レビュ彦さんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

ナイブズ・アウト:グラス・オニオン(2022年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

こんな感じで毎年恒例にしてほしいナイブズ・アウト。

キャストの意味不明な豪華さがバグってる。


ジャネール・モネイの場違いなくらいキュートな中指に笑顔。


時報、ジョセフ・ゴードン=レヴィットの
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ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

4.4

2023年映画初め!


続編がひょっとするとアカデミー賞絡むと知り、思わず鑑賞。


満点だけど4.4!


ライアン・ジョンソンはこういうユーモアな人なんだね。


NO TIME TO DIEの
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アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

2022年の映画納め。

1作目より遥かに良かった。。。
「I see you.」は2作目にして猛烈な名言に昇華した気がする。


と言いつつ、相変わらず要らなすぎるキャラクターや、古き良くもないジェ
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その道の向こうに(2022年製作の映画)

4.5

メインキャスト2人の演技が猛烈に良い。
そして映像と音楽の醸し出す雰囲気が好き。

そこに誰かが居てくれれば埋まる隙間みたいな空間あるよね。

てか、プールのコミュニケーションほしいわ。いくらでも過ご
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ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

これが2022年を締め括る映画になるとしても構わないなと思える良さはあった。


聾を題材にした映画には必ずと言っていいほどある"完全無音であなたも気分味わっちゃいなよ"的なシーンが無く、観終わってか
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ほの蒼き瞳(2022年製作の映画)

3.7

マジで体感3時間くらいだった。

キャストは謎に豪華だけど、年末に駆け込んで観る必要はなかったかもしれん。


2.39:1

ファイアー・オブ・ラブ 火山に人生を捧げた夫婦(2022年製作の映画)

4.4

ダイナミックな自然の脅威と震えるほどの美しさを、形にして残すことの大切さを学んだ。

2人の火山への愛情も凄いが、互いの信頼感に胸がキュンとなる。


1.33:1

アバター(2009年製作の映画)

3.8

映画館で観てないけど、映像は本当凄い。

ただ、舞台の上質さとその設定を、それこそ愚かな人間がパンドラを侵略していくかの如く陳腐なストーリーがぶち壊していく様が観ていてまったく面白くない。最終的にかな
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ホリデイ(2006年製作の映画)

4.3

いろいろ寝落ちしながら観てしまったが、ジュード・ロウに好きしか言えなくなっちゃった。

ダスティン・ホフマン!あなたは最高の俳優!


1.85:1

スーパーバッド 童貞ウォーズ(2007年製作の映画)

4.3

エマ・ストーンのデビュー作これなんだ。

McLOVINだけなの本当笑っちゃう。


1.85:1

西部戦線異状なし(2022年製作の映画)

4.4

史上最高の韓国戦争映画『高地戦』で同じことやってた気がする。

とはいえやはり『西部戦線異状なし』という言葉の裏に隠された途方もない犠牲や失望のことを考えるとそれだけで呼吸が浅くなるというか、本当に犠
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生きるべきか死ぬべきか(1942年製作の映画)

4.0

観るタイミングミスった気がする。

俺はやっぱり社会風刺×コメディみたいな映画は苦手だ。別に映画で何か社会について考えたりしたくないため。
作家性に綺麗に落とし込んでくれるアダム・マッケイやポン・ジュ
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アポロ10号 1/2: 宇宙時代のアドベンチャー(2022年製作の映画)

4.3

これはアニメーションだからできる空虚感というか、世界を変えるはずの出来事が、もっとダイナミックになるはずの日常が、それが自分だけの宝物になる感じに泣いた。

しかもそれを意味のわからない理由で月に行く
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

名誉スコア5.0

まさかバスケがこんなレベルのアニメーションで再現されるとは...


漫画しか読んでないから公開前の声優云々の件はわからなかったけど、全員めちゃくちゃ良い!!特に河田兄の声、より河
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MEN 同じ顔の男たち(2022年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

最悪映画すぎてやばい。

大好きジェシー・バックリー主演じゃなかったらそもそも観る気もなかったけど、にしてもヤバい。今年一最悪。


恐怖→怒り→呆れという、監督の言う通りホラー映画の構成を覆す感情の
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愛・アマチュア(1994年製作の映画)

4.4

そうなるまでの過程にいろいろありまくるのに結局やっぱそうなるハル・ハートリーの生み出す物語クセになる。

タバコ奪うところはもはやダンスじゃん。


常連っぽい俳優だいたい理解した。


1.85:1

トラスト・ミー(1990年製作の映画)

4.6

こんなに雰囲気変わるの凄い女優...
工場に従事する姿がどことなく『ダンサー・イン・ザ・ダーク』のセルマっぽく見えた。

かなり良いラストシーンだ...神が舞い降りてる。


登場人物がみんな不器用な
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ドラミちゃん アララ・少年山賊団(1991年製作の映画)

4.4

傑作。

「雨か。」がヤバい。

確固たる伝えたいものがあるなぁと感じるなあやっぱり。

ドラミちゃんはサバサバ系仕事できるロボだったのか。もっとおっちょこちょいなのかと思っていた。

RRR(2022年製作の映画)

4.7

ラーマを好きになって次はビームを好きになってまたラーマを好きになってビームを好きになってラーマを好きになってビームを好きになってもうナートゥのあの笑顔の輝きは何?

めちゃくちゃ感情移入するのに映像も
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百年の夢 デジタル・リマスター版(1972年製作の映画)

4.3

「わからない」という答えに重みが増すのは70歳超えてからだったか。

幸せなようにはとても見えなかったけど、その土地に根付く一種の諦念というか、それ以外を知らないというか。

そういう国家としての停滞
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フォーリング・ダウン(1993年製作の映画)

4.4

悲しいよ...なんか『タクシードライバー』のトラヴィスの別の世界線を見ているみたい。むしろこっちの方がより社会に沿った生活をしてきた分なんかキツい。

今まで自分が見てきたマイケル・ダグラスの中では一
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マーベル・スタジオ スペシャル・プレゼンテーション:ウェアウルフ・バイ・ナイト(2022年製作の映画)

4.3

ガエル・ガルシア・ベルナルをここで使っちゃうんだねマーベル...と思ったけど全然大正解。

ドラマシリーズはもう観れない体になってしまったけどこの中編スペシャル映画はいくらでも観れるからめちゃくちゃ作
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グリーン・ナイト(2021年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

準備が整うまでの退屈な時間をワシらまで一緒に過ごさなきゃいけないところがやはりかなり退屈だし、それを補うための映像もなんか思っていたより普通で暗いし、緑の騎士もこんなん『パンズ・ラビリンス』の下位互換>>続きを読む

盲獣(1969年製作の映画)

4.5

極限の大密室で繰り広げられる、欲の限界100%突破、即ち死。
視覚から得る情報がない、触覚だけの世界になったら確かに痛み=この上ない気持ち良さに成り得るのかも知れない。

0%から100%までの描かれ
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ギレルモ・デル・トロのピノッキオ(2022年製作の映画)

4.7

オリジナルアニメ版を観て、ロバート・ゼメキス版を観て、準備万端で挑んだおかげで本当に良かった。これこそデルトロのやりたかったピノッキオ感に終始ニンマリ。

話の終わり方も他のピノッキオの中で一番好き。
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バルド、偽りの記録と一握りの真実(2022年製作の映画)

4.4

最初の赤ちゃんの件をユーモア寄りに捉えてスタートしてしまったため鑑賞スイッチが別の方向にオンしてしまった。

もっと真摯に向き合ってまた観たい。


映像綺麗だし摩訶不思議視覚で楽しいはずなのになんか
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ウエスト・エンド殺人事件(2022年製作の映画)

4.2

人知れずDisney+で配信スタートしていた。

気だるいベテラン刑事サム・ロックウェルと新人空回り警官シアーシャ・ローナンのデコボココンビが最高かと思いきやまあ薄いストーリーに薄いユーモアでそりゃ宣
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禅 グローグーとマックロクロスケ(2022年製作の映画)

4.2

もっと巨大なプロジェクトかと思ってたらこんなキュートな短編...好き...

ピノキオ(2022年製作の映画)

3.7

「1日の出来事か!?」ってびっくりするところでなんかくるものがあった。

観て良かったなとは思わないけどギレルモピノキオを最大限楽しむために。

ピノキオ(1940年製作の映画)

4.1

すげえ詰まってんじゃんいろいろ。

ジミニーがズボンに石ころぶち込んで海底歩く様好き。


1.37:1

ザ・メニュー(2022年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

エンタメ×社会風刺みたいな映画がたくさんある中でただ純粋に学生ローン組まずに名門大学卒業した人間を殺すブラックコメディ映画だった。

製作にアダム・マッケイとウィル・フェレルいたけど間違いない。彼らは
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シンプルメン(1992年製作の映画)

4.6

初ハル・ハートリー!

俺はこういうダンスされるともうダメ。
Sonic Youth


意外と笑いどころが多く、というかもしかしてもっと笑ってよかった系の映画なのか。ハル・ハートリー他のも観たらもう
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ドント・ウォーリー・ダーリン(2022年製作の映画)

3.8

いろいろ楽しい演出をしてくれたり、音楽も良いのだが“観ていて面白くない"という致命的な弱点を感じてしまった。鑑賞中の不快感的には最近の『ラストナイト・イン・ソーホー』や『プロミシング・ヤング・ウーマン>>続きを読む