アン子さんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

クロコダイル・ダンディー(1986年製作の映画)

5.0

野性味あふれる田舎男が、都会の洗練された女性をゲッチュする話

舞台は、前半にジャングルの奥地、後半はニューヨークの高級ビル群。
ジャングルでは→
危険がいっぱいの奥地でも、田舎男は勇敢だったりユーモ
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マネー・ショート 華麗なる大逆転(2016年製作の映画)

5.0

 2007年代の経済ショック、実話をもとに作られている。
 知識のない人がわかるよう、最初から最後までわかりやすく受け入れられるような作り方、じゃないのが面白かった。
「金融業界では難解な説明のほうが
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ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

めっちゃ綺麗にバッドエンドいくやん

主人公とワルイ友達が、最後まで対照的でよかった。
友達の行動は終始わるくて、彼の行動に賛同はできん。
イヤな行動をするのに、話す内容には惹かれてしまった。最後まで
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ペーパー・ムーン(1973年製作の映画)

5.0

子供は可愛らしくなんてないのよ、って言われてるような作品。
男性の詐欺師が、可愛らしい子供の女の子と移動するストーリー。
詐欺師はそこそこアラい性格、タバコもスパスパ吸うような若い男性だ。
面白いのは
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マイリトルゴート(2018年製作の映画)

5.0

私はモルカーが出る前から観ていた。
だから、モルカーが出る前から私は監督のファンだったんだとドヤ顔している。

『狼と七匹の子ヤギ』をモチーフにしていて、羊の毛並みはフェルトのふわふわで表現。
フェル
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マルコヴィッチの穴(1999年製作の映画)

-

最後まで意味がわからん。
救いだったのが、製作者に「意味がわからん」といっても「僕もわからん」と言ってきそうなテイストだったところ。
何かしらの芸術性、コミカルやシュールがあるのは分かった。
今の自分
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アメリカン・ユートピア(2020年製作の映画)

5.0

とあるミニシアターでみた
その映画館のファンノートに、「2021のコロナワクチン映画ですね‼︎」とあり、その表現もどうかと思うが気持ちはわからなくないなと感じた

これはあるアーティストのブロードウェ
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ファンタスティック・プラネット(1973年製作の映画)

5.0

2021年に映画館で鑑賞
そもそも、1970年代の作品が再上映され、観るたびに感動や発見があるというだけですさまじい作品だと思う
青いからだ、赤い目のドラーグに支配されたこの作品では、人間は幼稚でちっ
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音楽(2019年製作の映画)

5.0

こういうのをインディーズ映画というのだろうか。メチャおもろい。
大橋裕之さんが原作なため、ストーリー展開は非常にゆるい。それは、単調だとかつまらないとかの次元ではなくゆるい。
そのゆるいストーリーを、
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ゴッドファーザー(1972年製作の映画)

-

イタリア版任侠映画。
任侠(日本で言う極道)なため、カタギの私では分からないところが多かった。
昔のイタリアの街並みや、イタリアンスーツ、イタリアの美女を見るのは楽しかった。
イタリアは第二次世界大戦
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1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

5.0

数回のカットで繰り広げられる2時間
自分は映画館で観たが、戦争映画をみて綺麗だと思ったのは初めてだった。
TVで観ても絶対いいと思う。観終わったあと、撮影についての考察、物語への深掘りも楽しめると思う
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きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

5.0

ずっと笑ってしまう、インド映画が気になる人はまずこれを観て

トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

5.0

レビューが難しい名作。
開始20分で、彼(トゥルーマン)が、その後本物の人生をどうつかみとっていくかが本題なのはわかった。
誰かに見られながらでも安全に生きるのと、隠したいプライバシーを人に見せない権
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愛してるって言っておくね(2020年製作の映画)

5.0

台詞がひとことしかないアニメ。あらすじ以上の展開はなく、そこがよかった。自分の子どもを抱きしめるというのは、どれだけの喜びなのかが12分間で伝わってくる。

映画 ギヴン(2020年製作の映画)

5.0

これが自分の初BL映画だ。自分は男を好きになる男の気持ちが分からないため、BL作品にあまり触れてこなかった。この作品ぐらい、他のBLもいいのかは分からない。でも自分はこのBL映画に出会えてすごくよかっ>>続きを読む

ゴッホ~最期の手紙~(2017年製作の映画)

5.0

迷うぐらいなら観た方がいい作品。
CG技術が発達している昨今に、この作品は全て手作業の油絵で描かれているそうだ。
映画館で上映されている時期に、予告で「酔いそうだな」と思って観ていなかった。
狭いTV
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モリのいる場所(2018年製作の映画)

5.0

 題材の画家、熊谷守一のことを知らなくても楽しめる作品だと思います。
 観る前に、森みたいな庭を持ち、虫や猫と生活している画家の映画ときき、「丁寧な暮らし」をしている話か? と思ってしまいました。
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スーサイド・ショップ(2012年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

自分の記録用
絵はアナログ風でグラデーションも綺麗。
ただ展開がご都合主義っぽい

フォレスト・ガンプ/一期一会(1994年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

何回観てもいい作品
真正直な主人公、それと対比できる生活を送るヒロイン、主人公が最後の1台詞でしか自分の障がいを言及しない構成 等
「投げる石が足りない時もある。」はもうすっかり覚えてしまった。

累 かさね(2018年製作の映画)

5.0

予想以上に良かった。土屋太鳳さんの演技がいいし累役の女優さんもよかった。
登場人物が女優となる話なので、演技をする演技をしなければならないが、不自然でないような工夫が多くてよかった。最後に踊るシーンも
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愛がなんだ(2018年製作の映画)

5.0

観ていて、こんなキャラや考え方だと幸せになれないのも分かるし、自分もこれらと同じことしちゃうのも分かって、ちょくちょく「うっ」てなった。
恋愛映画を観ると、登場人物らのもだもだを蚊帳の外として観ている
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天気の子(2019年製作の映画)

4.0

人によっては「ハッピーエンドじゃない『君の名は。』」と呼ばれているらしい。
きれいな作画なのは前作と同じだが、個人的には今作の方が好きだ。こっちの方が物語に味を出すアイテムが多くて、色んな要素を持ちな
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

5.0

こわいのが苦手な友人と観に行った。観る前に友人と「こわくなったら自分のリュック抱いてようね!」と言っていた。観始めたらリュックは放り投げて、友人と両手をつないで観た。
こわくて悪趣味な映画だと思う。お
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ラッカは静かに虐殺されている(2017年製作の映画)

5.0

ラッカの惨状を描いた作品。ドキュメンタリーであっても、編集はどうしても主観ありきとなるものですが、この作品では「かわいそう」という気持ちが一切伝わってきません。映しだされる人々は、本人や親族の命さえも>>続きを読む

ダーククリスタル(1982年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

レンタル料金を払って鑑賞。
精巧な人形劇で、ストーリーはややテンプレだが舞台芸術に圧倒される。払ってでも観てよかった。


※以下ネタバレあり※

好きだったところ2つ
⒈ 魔女の性格
今作は世界の終
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