キんぐさんの映画レビュー・感想・評価

キんぐ

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ノマドランド(2020年製作の映画)

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かなり好み。
フランシスマクドーマンドの表情の芝居が絶品で、どんな台詞よりも雄弁に背景を語ってくる。
空の色がきれいで、スクリーンで観たかったな。

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

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映画ビギナーなので、初めてノーラン作品をスクリーンで観られた!という喜びで星4つぐらい付けるのかなと観る前は思ってたけど、そんな勢いは飛んでしまうぐらい負の感情しか残らなかった…。
中盤のシーンが悔し
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ヒトラー 〜最期の12日間〜(2004年製作の映画)

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ヒトラーの憔悴しきった姿からは、役者さんへの称賛とともに彼もまたただの人間なんだということがありありと感じられて良かった。
ニコニコ動画全盛期に入り浸ってた身としてはパロディ化されてしまったあの有名な
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手紙は憶えている(2015年製作の映画)

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亡き妻の手紙をもとに想い出を辿るほのぼの系かと思ったら違った…血は飛び出るし人間の黒い部分も見える、これは珠玉のサスペンスですね…
登場人物の属性ひとつで物語の見方が変わる。なるほどと思わされるし最後
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遊星からの物体X(1982年製作の映画)

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めちゃくちゃ燃やす映画
火炎放射器って室内であんなにぶっ放していいものなの…?

1982年の作品でも古さを全然感じない。
人が疑心暗鬼になってくストーリー大好物。
原題も邦題もポスターも全部かっこい
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隣人は静かに笑う(1999年製作の映画)

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めちゃくちゃ不安な気持ちになるオープニングから息もつかせぬ展開で怒涛のラスト…
サスペンス映画観たい欲が満たされた〜。

これ邦題が含み持たせててとても良いけど、「隣人」が主人公を指してる説ない?
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ウルトラマンブレーザー THE MOVIE 大怪獣首都激突(2024年製作の映画)

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舞台挨拶付き上映にて。
ゲント隊長とヤスノブ隊員をたっぷり30分拝めて眼福、一緒にSKaRD体操も。

映画のストーリー的には引っかかる部分がかなりあり、不満な点が多い。
TV版と同じで、隊長の父親と
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浮き雲(1996年製作の映画)

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ジャケットにもなってるシーンがめちゃくちゃ良い。
世界を救わなくても、大恋愛じゃなくても、空を飛ばなくても、
ドラマって日常にこそ転がってるんだと再認識。
こういう映画を愛しく思う自分の感性を大事にし
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グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

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可愛い…好き〜!
ってなったけど寝落ちしてた…
脱獄以降のストーリー何も追えてないけど、シンメトリーが気持ちいいからそれだけで良し。

ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

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映画観て声出して笑ったの久々だった…。
劇伴が良すぎる、めっちゃ軽快に人殺すやーん!

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

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ポップでお洒落な冒頭。
内容はかなり重め、容赦ないシーンが急にくる。でもそれが戦争だよな…。
終わり方は良かった。

すばらしき世界(2021年製作の映画)

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白鳥玉季ちゃん少ししか出番ないのにあの存在感は一体…化け物か…?

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

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想像の100倍は怖かった。。。
色んな人が書いてるとおり台詞回しの臭さや話運びへの疑問はあるけど、それを文字通りパワーでねじ伏せてくるスタイル。
もうね、何度も「死ぬ」と思った。
ゴジラの魅せ方がめち
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最後の決闘裁判(2021年製作の映画)

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中世ヨーロッパ、時代考証大変だったろうな〜と感心するものの、ファーストカットからもうフランスでなぜ英語話してるんだろうと気になって仕方なかった…。
妙なリアリティを求めてしまう。
そういう意味では日本
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ウーマン・トーキング 私たちの選択(2022年製作の映画)

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ルーニーマーラ目当てで鑑賞。
これがつい10数年前の実際にあった出来事を基にしていることに驚く。
まじでこの世から性別なくなれ。

話し合いで引き合いに出される言葉は名言のオンパレードだったけど、お酒
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87分の1の人生(2023年製作の映画)

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モーガンフリーマンに喪失感を抱えた役やらせたらあかん、そんなん絶対泣かされてしまう…
と思ったら、フローレンスピュー!
見事に引き込まれましたね、不安定さを激しくかつ繊細に表現しててとても良かった。
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

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予備知識ゼロで観た!
だってブラピにディカプリオにタランティーノ…!?アマプラで配信開始されたと知って内容調べもせず食いついた!
結果、大後悔!
予備知識付けて作品の記憶消してもう一度観たい!
絶対も
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SHE SAID/シー・セッド その名を暴け(2022年製作の映画)

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色んな名前がでてきて着いていくのが大変だった、というか置いてきぼり。自分の脳みそのキャパシティよ。
報道サスペンスというより、ワーキングマザーのお仕事ドラマとして観た。
出張先のロンドンで娘と通話した
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灼熱の魂(2010年製作の映画)

4.0

まず冒頭、少年のこちらを射抜くような眼にやられて、そこから息つく間もなく容赦ないシーンが次々とやってくる。
その凄惨さをまざまざと見せ付けられるのも辛いけど、母親と双子達の気持ちを思うと…私にはそう簡
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メッセージ(2016年製作の映画)

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初っ端から辛い出来事が起こってあれよあれよと話が進んでいったけど、誰だよ初めに「ばかうけ」とか言ったやつ、真面目に見たい気持ちが台無し。
劇伴や演出が良かった、余計なものが何もないシンプルな感じ。
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アナザーラウンド(2020年製作の映画)

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常日頃、飲みながら仕事して〜な〜と思ってる自分にとってはうってつけの題材。
お酒の良いところも悪いところも、酸いも甘いも濃い薄いもぜーんぶ堪能できて満足した〜。
お酒のおかげでうまくいったとしても、じ
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メタモルフォーゼの縁側(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ハートウォーミングな作品を見慣れてないせいか、いつ雪さんが倒れてしまうのか、ラストで書店に向かううららが事故に遭うんじゃないかとか、不穏な予測ばかり。
あぁ私は純粋に作品に入り込むことを自ら放棄して、
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ディパーテッド(2006年製作の映画)

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タランティーノ作品ぐらいfuck口走る回数が多いな、300回ぐらいかな?と思ってたらWikipediaに237回って丁寧に書いてて笑っちゃった。
久々にtheアメリカの映画観たー!って気分。
優等生で
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ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

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寓話的すぎるかなぁ…
物語的にはきれいなものではないんだけど、美術的にきれいに見せようとしすぎてるのがちょっと鼻につく感じ。
それでも、どの場面を切り取っても画になる映像づくりは素晴らしい。

RUN/ラン(2020年製作の映画)

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不穏なオープニング、冗長な台詞がなくただ状況だけを見せていく感じ、大好物ですありがとうございます。
なんか既視感のある画作り…と思って鑑賞途中で調べたら、searchの監督だったのね納得。
緩急のつけ
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無垢なる証人(2019年製作の映画)

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自分も立ち位置的には主人公のように、自分の理念は置いておいて様々なしがらみの中でこの組織に属さざるを得ないジレンマを抱えてたりしなくもないから(回りくどい文章)、主人公の気持ちが手に取るようで痛々しか>>続きを読む

善き人のためのソナタ(2006年製作の映画)

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自分の無知を呪いたい…
東西ドイツ時代のこと何も知らないせいか、主人公の心の揺れを想像するのが難しかった。。
終始重苦しく彩度低めの画作りはドイツっぽくて好き。
最後の台詞がすごく良かった。あれだけで
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search/#サーチ2(2023年製作の映画)

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まぁそのうち配信で観られた良いか〜ぐらいに思ってたら、尊敬するラジオDJ野村雅夫さんが「スクリーンという大きく閉じられた空間でぜひ集中して観て欲しい!」と絶賛されていたので急いで映画館へ。
結果、行っ
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ゾディアック(2006年製作の映画)

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情報量が多い上に展開が早くて、付いていくのに脳みそフルパワー。157分間飽きずに楽しめた。
事実をもとにした作品って制約も多いはずなのに、観せ方がうまいなぁ、と思う。
真相解明だけに取り憑かれていくジ
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たかが世界の終わり(2016年製作の映画)

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ドラン作品の、必ず諍いが起こる家族の描き方すごく好き。とはいえドランじゃなかったら途中で離脱してた…。
この舞台、この設定で100分持たせられるのはすごいし、相変わらず音楽の使い方が天才。
飲ま飲まイ
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コリーニ事件(2019年製作の映画)

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評価が難しい…!
好きなジャンルではあるし重厚な画面作りには引き込まれたけれど、テーマがぼやけちゃった印象。
リーガルドラマで謎解きもあり、主人公の成長譚でもあり、被疑者の生い立ちに想いを馳せたり、歴
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