ピリヨさんの映画レビュー・感想・評価

ピリヨ

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スポットライト 世紀のスクープ(2015年製作の映画)

3.6

事実を基にした映画であり、映像やストーリーに派手さはなかった。しかし、淡々としていながらも衝撃的な展開が多く、退屈しなかった。
キリスト圏の人にとっては、より衝撃が強いのだろうと思う。

アンストッパブル(2010年製作の映画)

2.5

事実から着想を得た作品ということで単純なストーリーではあったが、感動的な要素やスリリングでハラハラするシーンなど映画としての盛り上がり所がしっかりしていて良かった。
定番ではあるが、事件を通して2人の
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シェーン(1953年製作の映画)

4.0

覚悟を決めた男はなぜこうも格好良いのか。
ストーリーは単純だが、シェーンという男の格好良さが際立つような演出が素晴らしい。少し途中が冗長に感じられてしまったが、その分最後の15分にカタルシスを感じられ
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砂の惑星(1984年製作の映画)

3.1

1980年代の映画のため、映像表現などが稚拙に感じてしまうのは仕方ないが、それでも映像に退屈するということはなかった。設定がかなり練りこまれている上に、それが分かりやすく表現されるため世界観に入り込み>>続きを読む

最強のふたり(2011年製作の映画)

3.2

ヒューマンドラマにありがちなお涙頂戴の感動展開ではなく、2人の男の友情を描いた物語だった。
テンポが良く、気持ちが沈んでしまうようなシーンも少ないため、見ていて晴れやかな気持ちになれる。
お互いを理解
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死霊のはらわた(1981年製作の映画)

2.8

登場人物はわずか5人で話のテンポはかなり良い。
悪霊が取り憑くという設定であるが、ゾンビなどよりもよっぽど不気味な白目メイクになるため見ていて気持ち悪い(褒め言葉)。また、ゴア表現に関してはドス黒い血
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千年女優(2001年製作の映画)

2.6

話の核心やオチに関しては衝撃度合いは小さかったが、全体的に良い雰囲気で楽しめた。

卒業(1967年製作の映画)

3.0

ダスティンホフマンの演技が素晴らしかった。初々しい真面目君から女を知って、大人の仲間入りしたような雰囲気をまとい、さらには自分の気持ちに素直になっていき周りが見えなくなっていく。若さ故に揺れ動く表情・>>続きを読む

トゥモロー・ワールド(2006年製作の映画)

3.6

長回しで有名なだけあって、後半の銃撃戦シーンは臨場感に溢れており、印象的であった。
また、ストーリーも子どもが生まれない世界という設定が上手く活かされていて、それぞれ身を呈して守るシーンは感動的。
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バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生(2016年製作の映画)

3.3

DCの2大ヒーローが出演するということで話題性は高く、世間的期待度は高かったように感じる。
実際に見た感想としては、なんとなく思ったような内容でストーリーに意外性はなかった。むしろ長尺の割に各登場人物
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めまい(1958年製作の映画)

2.2

全体的に単調に感じた。
後半に主人公がおかしくなっていく辺りは見れたが、それまでがかなり苦痛であった。
主人公のことを好きな女性が最初から登場していたが、特に話に絡むことなく終わるなど、必要なのか?と
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マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

5.0

4DXで鑑賞して圧巻。
ストーリー構成、迫力、アクション、キャラの個性、音楽、すべてが良かった。
興奮が冷めない。

コンタクト(1997年製作の映画)

3.5

地球外生命体との接触を試みるSF作品。しかし、見た感想としては極めて宗教的な映画だと思った。
人類が他の生命体とは違い、複雑で興味深い存在であるという点はかなり人間讃歌のように感じた。
とはいえ、映画
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ベルリン・天使の詩(1987年製作の映画)

3.1

前半は淡々と街の人々とそれを見つめる天使が描かれる。大戦時のベルリンの街並みとそこにいる人々の思考を映し出す映像は見ていて飽きない。それは日常のような風景の中でひっそりと隣に佇む天使の雰囲気(演技・演>>続きを読む

マン・オブ・スティール(2013年製作の映画)

2.9

ストーリーは引き込まれるような魅力があるわけでもなく、やや冗長に感じた。
しかし、アクションシーンに関しては迫力、演出など全てにおいて高い水準のものとなっていた。高速戦闘や空中での浮遊表現なども見栄え
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ヘイトフル・エイト(2015年製作の映画)

3.0

吹雪のロッジという密室の定番とも言える設定で起こるミステリー。
といった感じの映画かと思いきや、ミステリー要素はかなり少なくタランティーノのいつものバイオレンス映画だった。
8人(+α)のキャラは立っ
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マッドマックス/サンダードーム(1985年製作の映画)

2.4

マッドマックス3作目。
タイトルにもなっているサンダードーム内での闘いが作品の序盤にあったが、期待していたようなものではなかった。アクションに全くキレがなく、ワイヤーも使いたいだけのような印象。
その
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マイ・インターン(2015年製作の映画)

3.5

デニーロの若々しい演技が印象的。特に、社内の若者たちと仲良くしているシーンが楽しげな気持ちになれて良かった。アンハサウェイの母親宅に忍び込む所もかなり笑えた。ストーリーとしても終始、気持ちよく見られる>>続きを読む

インサイド・ヘッド(2015年製作の映画)

3.2

途中までは単調な感じであったが、ビンボンと出会ったあたりからは最後まで一気に楽しめた。ライリーの中での冒険と外での出来事が良い具合に同時進行して、わくわくする作りになっていたと思う。
ガムのCMなどを
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ジュラシック・ワールド(2015年製作の映画)

3.7

迫力・緊張感ともに素晴らしかった。特にラプトルとオーウェンの間でにらみ合うシーンの間の取り方や、物陰に隠れて恐竜をやり過ごすときの静けさなどが絶妙にはらはらさせる。
全体を通してスッキリ分かりやすい展
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ファンタスティック・フォー(2015年製作の映画)

2.1

以前の設定を一度なしにして作り直したリブート作品。今後、新たな展開をするためのリブートであると考えられるが、本作はあまり良いものではなかった。前作に比べて映像技術は進歩しているはずなのに、迫力は全く感>>続きを読む

クリード チャンプを継ぐ男(2015年製作の映画)

4.1

ロッキーの新シリーズ1作目。第二の主人公と言えるスタローンがかなり良い味を出していた。病気というありがちとも言える設定も、年老いたスタローンの演技によりかなり感動的に感じられる。盛り上がりとなるトレー>>続きを読む

ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション(2015年製作の映画)

4.2

シリーズ5作目。スパイ映画としての要素とアクション要素が絶妙な配分で含まれていて、それらが飽きることなく次々にでてくるため、見所は多い。
シリーズの定番とも言える要素もしっかり盛り込まれていて、スパイ
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アントマン(2015年製作の映画)

3.4

マーベルの中ではコメディ色の強い作品。小さくなったときの視点や見せ方は期待通りといった感じでアクションは他のマーベルほどの迫力はなかった(作風上、仕方ないことではあるが…)。個人的にはファルコンがしっ>>続きを読む

オデッセイ(2015年製作の映画)

3.1

展開や結末は予告などから容易に想像できる。また、実際その通りだった。それでも十分楽しめたのはテンポが良く、小粋なジョークをはさみ、懐メロを良い所で流すなどといった演出が自分好みだったからであろう。特に>>続きを読む

惑星ソラリス(1972年製作の映画)

2.5

人の意識を読みとる「海」という舞台装置によって人間とは、愛とは何かを考えてさせるような映画。
…と感じたが実際どういった意図があるのか分からないシーンが自分には多かった。
それはまだ映画を見る目がない
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桐島、部活やめるってよ(2012年製作の映画)

2.6

いまどきの高校生の微妙な関係を描いた作品。
群像劇のような展開だが、最後にすべてが解決するといったスッキリしたラストではない。余韻を残すような終わり方が心地よく感じられた。
神木隆之介が役にはまってい
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スクール・オブ・ロック(2003年製作の映画)

3.4

スッキリ王道ストーリーで展開がアツイ!
社会に対する反抗の象徴でもあるロックと規律ガチガチな優等生という組合せが最高にクール。

マンマ・ミーア!(2008年製作の映画)

3.9

とにかく有名な曲ばかりで、ミュージカル調になるたびにテンションがあがる。
ストーリーも先が読めずワクワクするし、登場人物のキャラも強烈なくらいに立っている。
とにかく元気になれる作品。
やっぱABBA
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言の葉の庭(2013年製作の映画)

2.5

とにかく映像が綺麗な作品。実写以上に綺麗な(美化された)映像と台詞回しから雰囲気重視の芸術映画のように間延びした印象も少し受けた。
ストーリーは短いなかでまとまっていて無駄のない感じだと思う。
新海誠
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ランボー(1982年製作の映画)

3.7

息を殺してのゲリラ戦や、マシンガン乱射のド派手アクションなど、戦闘シーンだけでも昨今の作品に引けをとらない出来だった。
またストーリーも良い。終始、冷酷なキリングマシーンとして描かれるランボーが最後に
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トレインスポッティング(1996年製作の映画)

2.3

最後まで飽きずに見ることが出来たが、どこが良かったかというと分からない。雰囲気が良いというわけでもなく、ストーリーがしっかりしているわけでもないが、見なくて良かったとも思えない。
イギリスの社会問題に
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お早よう(1959年製作の映画)

2.2

昭和のホームコメディ。
ただし、自分は共感や実感ができず笑えなかった。それは世代があまりにも離れすぎていることによるだろう。

ご近所さんの間で噂がすぐ広がり、隣人の評価がコロコロ変わる感じは妙に現実
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undo(1994年製作の映画)

2.0

中盤の縄で縛られた部屋と縫われた写真にはぞっとした。
部屋の景色や淡々とした演技から全体的に寒々しい印象の残る作品。

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