aさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

屍人荘の殺人(2019年製作の映画)

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ひどい話だった。ゾンビ映画になったことにも驚いたけれど、ラストも驚いた。引いた。コメディ仕立てなのも怖い。

真夏の方程式(2013年製作の映画)

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冒頭、「地下資源を採鉱すれば、生物には必ず被害が出ます。人間はそういうことを繰り返して、文明を発達させてきました。だか、その恩恵は、あなた達も受けてきたはずだ。あとは、選択の問題です」という湯川の台詞>>続きを読む

ペコロスの母に会いに行く(2013年製作の映画)

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痴呆が進む親の介護の話。切実な話。自分もそう感じる歳になった。人ひとりの一生に詰まった生と死。先立った人との思い出を噛み締めるたびに涙が出る。思い出は強烈なのに、記憶は曖昧。
これまでのことを忘れなが
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

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シャロン・テート殺人事件が描かれていると思って見たら……びっくりした。
面白い面白いと聞いていた。面白かった。事件を知っている人ならなおのこと面白いんだろうな。ブラッド・ピットがずっとかっこいい映画だ
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

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クッパが結構かわいい。ドンキーコングもかわいい。

楽しかったのは、虹でみんなでマリオカートするところ。マリオはもともと運動神経良い設定だったけれど、ちゃんと修行していた。

☆は最強なんだな。でも☆
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渇水(2023年製作の映画)

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水不足の夏、水道料金を払えない人たちと料金を催促したり停水作業をしたりする人たちの話。日本の映画を見たなあという感じ。
今年の夏は暑かったけど、水は大丈夫だったんだろうか。今日はすっかり秋の空気で、乾
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岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)

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岸辺露伴シリーズが、横溝正史の金田一とか、江戸川乱歩とかの現代版のように楽しめている。有難い。

もっともっとどんどん岸辺露伴をこの世に出してほしい。岸辺一族についても、壮大な歴史と物語があるんだろう
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ヲタクに恋は難しい(2020年製作の映画)

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楽しかった。ミュージカルはいいなあ。

「声がきゃわタソなうえに、顔もきゃわタン。この意味分かるか?………………神!!!」という台詞が良かった。賀来賢人が良かった。

オタ芸というものを一度はやってみ
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

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いい話だった。感動した。
しょっぱなから映像美というか画面の迫力に感動し、エンドロールでは涙を流し。宮崎駿監督アニメを、子どもの時分から今までずっと、見ることができて幸せでしたと、感謝しつつ映画館を後
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特別編 響け!ユーフォニアム アンサンブルコンテスト(2023年製作の映画)

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マリンバって心地いい音色だなあと思った。マリンバが遅いとか合っていないとかいわれるほど、耳がマリンバの音を追いかけて……心地よかった。

久美子が部長になってからもこのアニメを楽しめるとは。感慨深い。
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

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楽しかったー!
遅ればせながら、映画館へ。
もともと評判も素晴らしいし、井之雄彦が手がけたんだぞと聞いて、それは間違いなく面白くて感動するのだろうなと思って見たけど、期待を優に超える面白さ、楽しさだっ
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レジェンド&バタフライ(2023年製作の映画)

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長かったな。木村拓哉の織田信長は、ファンなら一度じっくり見てみたかったはず。それに応えた映画なんだきっと。
前半は下ネタが飛び交う大河ドラマを見ているようで、いいのかしらこんな…というおもしろさ。下ネ
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騙し絵の牙(2021年製作の映画)

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楽しかった。書店の生き残り方、出版社の生き残り方を探るエンタメ。二転三転する騙しがあった。見ている側としても価値観がゆらゆらするかも。
変わらぬ「〜べき」という口調、丁寧にペンを入れる若手編集者。ずい
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茜色に焼かれる(2021年製作の映画)

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「最悪な神様は世界の至る所にこびりつく」という。

「ルールの厳しい国はいくもあると思うけど、頭の中身はどの国の男も変わらない。他人にルールを求めるのは、難しいと思う。自分たちがしっかりしていればいい
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レイクサイド マーダーケース(2004年製作の映画)

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親の狂気。お受験。子どもの不可解な挑戦。殺人。“本当の親”とは、レールを引いてあげられる親か。子どもを守るために手を汚せる親のことか。

「先生はご自分の親を憎んでいらっしゃるんですか? そんな人にわ
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鳩の撃退法(2021年製作の映画)

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複雑で混乱。鳩は偽札の隠語。
ピーターパンには、妖精は拍手すると死なないと書いてあるんだろうか。そういうのだけ、やたらと残るもんだよなあ。

O嬢の物語(1975年製作の映画)

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20代の頃に活字で読んで挫折し、映像も少し見て終わっていた古典「O嬢」。やっと見ることができた。SM調教&寝盗られってフランスにかかればこんなに美意識高めで淡々とできるのか。
乳首から化粧して、そのあ
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

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面白かった。「君の名は。」も「天気の子」も忘れたけれど、これは忘れないと思う。地震についてしっくり来た。こんな表現もあるんだ。
こんな風に地震が見えている人もいるんだろう。スピリチュアルの世界、面白い
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100日間生きたワニ(2021年製作の映画)

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同僚が「不覚にも泣いてしまった」というので見た。冗長に耐えられないか…も……と何度も早送りしようと思ったけど、きっちり最後まで見た。感想は特にない。

エンドロールは手書きですか!?

タイトルがおか
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睡蓮の人(2003年製作の映画)

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亀が愛おしい。
わたしにもこういう老後の一コマがあるのかもしれないな。一度出会った人は死んでもまた会えてしまうんだという気がしてきた。

老後の資金がありません!(2020年製作の映画)

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いい話だった。冒頭「老後は一人2000万では足りません」という話があり、鷲掴みにされた。
主人公だけじゃなく、夫も義母も、何歳になっても仕事を選ばず、とりあえず働いたり悪事に手を染めたりする柔軟性が素
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マイ・ブロークン・マリコ(2022年製作の映画)

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原作が面白かったから見た。とっさに動く人の心のあたたかさを見た。ドクターマーチンの靴ってどうなんだろう。

死んだ人に会えるのは、生きている人だけなのではないか?という問いが残った。

avec mon mari アベック モン マリ(1999年製作の映画)

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だるく、ゆるゆると見た。金や病気で困っていない時の夫婦生活において、刺激は、疑いや浮気以外にあるんだろうか。相手を疑う時が一番楽しそうで。

avec mon mariはフランス語で「夫と一緒に」とい
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あなたの番です 劇場版(2021年製作の映画)

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「キスはチャクラにして!♡」という台詞が一番でした。

しかし、本当に刺さっていてびっくり。可哀想……

竹中直人は劇中にいるだけでびっくり。

シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

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どんな怪獣が出てくるのかなと楽しみにしていたけれど、怪獣面はあんまりだったような。異星人と日本政府がワイワイって感じ。久しぶりの竹野内豊に、おお。

長澤まさみが可愛かった良かったと同僚が言っていたの
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この子は邪悪(2022年製作の映画)

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「あの子は貴族」のパロディかと思いきや違う。そして見終わっても全然タイトルの意味が……うーん、子どもを虐待する言い分? 分からない。

子どもを虐待から守りたい、家族を守りたい、娘を守りたいという決意
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マスカレード・ナイト(2021年製作の映画)

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刑事ものというより、ホテルの話なんだな。だから「マスカレード・ホテル」という名前だったのか。ホテルマンならどうするかって視点で殺実事件を扱っているんだなあと、2作目にして。

1作目もそうだったけれど
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はだかのゆめ(2022年製作の映画)

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渋谷で鑑賞。
人の死とともに生きているんだなと思う。
夜の川に火がゆらめくシーン、良かったなあ。見てみたいなあ。高知かあ。

田舎の日常を思い出した。虫を追い払ったったり、そっとしておいたり。
玄関で
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

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長い。一日かかって見たような気分。

チェーホフを演じるのがつらいという演出家。作品を読む力、演じる力は計り知れないよなあと思う。

この映画の感想、「つまらん」が大半なんじゃないかと思っていたら、そ
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ヘルドッグス(2022年製作の映画)

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おもしろいと評判らしく、見に。任侠映画だった。つまり日本映画の王道ということで。たしかにおもしろかった。
ただ、わたしは、人の殺し合いだとか拷問だとかは見たくないので、きつかった。

サイコパスのふわ
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リボルバー(1988年製作の映画)

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ジュリー主演。盗まれた拳銃に向かっていく群像劇。
人々が成り行きで、すごい速度で、変化していった。結婚式のノリに時代を感じた。なつなつなつなつココナッツ♪のカラオケは、てきとうに歌っている風なのに不自
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ハゲタカ(2009年製作の映画)

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不幸には2種類あり、金のない不幸と金のある不幸だそうだ。わたしは金のある不幸は知らないが、これから経験できるかもしれない。
こういう小難しい話を見ると、ぼうっと生きてんなよと言われているように感じ、後
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水戸黄門(1978年製作の映画)

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じーん。人生楽ありゃ苦もあるさ〜、染み入る。
水戸黄門、懐かしかった。キリッとしている人はどこまでもキリッとしている。

回り回ってしまったのか、勧善懲悪にじーんとした。どんな心境なんだかなあ。

宮本から君へ(2019年製作の映画)

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「ええやないの、勝手しとったら。人間生きとること自体わがままやねんから。みーんな敵や思ったったらええやんか」
という先輩の言葉掛けに、そうだよ、と思って見続けた。

ついに、事件が起きて、殺意と悲しみ
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真夜中の弥次さん喜多さん(2005年製作の映画)

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薬物中毒の映画。生理的に来るものが多くてきつかった。
しまいには、キノコが生えていた。伊勢参りをすると血液がサラサラになったというところだけ笑った。てやんでえべらんめえどっこいラップも面白かった。みん
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竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

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サマーウォーズを彷彿とさせる出だしで、わくわく。

気遣う男をお母さんみたいという美少女のせりふには、どんな意味が込められていたんだろう。「大丈夫?」って男の子に言われなくなってからがスタートってこと
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