レビュ彦さんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

アタラント号(1934年製作の映画)

4.2

リメイクしてほしい、デイミアン・チャゼルあたりに。


1.37:1

新学期・操行ゼロ(1933年製作の映画)

4.0

羽毛バク転スローモーションの美しさだけは確かに。


1.20:1(sound on film version)

ジ、エクストリーム、スキヤキ(2013年製作の映画)

4.6

「会社しゃ」はどっちなの??

全員「え?」言いすぎててわかる。

井浦新と窪塚洋介と市川実日子と倉科カナを好きにならざるを得ない。

意外とビターな後味が残ってしまった。
俺、全然デボン紀抜け出せて
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横道世之介(2013年製作の映画)

4.4

ほかの沖田修一作品と比べるとあまり面白くはないのだけど、「あーこりゃやばいな」となるのはこの映画だった。

当時を知っててド直球にシンクロする世代にはもうオワリってくらい良いのだろうなぁ。

吉高由里
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ゴダールのマリア(1984年製作の映画)

4.7

とにかくめちゃくちゃ美しい。人も動物も街も構図も何もかも。

最初の母ちゃん、どっかで観たことあるなぁ誰だっけ...あ!地獄の黙示録のあのシーンの人だ!って思ってたら前半終わった。

全然ゴダールパー
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5時から7時までのクレオ(1961年製作の映画)

4.4

いやちょっとゴダールとアンナカリーナの短編シーンが尊すぎて...追悼としてゴダールの姿を観たい方はぜひこの作品を観るのが良いのではないか。本当にありがとうゴダール。

呆気なくまだ幸せ真っ只中な感じが
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キツツキと雨(2011年製作の映画)

5.0

ベタな展開もありましたが、笑って泣いて胸が熱くなったのでもう最高。
どちらかというと電車で帰った側の人間だから、あそこで耐えれたらこんな景色が見れたのかと、後悔じゃないけどそんな思いが募る。

ヒッチ
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南極料理人(2009年製作の映画)

4.5

IWGPを観てからこれを観ると、きたろうが出る度泣いてしまう。

ゆるくコメディチックな日常だが、飛び交う言葉の中に結構辛辣な発言があったり、「そこはちゃんとするんだ」みたいないろんな人いるよねって感
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ソドムの市(1975年製作の映画)

4.1

怖いもの見たさとテオレマが良かったからという気持ちで手を出してしまったが、もう何も言えない。

とにかく嬉々として変態行為に及ぶキモすぎるジジイ達を反面教師として世界を平和に導きたい。


1.85:
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勝手に逃げろ/人生(1980年製作の映画)

4.3

冒頭から音楽も映像も最高でびっくりした。ゴダールは劇場で観た方が何倍も良いかもしれない。

スローモーションというかほぼコマ送りみたいな感じだったけど、ノイズが続くおかげで静止画にならないのでやはりノ
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秘密の森の、その向こう(2021年製作の映画)

4.2

ポッケにシュパッて手突っ込むシーンでとろけ笑顔。


主人公は小さい女の子だが、完全にママ世代の女性に向けられた極癒し映画でした。

姪とクレープ作りてえ。

ボールのシーンでブヒッて声出ちゃってたか
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ぼくの名前はズッキーニ(2016年製作の映画)

3.9

グッとくるはずなのにあんまピンときてない自分が悲しい。

キートンの探偵学入門/忍術キートン(1924年製作の映画)

5.0

何もかもが凄いのだけど、ラスト5分に映画の夢と現実の愛おしさを見て、感慨無量。
取ってつけたような謎のピアノBGMも相まって泣きじゃくっちゃった。


アメリカでは既にパブリックドメインになってるらし
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シャーロック・ホームズ(2009年製作の映画)

4.0

満点の犬っぺ。

レイチェルマクアダムスが苦手な感覚が一生拭えない。

もっとガイリッチー味を出してくれて構わない!

さかなのこ(2022年製作の映画)

4.7

好きに勝るものない人間を見るのは本当に楽しいのに、ヒシヒシとやるせなさや劣等感が込み上げてくる感覚がイテテテテとなる。
ギョギョおじさんをさかなクンが演じることの意味の大きさよ。

ヤンキーすら優しい
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バーニー/BURN-E(2008年製作の映画)

4.3

こういうことが裏であったんだなと信じて優しく慰められる寛容な心を持ちたい。

コンスタンティン(2005年製作の映画)

4.1

超適当に観ちゃったけど、ティルダスウィントンがキアヌリーヴス踏みつけるシーンだけ焼きつくくらい凝視した。


噂によると、ティルダスウィントンの翼をVFXで消してない唯一の映画らしい。


2.40:
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顔のない眼(1959年製作の映画)

4.9

魔力にやられた。

帰りに寄ったディスクユニオンにDVDあって思わず買ってしまった。


1.66:1

リキッド・スカイ(1983年製作の映画)

3.5

チープな音楽と一人二役の主人公の魅力以外、特に良い点はない!

会話がつまらなすぎた。

カルトムービーは未来世紀ブラジルみたいな最高傑作もあれば本作みたいな幻滅しちゃう作品もあり、むずいね!だから観
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ノー・シャーク(2022年製作の映画)

4.6

凄い。心の声がダダ漏れてるだけと言えば本当ただそれだけなんだけど、救われちゃう人きっといる。


16:9

ときめきに死す(1984年製作の映画)

4.5

それがときめきだと気づけなかった。

ミニシアターで観てえなぁ。


沢田研二、声がエッチすぎる。
あと樋口可南子のキュートさよ。

北北西に進路を取れ(1959年製作の映画)

4.4

飾らない静けさがこんなにも滑稽でスリリングなんて...
やっぱ仰々しいSEは現実にはないもんな、いざ体験したならこんな具合なんだろうな。

笑いと恐怖は紙一重なんていうけどヒッチコックはその紙でペラペ
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ウォーリー(2008年製作の映画)

4.5

ピクサーは相変わらず思ってもいない良さ。

苗木ってなぜこんなに象徴的なんだろうね。


2.39:1

トロピック・サンダー/史上最低の作戦(2008年製作の映画)

4.1

まんまと史上最低で笑う。

何がどうであれRDJとトムクルーズのファンは必見なのではないか。

大好きマコノヒーがやっぱ大好き。

SPY/スパイ(2015年製作の映画)

4.4

ジェイソンステイサムは脳筋英国人やってる時が一番輝いてるな。


ヤバい、1日経ったら何も覚えてなくてヤバい。

ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

4.4

本当楽しくやってくれていて良い。
アーロン・テイラー=ジョンソンはええ俳優や...

真田広之が出てるからエセ日本っぽくなってしまうというパラドックス。偉大だ。


いつかこんな映画にも文句言う人間が
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アングスト/不安(1983年製作の映画)

4.3

ジャケで観るのを躊躇っていて損した。

観るも楽しいカメラワークとちょっと笑ってしまいそうだけど恐ろしい描写とドイツらしい電子音楽と。


北野武は当時これ観たのではないか。ソナチネとかなんか思い出し
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老人Z(1991年製作の映画)

4.5

本来なら重いトーンになりそうなテーマをこんなヘンテコな感じに仕上げてすげえアホみたいなのにこの腹の奥底で震える恐怖心はなんだ。


1.85:1

未知との遭遇 ファイナル・カット版(2002年製作の映画)

4.1

映画館で観たら鬼感動するかもしれない。


パパが変で子どもたち泣いちゃうの一番胸痛い。

アス(2019年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

ルピタ・ニョンゴの目が怖くて良い。

狭い空間でVR楽しんだりインフルエンサーの真似事したりテザード達の生きる世界とシンクロして鳥肌超えてピヨ肌になってしまった。地下にいないだけのテザードじゃねえかワ
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2046 4Kレストア版(2004年製作の映画)

4.3

あ、花様年華だけかと思ったら欲望の翼も関係してるのか。

そもそも4桁なのがやられるよね。
年代じゃなくて部屋番号だなんてもう、してやられたという感じ。
プレイボーイなトニーレオンと美しきフェイウォン
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

4.7

ダニエルカルーヤは顔に見応えがあって本当最高。

てか第93回アカデミー賞ノミネート組2人の共演がずっと楽しみだった。予告だけだとスティーヴンユァンの方はちょっと軽めかと思ったけど全然裏メインだった良
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花様年華 4Kレストア版(2000年製作の映画)

4.4

花様年華に関しては、初めて観た時の王家衛体験みたいな感覚を超えることはなかった。そう考えるとどうして二度目の恋する惑星であれだけ感動を覚えたのか。映画って不思議だ。

てか黒いところのノイズが気になり
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