ピリヨさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

ピリヨ

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テッド(2012年製作の映画)

2.5

コメディ部分はしっかり笑えて感動部分はしっかり泣ける映画だった。
ただ話の流れに意外性は全くなく、想像通りの展開が続いた。
映画のパロディがかなり盛り込まれていて、恐らく気付いてない所も多いだろうと感
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片腕マシンガール(2007年製作の映画)

2.5

終始笑えるシーンがあって楽しめた。
ゴア表現がこれでもかと盛り込まれており、なかなか残酷な描写もあるが、作り物っぽさもかなり見受けられた。それだけにギャグ感が強くなっていて気分を悪くすることなく笑える
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チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

3.1

実話ベースであり、考えさせられる作品。
30年以上も前の話のため、マイノリティへの差別は現在より厳しいのであろうか。
作品としては無駄な引き伸ばしがないため、より現実感が強く感じられた。

コードギアス 亡国のアキト/第4章 憎しみの記憶から(2015年製作の映画)

2.2

シリーズ4作目ということで、ラストに向けて話が動く回。しかし、ストーリーはTVシリーズのような魅力もなくご都合的なものが多いように感じた。主人公サイドが突然不殺になるのも違和感があった。
戦闘も派手で
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サカサマのパテマ(2013年製作の映画)

4.0

典型的なボーイミーツガール作品。
重力の設定を活かした演出や浮遊感の表現もなめらかに動いていて見やすかった。ストーリーが進むとともに謎も明らかになっていくのも、わくわく感が途切れなかったため良かった。
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野獣死すべし(1980年製作の映画)

3.6

松田優作の演技が凄いことで有名だと知っていたが、想像以上に壮絶なものだった。
電車で刑事に話をするときの得体のしれない不気味さやその後の狂気などに圧巻。

スター・ウォーズ/フォースの覚醒(2015年製作の映画)

4.2

昔からのオマージュがふんだんに盛り込まれつつ、新たなスタートというワクワク感があって新規古参どちらからも楽しめる内容だったと思う。
今作のライバル的キャラのカイロレンも良いキャラをしていた。ダースベー
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ほしのこえ(2002年製作の映画)

2.5

時間が30分ほどで登場人物も2人だけということもあって、無駄のない洗練されたストーリーだった。
新海誠監督作品で感じられるノスタルジーが本作でも十分に含まれていて、何気ない風景などに引き込まれるような
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レ・ミゼラブル(2012年製作の映画)

3.5

全編通してミュージカル調で見やすかったが、それ故に1人に焦点があたって歌い続けるシーンが何度か見られたため少しだれた。
しかし逆に盛り上げる場面では皆一斉に歌いだすことで、ミュージカルらしい盛り上がり
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ピンポン(2002年製作の映画)

3.9

綺麗にまとめられたシナリオと個性の強いキャラが完璧にマッチしていた。最高。

コードギアス 亡国のアキト/第3章 輝くもの天より堕つ(2014年製作の映画)

2.9

今までの1.2章に比べて面白かった。
散らかっていた話がまとまってきてそれぞれの思惑や勢力図がはっきりしてきたことで見やすい話に仕上がっている。
ナイトメア戦自体は少なかったものの、2足歩行のランスロ
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スモーク(1995年製作の映画)

2.5

群像劇であるが最後にすべて繋がるようなストーリーではなく、展開にわくわくするような映画ではなかったが、飽きずに見ていられた。
日常風景や登場人物の距離間などが何とも言えぬ雰囲気を醸し出していた。
何が
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ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド ゾンビの誕生(1968年製作の映画)

2.4

ゾンビ映画の原点。
すでに様々なゾンビ映画を見て目が肥えてしまっているかと思ったが、想像以上の緊迫感で驚いた。
寄せ集め集団の孤立、籠城であったり分裂や内部感染など、いわゆる「ゾンビ映画にありがち」な
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インターステラー(2014年製作の映画)

4.1

世界観の壮大さや宇宙の無音演出など、SF的な要素がしっかりしていたため、映像だけでも素晴らしいと思った。
しかしメインストーリーはヒューマンドラマを主軸としており、科学的な設定がそれをうまく演出してい
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マダム・イン・ニューヨーク(2012年製作の映画)

2.6

ストーリーがしっかりしていて、よく言えば安心してみていられる、悪く言えば予想通りという感じだった。
英語ができないことで小馬鹿にされるシーンなどは、じれったさを感じたがそのおかげで最後の感動がよりドラ
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パーフェクトブルー(1998年製作の映画)

4.9

幻想と現実、ドラマと日常が交差し、主人公が今どのような立ち位置にいるのか分からずハラハラした。
切り替えが激しく、テンポが良い。やっぱりこうだったか!と思った後にそれも実はドラマ内の話であったりと予想
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スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団(2010年製作の映画)

3.6

やはりエドガーライト監督の作品はテンポが良い。全く飽きることなく最後まで楽しめた。
アクションも思っていた以上にしっかりしていたし、ゲーム的演出やコミック的表現もそれに合っていた。
ゲームなどの元ネタ
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ワイルド・エンジェル(1966年製作の映画)

3.5

アメリカンニューシネマの一つ。体制への反抗や自由の渇望など、アメリカンニューシネマらしい作品だった。

主演のピーター・フォンダは後にイージーライダーも出演するが、やはりバイクが似合う。リーダーとして
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不思議惑星キン・ザ・ザ(1986年製作の映画)

4.8

全体的にコメディタッチで描かれていて、プリュク人2人の行動だけでも面白い。しかし、それ故に価値観の合わなさや差別的描写に重みを与えていたように思う。

正直、一度見ただけではそのテーマを全て理解しきれ
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LUCY/ルーシー(2014年製作の映画)

2.0

人類の起源・進化といったテーマはSFにありがちな設定だった。なので、そのテーマの表現で勝負ではなく、それを活かしたアクションに期待したかったが、それもいまいち。同じ監督作品であるトランスポーターなどと>>続きを読む

サンゲリア(1979年製作の映画)

4.5

期待以上の作品だった。

目を背けたくなるようなゴア表現や、サメvsゾンビといった奇抜な発想が随所に散りばめられており、全く飽きない。90分という短さも合間って常に緊張しっぱなしであった。

海中のシ
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監督失格(2011年製作の映画)

2.7

前半は由美香と平野の両者の身勝手さや痛々しさを感じて、素直にのめり込むことができなかった。
しかし由美香の死からは一気に引きこまれた。
フィクションでは出せない現実感や雰囲気が重くのしかかる映像。それ
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裁かれるは善人のみ(2014年製作の映画)

3.0

前情報ありで見に行ったが、想像以上に陰鬱な映画だった。
あまりの救いのなさに逆に清々しささえ感じた。

ロシアの風土やキリスト教の知識があればより深く理解できると思う。

鯨の骨のシーンは表紙になるだ
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