stさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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バクラウ 地図から消された村(2019年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

メッセージ性含めかなり丁寧に作られた作品なのは凄く伝わります。また雰囲気はなかなかある映画。村人達の演技も素晴らしく、本当にあそこの村で生活している人々にしか見えないです。しかし、物語は終始淡々と進み>>続きを読む

マー ―サイコパスの狂気の地下室―(2019年製作の映画)

3.3

哀しきサイコパスの物語。派手な演出や変化球に頼らずかなり丁寧にストーリーが進んで行くのは好印象。ただ、故に細かい粗が気になってしまう点も。そしてとにかく地味。

ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

3.3

60年代ロンドンの雰囲気は魅力的。ただ、サスペンスとしては伏線処理がかなり雑で、モヤモヤする設定、行動が多いです。ホラーとしてもかなり安直。色々と盛り込み過ぎて収拾がつかなくなってしまったのか、或いは>>続きを読む

ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結(2021年製作の映画)

3.8

終始テンション高め、とにかく圧倒的な勢いがあって押し切られる、しかしその裏には精緻さも、そんな作品。

マリグナント 狂暴な悪夢(2021年製作の映画)

3.7

骨太なアクションホラー。よく考えるとめちゃくちゃなストーリーで、おそらく半ば意図的に色々と雑だが、終盤の大暴れで幸せになれる。彼・彼女にはスーサイドスクワッドに入って欲しい。

プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

3.3

ラストはなかなか絶妙。哀しくも美しい余韻のある最期。ただ、途中がやや中だるみの感も。ラスト部分のテンションで最初から通して欲しかった思いが強いです。

ゴジラvsコング(2021年製作の映画)

3.4

怪獣映画に必要なものは全て高い水準で備えています。ただ、怪獣映画的でない部分はかなり適当。なにをもとめるのか、そして好みの問題に思います。

クワイエット・プレイス 破られた沈黙(2021年製作の映画)

3.7

めちゃくちゃシンプルな構成ながらパニックものの定番を裏切る展開がいい。ゆったりとした間や音使いなども緩急があって巧み。三作目は展開が難しそうだが、うまく作ればかなり画期的な作品にもなりうる気はします。

イット・カムズ・アット・ナイト(2017年製作の映画)

3.4

ホラーというよりは心理モノと言った感じです。言葉に頼らない演出で、映画としてはよく出来ていますが、派手なシーンはほぼないのでかなり地味なのは否めません。後味はかなり悪いのと、怪異の設定が謎(え、それは>>続きを読む

ババドック 暗闇の魔物(2014年製作の映画)

3.7

かなり個性派なホラー。定石から全て1歩ずつズレている様な感じです。ラストはホラー映画史上稀に見るハッピーエンドだと思います。あとババドックはめちゃくちゃ多才。

ブロックアイランド海峡(2020年製作の映画)

2.9

あまり派手なシーンはなく、淡々と進むわりには怪異の説明もなされないので謎解き的な面白さも乏しいです。尺も長め。空気感や雰囲気、人間ドラマなども悪くはないですが、特筆する要素はなく微妙と言わざるをえない>>続きを読む

グッドナイト・マミー(2014年製作の映画)

3.9

B級ホラー風味なポスターとはうってかわって、しっとりした質感のホラー。余白の多い造りが魅力的。ラストは因果応報、あるいは救済だと思いました。

テイキング・オブ・デボラ・ローガン(2014年製作の映画)

3.6

手堅く怖い、よくまとまったホラー。話を大きくし過ぎない点とモキュメンタリー形式がいいリアリティを出してます。

エスケーピング・マッドハウス(2019年製作の映画)

2.9

実話ベースながらミステリー的な作りになっていて、ミステリーとして見ると単調、ドキュメンタリーとしては雑な印象で、大変中途半端に感じました。

クワイエット・ボーイ(2015年製作の映画)

3.7

よく考えると穴の多い設定ながら意外性のある結末が楽しめます。イタリアの山間部という雰囲気やロケーションがしみじみとした味わいで不思議な魅力があります。

イン・ザ・トール・グラス -狂気の迷路-(2019年製作の映画)

3.3

魅力的な設定ですが、出来事が破れかぶれな感じがして背景にあるロジックやメカニズムを感じられないのが残念。

ELI/イーライ(2019年製作の映画)

3.7

適度にわかりやすい伏線とスカッとするラストシーン。続きが見たい。

ミセス・ノイズィ(2019年製作の映画)

3.3

序盤から中盤のリアリティと演技のレベルが非常に高い。ただ、後半は予定調和感が強い。あと虫のシーンがホラー映画張りに気持ち悪いので要注意。

KCIA 南山の部長たち(2018年製作の映画)

3.8

実話ベースながら起伏に富んだ展開。あと、イ・ビョンホンがとにかく良いです。

28日後...(2002年製作の映画)

4.0

引きの視点が美しく、わびのあるゾンビもの。

アイアムアヒーロー(2015年製作の映画)

3.2

邦画ながら映像に迫力のあるゾンビもの。ただ、ストーリー的には大変単調で、原作を知らない人には特に面白みに欠けてしまうと思います。

キャビン(2011年製作の映画)

3.7

よく考えると疑問だらけながら斬新な設定。最後のモンスター博覧会が非常に魅力的。日本が失敗したのは何故!?