このレビューはネタバレを含みます
濱口監督の手腕は言うまでもなく、石橋英子の音楽の素晴らしさ。自然の厳かさに加え、それでいて衝撃のラストへと続く不安さも宿っている。
以下個人的な解釈
あのラストシーン高橋は、さながら繰り返し描写されて>>続きを読む
足の一部を失った妊婦、赤ん坊を取り上げる医療従事者、カメラに捉える記者、産声を上げる赤ん坊。市民が語る「地獄」の中に生まれたことは、奇跡なのか、不幸なのか。安全圏からただ画面越しに彼らの人生に涙するこ>>続きを読む
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原作既読。
あのちゃんの演技は思っていたよりも良かった。ただあのちゃんが後ろに透けて見えてしまうのでハマっていると感じるかは個人差あると思う。「おんたん」は「魂胆」だと思って読んでいたけど「温暖」なの>>続きを読む
セリフも少ない。映像も、風景や自然をただありのままに撮ったものが多い。だが、そこに退屈さは全く無かった。揺れる焚き火を眺めているような、飽きることもなく、心地良い時間がそこに流れていた。
ケリー・ライ>>続きを読む