Polaroidさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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ラスト・クリスマス(2019年製作の映画)

3.8

クリスマスのロンドンを舞台にしたロマンスものなんだろうな、タイトルからしてまんまWHAM!だし、と思って観に行ったらぜんぜん予想と違った。

Last Christmas I gave you my
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悲しみは空の彼方に(1959年製作の映画)

4.0

ダグラス・サークを初めて観た。アニーの信心、ローラの野心のそれぞれに脱帽。ブロードウェイのempireってすごい口説き文句だな。スージーはもう少し大人になろうね。

CLIMAX クライマックス(2018年製作の映画)

4.5

エヴァを演じるレア・ヴラモスが可愛すぎる。あ、でもセルヴァもいいかなー。ダヴィッドが撲殺され、死体にハーケンクロイツまで描かれるシーンはゾッとした。イケメンヤリチンはパニック時に殺されるんだなーと思っ>>続きを読む

突然炎のごとく(1961年製作の映画)

3.5

結局、カトリーヌの賛美者となったジュールが一番幸せだった。メンヘラの相手を余儀なくされたジムはご愁傷さまとしか言い様がない。奔放な女って、ファム・ファタールというよりは単にめんどくさいだけな気がする。>>続きを読む

柔らかい肌(1963年製作の映画)

3.7

フランソワーズ・ドルレアックの美しさにどうしても目が行ってしまうが、本編の主役は奥さんのフランカだと言っていい。なんで猟銃持ってるの? 可愛い娘はどうでもいいの?

ラシュネーがリスボンで美人とのデー
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シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション(2018年製作の映画)

3.6

製作陣の原作愛が伝わってくる、とても楽しいフランス版実写化だった。シティーハンター以外にも、おそらくドロテクラブで紹介された20世紀の日本アニメへのオマージュが散りばめられている。お色気が原作より増し>>続きを読む

蜜蜂と遠雷(2019年製作の映画)

4.0

原作既読だが、音楽の話なんだからたっぷり演奏を聴ける映画版を観れてよかった。松岡茉優はわけありというかちょっとメンヘル入ってるけどそれを表に出さないように努力してる女の子をやらせるとすごくうまいなー。

ジョーカー(2019年製作の映画)

4.2

いやー、噂は聞いていたが、すごいものを観てしまった。賛否両論あるみたいだけど、自分は終盤普通にスッキリした気分になったのでとてもナイーブな見方をしてしまったな。あれだけ踏んだり蹴ったりの目に遭って、バ>>続きを読む

宮本から君へ(2019年製作の映画)

3.5

原作既読。ストーリーは原作後半にほぼ忠実だった。

元がアレなので予想していたが、いやー本当にお腹いっぱい。天一のこってりを食べた後のような気分になった。号泣し、絶叫し、唾や食べかけのご飯を飛び散らせ
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惡の華(2019年製作の映画)

4.2

玉城ティナがめちゃくちゃハマり役。何者かになりたい、でも何者でもないという十代の懊悩を味わったことのある人は必見。クソムシだらけの日常の向こう側に行くために変態になるんだ。俺は他の奴らとは違うんだ。そ>>続きを読む

HELLO WORLD(2019年製作の映画)

3.6

最後まで見ると意外と複雑な構成だったので驚いた。奥手な主人公とやっぱり奥手なヒロインが読書の話で盛り上がる姿、可愛いなー。

ドント・ウォーリー(2018年製作の映画)

3.2

とりあえず酔っ払ったらクルマの運転はしちゃいけないし、酔っ払いのクルマにも乗っちゃいけない。当然のことが身に沁みてよくわかる映画だった。

グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997年製作の映画)

3.6

下層階級の天才が選んだのはいつもの生活でもアッパーな人生でもなく好きな女。それは愛妻を喪ったショーン先生の未だ燃え盛る愛ゆえ。字幕は結構訳してないところが多くて不満足だった。”Good luck so>>続きを読む

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

4.5

あのシーンを待ちながらスクリーンを見つめる二時間半。けれど待っていたのは意想外の展開だった。火炎放射器は無駄じゃなかったし、ブランディは可愛いだけじゃなかった。何という多幸感。下り坂のリック・ダルトン>>続きを読む

かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~(2019年製作の映画)

2.7

うーん、キャストはがんばってたけど漫画を超える要素は一つもなかったな。どんどんチャラくなる翼くんとか原作に忠実ではあったんだけども。わざわざ映画にする意味が欲しかった。

記憶にございません!(2019年製作の映画)

3.5

三谷幸喜による安定のドタバタコメディ。豪華キャストの誰が何を演じているかを気にしながら見て、エンドロールで答え合わせするのが楽しい。笑って過ごせる二時間ちょっとだが、総理が記憶を失って人間関係のしがら>>続きを読む

野獣死すべし(1969年製作の映画)

3.5

冒頭、轢き逃げされちゃう子供の笑顔がすごく可愛かったのが印象的。子を亡くした父親の、自らの破滅も辞さないものすごい復讐譚になるかと思ったら意外にそうでもなかったんだよな。やっぱり時間と新たな人間関係は>>続きを読む

永遠に僕のもの(2018年製作の映画)

3.6

宝石商強盗をやったとき、ラモンくんは「カストロとゲバラ」って言って悪くて強くて反体制な二人に擬えたのに、カルリートスは「エビータとペロン」と体制のカップルの名前を言う。このすれ違いが全て。とにかくラモ>>続きを読む

HOT SUMMER NIGHTS ホット・サマー・ナイツ(2017年製作の映画)

3.8

ティモシー・シャラメを見に行った筈なのだが。。。ロリポップ間接キス、そして男子トイレでのビンタからのキス。こういうことのできるカッコいい女の子が現実にいてほしい! 嵐の後の空気が好きって言っていたマッ>>続きを読む

劇場版 おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~(2019年製作の映画)

2.8

ドラマは一切未見。同性愛者に対する偏見がゼロというユートピアの話。吉田鋼太郎が良い。田中圭はギャーギャー叫んでるだけで『あなたの番です』と何が違うのかわからない。

イソップの思うツボ(2019年製作の映画)

2.5

『カメラを止めるな』とどうしても比較され、その結果失望される可哀想な映画。どんでん返しにこだわり過ぎ。タイトルに冠されるイソップのウサギとカメの寓話が全然機能してない。ゴールは何? 井桁弘恵が可愛いと>>続きを読む

この世界の片隅に(2016年製作の映画)

3.6

玉音放送を聞いたときのすずの描き方が素晴らしい。

敗戦時にそれでも徹底抗戦を叫んだ人の気持ちがずっとわからなくて、國體というのはそんなに大事なものだったのかと考えたりしたこともあったが全然違った。そ
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スノー・ロワイヤル(2019年製作の映画)

3.5

なんとなく見逃していたが近くの映画館でかかったので見に行った。バンバン人が死ぬが悲愴感は一切なく、むしろクスクス笑いが終始聞こえてきた。誰か死ぬたびに黒地に白文字の死亡アナウンスで名前とあだ名が示され>>続きを読む