
テンポ良く楽しめた。
要所要所の派手なアクションシーンはコメディ要素もあり、映画館で>>続きを読む
幻想的ながらも人間味溢れる映画。
長回しの映像から人物の仕草、表情が
鮮明に体感できた。
人間らしいシーンも勿論、
どこか夢を見ているような描写、音楽も印象的。
また、同じ構図でも環境、被写体の変化>>続きを読む
テンポの良いカルチャー/コメディ映画。
要所要所の小ネタも面白く、
ポジティブでマイペースなサモアの国柄に癒やされた。
美味しいオマージュを色々切り取って、
つなぎ合わせたような映画。
各シーンは濃厚ながらも、
良い意味であっさり終わって満足できた。
このレビューはネタバレを含みます
叙述トリックとかミステリーではなく、
ヒューマンドラマ...
裁判シーンが極端に要約されることなく、
終始、緻密に描かれていたので、
映画と同じ時間感覚で傍聴することができた。
また、セリフだけでな>>続きを読む
情報が複雑に凝縮された
静止画のスライドショー。
終始、魅力的なメディアコラージュ、
絶妙な劇伴に翻弄され、
20分とは思えない疲労感と満足感。
ネガティブなフォレストガンプ
不安、違和感が払拭されず物語が進んでいく。
緩急もあり、ストレスを抱えて安心感に浸る
複雑な感情になった。