最近は写真を撮っても、データで保存してそれっきり放置してることが多いけど。
家族写真をアルバムに残す良さや、思い出が生きる力になることに気付かされました。
「関心領域」を観た後、
アウシュビッツ所長のルドルフ・ヘスの家に
出入りしていたユダヤ人の1人を
主人公にした映画が、「ソフィーの選択」と聞き
観てみた。
これは観ていてツライ…
開放後に欧州から米>>続きを読む
収容所を生き延びたユダヤ人らのドキュメンタリーを観たことがある。かつて自分たちがいた収容所で、酷いことをしていたナチの看守らが、休日、家族や仲間と楽しくピクニックに興じる映像を見て「彼らを悪魔だと思っ>>続きを読む
サメ、サメ、サメ。頭がたくさんあるサメ、竜巻から降ってくるサメ、宇宙へ飛び出るサメ…サメ映画ここに極まれりだっところに、最初のメガロドンはインパクトがあった。ただもぅこれは…もっと違う展開が欲しかった>>続きを読む
群集心理というのか。誰か1人くらい反対してももう止まらない、止められない、抜けられない。引き返すチャンスはいくつもあったのに。
鑑賞映画ではなく、観戦映画でした。声出しOKにして欲しい!
きっと日本人は描かないゴジラを、たっぷり魅せてもらいました。もうここまでくると清々しい。
オッピーの視点の映画なので、当初言われた「広島長崎の悲惨さが描かれていない」というのは当然。それをいうなら、実験が行われたロスアラモスに住んでいた人たちに起こったことを描くべきかなと…。ただ、それもオ>>続きを読む
劇場公開時に観たのだけど、「グリコ・森永事件って解決したんだっけ…あれ?」と錯覚した映画。たまたまCSで再鑑賞したけど、やっぱりおもしろい。
ドゥニ・ヴィルヌーヴの描く砂の世界は、とても美しく品があって大好き。
リーダーへ成長する主人公の雄々しい姿もいいけど、このストーリーが醸し出す大きな世界にどっぷりはまっていたい。続きが待ちきれないので>>続きを読む
以前、何かの本で「東ドイツの組織的で凄まじいまでの盗聴の様子、技術、心理的葛藤などが細かく描かれていて驚いた」と紹介されているのを読んで…やっと観た。
監視社会な上に、上層部の気に入らないことをすれば>>続きを読む
途中までどうなることかと思ったけど。やりたいことへの道を見つけて歩み出す、みんなの穏やかな表情にホッとした。
広大な湿地の自然風景を、とても魅力的に映し出しています。
そんな自然の中で孤独に育った女性が、人間の道徳ではなく自然の掟に従うのは当然のこと…だよなあと思わされるラストでした。
原作はまた違う部分をじ>>続きを読む
知ることができて良かったと思った。
分からない、理解できないと思っていた母親の、思いがけない過酷な過去に唖然とする。
何が人間を人間たらしめるのか。
ポップアートで和らげているけど、そもそも胎児の脳を親の頭に移植するとか、絶望的なほどの男たちのエゴなど、なかなかグロい。その中でエマストーンが、徐々に、確実に人間性を>>続きを読む
馴染みのある土地が何ヶ所か登場するというので気になっていた作品。
前知識がそれだけだったので、今朝も東京で地震があったようだけど、「あ。あれもミミズが暴れたのかな」って思考になった。
知恵をはたらかせ、記憶力を最大限にして生き残りをはかる男の物語。そんな彼を支配したナチの男の末路は、最高の復讐だった。
初めて観た時は、指導者のあまりに大人気ない仕打ちに胸が悪くなった。
でも今回は、そんな指導者に挑む主人公の狂気のレベルに拍手を送った。
確かにこの映画はやり過ぎ。ただ、グンと飛躍する起爆剤として「何く>>続きを読む
なんの予備知識なく見始めたが、文字通りグイグイ引き込まれて最後まで。
取り上げているテーマは重いが、妻夫木さんのどこか飄々とした雰囲気と、小籔さんの関西弁が和らげる。
まだ小説を読んでないので、読んで>>続きを読む
西洋絵画の一瞬一瞬を切り取ったような、美しい映像が続く。それにおいしそう。
やっぱり食をテーマにした物語は、幸せな結末でなければね。
20代、30代の時に見たら「気持ち悪い」という感情が勝っていたかも。
もう少し人生、いろいろ見てきた上でこの映画を観ると、これはひとごとでないかも、と思わされる。
心で繋がれてるかもと思い始めた頃に、>>続きを読む
これは絶対に劇場で見たい映画です。
軍人であり、そして妻に深すぎる愛情を抱く人間臭いナポレオンが描かれています。
大き過ぎるスケール感を、音楽が後押し。衣装もすてきです。
女性一人が生きるには困難で理不尽なことも沢山あった時代。
妄想が過ぎていろいろ歪んでるけど、純粋一途を通したベネデッタは幸せだったのかな。
小説の読み方を、大人からきちんと教わる幸せを感じさせてもらった。1度目は理解し、2度目は考えながら読めというセリフにハッとした。今の大型書店ではとうてい体験できない読書体験。
人々の地味な交流も見てい>>続きを読む
ドゥニ・ヴィルヌーヴといえば「灼熱の魂」が印象的だが、私の中ではこれで「砂」のイメージがすっかり定着。
これは映画館で観るべき映画。設定はよくわからないけど(苦笑)、なのに引き込まれる。
何も期待せず観た。
ロシアとフランスの、ディスり合いのドタバタコメディ劇かと思いきや、ラストの、つらい歴史を背景にしたチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲は泣けに泣ける。
「羅生門」のように、同じ出来事について男2人女性1人、三人三様の主張が繰り広げられる。そうしておこった裁判の判決は、なんと男たちの決闘で決める。そしてかんじんの女性の主張や権利は、一切無視される。
女>>続きを読む
話運びにちょっと冗長気味なとこが何カ所かありましたが、これはもぅ何にも考えず、面白がれる映画です。
出演者もいじりいじられ、もぅ大変!
とびたくんと行田市が、深く印象に残りました。
しかしあの甲子園>>続きを読む
捨て身の行為にホロリときたら、しっかり酸素を確保。クスリと笑えました。
しかしあんなに深い穴!そしてどんだけ水溜まる?