Popilongさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

Popilong

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呪怨(2002年製作の映画)

4.0

6月公開の「貞子VS 佳椰子」のために、復習として再観。

内容などはほどんど無きに等しく、矢継ぎ早に登場人物たちが怪異の餌食となっていく。その無慈悲なまでのスピード感が心地いい。

怪異の主役である
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ウォール街(1987年製作の映画)

3.0

あまりにも刺激的でコカインで終始ハイな「ウルフ・オブ・ウォールストリート」の方を先に観てしまったので、本作は80年代の株取引のローテクなノロノロ感もあって、血で血を洗うマネーゲームもちょっと牧歌的に感>>続きを読む

スローなブギにしてくれ(1981年製作の映画)

3.3

「101回目」での上目使いでひたすらロングを掻き上げまくる浅野温子も、「あぶ刑事」でシャブってんじゃないすか?ぐらいなまでの過剰なハイテンションな浅野温子もここにはいない。

そういった「技術」を使う
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L.A.コンフィデンシャル(1997年製作の映画)

3.5

結構おもしろかった。一箇所だけ「あっ」と驚かされて、あとはそこそこ。

進撃の巨人 ATTACK ON TITAN(2014年製作の映画)

2.0

序盤、大型巨人が壁を破壊して、巨人群が入り込んで大量殺戮を開始したときは、この映画クソやべぇと心底タマキンが縮みあがった。
・・・が、それ以降はただただただ退屈な会話が続いてすっかりタマキンも元通りに
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薄氷の殺人(2014年製作の映画)

3.4

とても寒そうで、こっちまで寒くなった。
ヒロインのお姉さんがいい感じ。
想像してたよりも殺伐感は薄め。

APP アプリ(2013年製作の映画)

1.8

タイトルが出オチのありきたりなホラー。唯一良かった点は80分ですぐに終わるとこ

横道世之介(2013年製作の映画)

3.8

説明過多なセリフ回しや過剰な感情移入を迫る最近の日本映画とは一味違う。
淡々としながらも生き生きとした日々の機微を、絶妙の余韻をもって掬い取る演出と撮影が素晴らしい。
ほぼ全ての演者が素晴らしいが、主
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戦場のメリークリスマス(1983年製作の映画)

3.5

内容は正直退屈だったけど、ボウイの演技は予想以上だったし、ラストシークエンスのたけしが圧巻だった

コラテラル(2004年製作の映画)

3.3

同じマイケル・マン監督の「ヒート」が凄まじかったのでこちらも鑑賞。
こちらも男と男の息ずまる攻防戦だが、ヒート比べてしまうと2枚も3枚も落ちてしまう感は否めない

ヒート(1995年製作の映画)

4.2

真っ赤に燃え盛る炎のアル・パチーノ。青白く内に燃えるロバート・デニーロ。

対照的な男の中の漢同士の真っ向勝負。
震える。
特に銀行強盗シークエンスでの銃撃戦の圧倒的な臨場感とド迫力には若干チビった
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ルパン三世 カリオストロの城(1979年製作の映画)

5.0

もう20回以上観てるけど、観るたびに日本で一番の映画だと思う。いや間違いない。

素晴らしい点を挙げたらそりゃきりがないが、一番感動的なのがルパンが次元が五右衛門が銭型のとっつぁんがクラリスが、そして
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スティーブ・ジョブズ(2013年製作の映画)

1.8

ジョブズの、技術者よりもプレゼンターで、癇癪持ちの若干人格破綻者な部分は丁寧に描かれている。
が、いかんせん物語がジョブズのトロの部分であるiPod以降の話の前に終わってしまうので、全くお話にならない
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スター・ウォーズ/フォースの覚醒(2015年製作の映画)

4.9

「熱い・やばい・間違いない!」とスーパーフリーの和田さんになってしまった。もういつ死んでもいい

スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望(1977年製作の映画)

5.0

小学生のときに親父に連れられて映画館に観にいって以来、何度もコスり倒すように観た、人格形成に大きく影響した作品。完璧な娯楽冒険活劇だけど、個人的なクライマックスは、序盤のルークが二つの沈む太陽を前に黄>>続きを読む

007 ドクター・ノオ/007は殺しの番号(1962年製作の映画)

2.5

初めて観た記念すべき第1作。現在まで連綿と連なるボンドのあのキャラクターは完全に出来上がっているが、内容自体はかなりポンコツ。最近ではここぞというシーンで一度だけ効果的にかかるあのテーマソングが、ボン>>続きを読む

円卓 こっこ、ひと夏のイマジン(2014年製作の映画)

2.2

原作は天才・西加奈子の傑作小説。が、その圧倒的カタルシスが半分も表現されていない。ただ、芦田愛菜ちゃんの才能だけがイヤというほど堪能できる。

007 スペクター(2015年製作の映画)

4.0

個人的には湿っぽすぎたスカイフォールに比べるとカラっとエンターテイメントに舵を切っていて非常に楽しめた。
にもかかわらずサム・メンデス印のシックでエレガントなルックは健在なのは流石。
しかも007らし
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讐 〜ADA〜 第一部 戦慄篇(2013年製作の映画)

1.5

今日本で最もキてる白石晃士が監督している作品。脚本も撮影もいつもの白石メソッドで緊張感ハンパないのだが、主演のアイドル達の素人芝居が、お膳立ての全てを台無しにしてしまっている。ちゃんとした役者のちゃん>>続きを読む

ジェームス・ブラウン 最高の魂を持つ男(2014年製作の映画)

4.1

地元の劇場では放映されておらず、待ちに待ったソフト化。
そしてまずジミヘンの伝記映画みたいなとんでもないクソにはなってなかったことに一安心。

というよりも、JBの歴史を語る上においてとても重要な要素
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6才のボクが、大人になるまで。(2014年製作の映画)

4.0

評判がいいくらいの前情報で観たので、この前代未聞の「技法」にはかなり驚かされた。実際に12年の歳月をかけてコレをやるのは本当に大変だったと思うけど、その時代のキーアイテム(Iマックとかスカイプとか)を>>続きを読む

ワイルド・スピード SKY MISSION(2015年製作の映画)

4.3

悪役のはずのジェイソン・ステイサムがいろいろ男前すぎて、同じハゲのヴィン・ディーゼルが霞んでしまった以外はケチのつけようがない出来。無駄なシーンは極力削ってほどんどが豪快なアクションシーンによって構成>>続きを読む

ツレがうつになりまして。(2011年製作の映画)

3.5

同じ病を患った身からすると、過剰に感情移入してしまい、吸い込まれるように観てしまった。しかし頭を団子にしてもこんなにかわいい宮崎あおいが嫁っつーのは反則。

海月姫(2014年製作の映画)

2.8

能年ちゃん目当てに観た。おとぎ話だと割り切ればそれなりに楽しめる。ただ完全に能年ちゃんの「無駄使い」。その点は非常に歯がゆい。あまちゃんのように、ポテンシャルを出し切った能年ちゃんがまた観たい。痛切に>>続きを読む

メランコリア(2011年製作の映画)

3.0

「地球が滅ぶのってそんなに悪くないよね。むしろアりじゃね?」っていうラース・フォン・トリアらしい毒が満載。超キレイな映像と淡々としたリズムの合間にも毒がそっと仕込まれていて、観終わったあとはしっかり酷>>続きを読む

チェイサー(2008年製作の映画)

3.7

連続猟奇殺人犯と女をさらわれた前田日明似のデリヘル元締めの追走劇。予想外の展開の連続で息もつかせぬとはこのこと。しかし韓国、路駐多いな。

JIMI:栄光への軌跡(2013年製作の映画)

1.9

アウトキャストのアンドレが声とか喋り方とか超ジミヘンに寄せてきていてそれは驚嘆の域。それとクラプトン、ビートルズが絡むシーンだけが見どころ。その他はクソどうでもいい女との痴話の連続で、ほぼ拷問だなと思>>続きを読む

シャイニング(1980年製作の映画)

5.0

キューブリックの映像センスが迸る永遠のマスターピース

ビースト・オブ・ノー・ネーション(2015年製作の映画)

4.0

この映画自体も結構ヤバいけど、こんな世界でも一級品の映画を製作、即観れてしまうNetflixがクソヤバい。