木下惠介監督による青春群像劇。アルバイトをしながら東京の大学に通う岩垣が、2年ぶりに会津若松に帰省するのを機に集まった中学時代の同級生。東山温泉街・大滝旅館の息子で、調理場を手伝っている峯村。脚が不自>>続きを読む
木下惠介監督×岸恵子主演作品。大地主名倉家の長男の娘・さくらが嫁いでいく。見送る春子は、姿の見えなかった息子・捨雄が川に飛び込もうとするのを必死で引き止める…。19年前、小作人の娘・春子が、名倉家の次>>続きを読む
渋谷実監督×淡島千景&有馬稲子主演作品。新橋の小料理屋の住み込み女中・すが子(源氏名・おひさ)のところへ、松山から娘のさち子が訪ねてきた。夫の死後、訳あって離ればなれになったため、会うのは20年ぶり。>>続きを読む
小津安二郎監督×池部良&淡島千景主演作品。杉山は蒲田から丸ビルに通勤するサラリーマン。共働きの妻・昌子とは、子供を病で亡くして以来、ギクシャクした倦怠期を迎えている。毎朝電車で乗り合わせる通勤仲間"の>>続きを読む
早逝が惜しまれる川島雄三監督による群像劇。かつての天才画家・村上春樹は転身し、カメラ会社の社長として成功。妻・房子、息子・圭吉、娘・珠子と何不自由なく暮らしていた。圭吉は父の会社で部長を務め、珠子は小>>続きを読む
川島雄三監督×新珠三千代主演作。売春防止法施行直前の東京。義治と蔦枝は勝鬨橋であてもなくバスに飛び乗り、"洲崎弁天町"(今の江東区東陽界隈)で降りる。洲崎川を挟んだ先は遊郭街"洲崎パラダイス"。かつて>>続きを読む
鬼才・篠田正浩監督によるカルト超大作。ある目的で日照り続きの村にやってきた学者の山澤。竜神が封じ込められているという伝説の"夜叉ヶ池"のほとりで、百合という美しい女性と出会う。彼女は夫と共に、日に3度>>続きを読む
名匠・小津安二郎監督の初カラー作品。会社で常務をしている平山は、同窓生の河合の娘の結婚式に夫婦で出席。長女・節子も適齢期を迎えていて、条件の良い縁談を考えていた。式に欠席した仲間の三上からは、娘の文子>>続きを読む
野村芳太郎監督×松本清張原作によるサスペンス。脚本は橋本忍&山田洋次の「砂の器」タッグ。禎子は広告会社に勤める鵜原憲一と結婚する。金沢へ仕事の引継ぎに出かけた憲一は予定を過ぎても戻らず、消息不明となる>>続きを読む
佐藤純彌監督による愛憎メロドラマ。大手食品メーカーのやり手サラリーマン・江崎哲也には、銀座クラブのママ・奈津子という4年付き合っている彼女がいる。大阪の仕事先、ある事故がきっかけで、京都で旅館を営む清>>続きを読む
川端康成の異色作を、鬼才・篠田正浩監督×魔性・加賀まりこ主演で映画化。除夜の鐘を聞くために京都へ向かう作家の大木。それは表向きの理由で、実はかつて愛し合った女性・上野音子と再会するのが目的だった。24>>続きを読む
"国境の長いトンネルを抜けると雪国であった"の書き出しで知られる川端康成の小説「雪国」を、大庭英雄監督×岩下志麻主演で映画化。東京に妻子のある島村は、旅をしながら翻訳の仕事などをしていた。東京に戻る途>>続きを読む
川端康成の名作を、中村登監督×岩下志麻主演で映画化。京都の呉服問屋の一人娘として大切に育てられた千重子は、中学生の時、母親から「千重子は自分のお腹を痛めた子やない。可愛い赤ん坊をさろうて逃げたんや」と>>続きを読む
鬼才・寺山修司によるカルトムービー。恐山近くの凋落。少年時代の"私"は狂った柱時計が鳴る貧しい家で、朝から晩まで仏壇を磨き続ける母と二人暮らし。隣の家に嫁いできた美しい新妻に憧れ、村にやってきた妖しい>>続きを読む
今村昌平監督によるカルト超大作。南海の孤島クラゲ島。約20年前、4昼夜に渡る暴風雨の後、太家が守ってきた神田に真っ赤な巨岩が降り立っていた。深い自然信仰を持つ島民達は、この凶事を太家の長男・根吉の乱行>>続きを読む
深作欣二監督×三國連太郎主演によるサスペンス。三沢は妻、息子と3人暮らし、ごく普通のサラリーマン。ある日、資産家の医師・坂田の孫を誘拐した脱獄犯・川西とサブが自宅へ逃げ込んできた。2人は三沢の妻子を人>>続きを読む
藤田敏八監督×田中美佐子初主演作。予備校の講師・三村が結婚式のスピーチをしていると、元生徒の越屋弓子が妻・真知子と会話しているのを発見。弓子は教え子の頃から不倫関係にあり、今は同じ予備校でバイトしてい>>続きを読む
藤田敏八監督×浅野温子初主演作。白いムスタングの中年男に拾われた高校生さち乃と仔猫。くだらない事で男の逆鱗に触れ、高速道路上で放り出される。オートバイで走っていたフリーターのゴローに拾われ、仔猫共々同>>続きを読む
実際に起きた[西口彰事件]を題材にした直木賞受賞の原作を、巨匠・今村昌平監督が映画化。多額の現金が奪われ、惨殺された二つの遺体が発見。事件の容疑者としてあがった榎津巌。別府の自宅は敬虔なクリスチャンの>>続きを読む
野村芳太郎×松本清張によるサスペンス。国鉄蒲田操車場内で殺人事件が発生。被害者が身元不明で捜査は難航する中、前日駅近くのバーで、被害者がある男と会っていたことが判明。被害者は東北なまりのズーズー弁で話>>続きを読む
大原富枝が土佐藩の女医、野中婉の生涯を描いた同名小説を、今井正監督が映画化。土佐藩家老、野中兼山の失脚後、当時4歳であった婉を含む一族は罪を着せられ、宿毛に幽閉される。外界との接触を断たれ、人として生>>続きを読む
野村芳太郎×岩下志麻による時代劇超大作。悪名高い男達、常磐津の三味線弾き、淫靡な悪徳治療の婦人科医が相次いで変死した。平打ちの簪で一突き、現場には一輪の椿が残されていた…。その約十ヶ月前の正月、薬商人>>続きを読む
野村芳太郎×松本清張×岩下志麻によるサスペンス。旅行会社に勤める浜島幸雄は、笹山団地で結婚10年目になる妻と二人暮らし。妻は趣味と近所付き合いに忙しく、子供にも恵まれず、平凡な毎日を過ごしていた。ある>>続きを読む
引き続き実家のコレクションからチョイス。1566年、尼子の落武者八人がある村に流れ着いた。毛利からの恩賞金に目がくらんだ村人たちは、彼らを皆殺しにしてしまう。この村にはその後も奇怪な事件が続き、八人の>>続きを読む
岩下志麻つながりでチョイスしたけど…コレはまいったな。大蔵大臣の秘書、秦一毅の元女中だった池畑良子が惨殺された。取材のために良子に接触していたルポライターの母田は、秦の内縁の妻=占い師[青蛾]の身辺を>>続きを読む
２週間程入院してしまい、苫小牧の実家で休養することとなり、祖父と母のコレクションからチョイス。二人共もう亡くなりましたが、映画好きの血は受け継いだのかなと思ってます。
野村芳太郎×松本清張の名コンビに>>続きを読む
ブノワ・ジャコー監督によるラブストーリー？サスペンス？パリで税理士をしているマルクは、出張先のリヨンで最終電車に乗り遅れてしまう。仕方なくホテルを探そうと声をかけた女性は、物静かでミステリアスなシルヴ>>続きを読む
「トリコロール」三部作で知られるポーランドの巨匠クシシュトフ・キェシロフスキの遺稿をダニス・タノヴィッチ監督が映画化。教師の父と裸の男の子が一緒にいるのを目撃する母と娘。その衝撃的な出来事がきっかけで>>続きを読む
クリスマスまでの4日間を描くフランス映画。母イヴェットの再婚相手ジャン=ルイが急死し、久々に集まった3姉妹。ロシアレストランで歌手兼ダンサーとして働く長女ルーバは、母と離婚した病気の父スタニスラスと同>>続きを読む
フランスの名匠クロード・ソーテの傑作。弦楽器職人のステファン。腕は確かだが、内向的で感情表現が苦手。友人マクシムが社長を務める弦楽器工房で長らく仕事を共にしてきた。マクシムは社交的で接客もスマート、誰>>続きを読む
シャルロット・ゲンズブール主演のミステリー。アンナはヴェニスの美術館で絵画を盗み出す男を目撃するが…それはパリに住むアンナの夢の出来事。恋人はライターのマルク。兄トマとは疎遠で2年口を利いてない。アン>>続きを読む
冷戦下の運命に翻弄された人々を骨太に描く大作。1946年、スターリンは西側に亡命していたロシア人に、希望する者は旅券を再発行し、ソ連本国へ戻る事もできると発表。フランスに亡命していたアレクセイは、フラ>>続きを読む
エロディ・ブシェーズ主演の人間ドラマ。前半の舞台はフランス。大学を卒業したての精神科医コーラは、ある日名前も身元もわからない女性患者と出会う。大暴れして自傷行為に及び、注射で鎮静させられ…心を病んだ彼>>続きを読む
ニコール・キッドマン主演、ゴシックホラーの名作。第二次世界大戦後、イギリス領ジャージー島が舞台。グレースは繊細で神経質、信心深い女性。夫は１年半前に出征したまま戻らず、光アレルギーを患う２人の子供アン>>続きを読む
演技派女優キャリー・マリガンが初主演した青春映画。16歳のジェニーはオックスフォード大学を目指す優等生。同じブラスバンド部にボーイフレンドがいるものの子供っぽくて物足りない。堅物な父親の説教にもウンザ>>続きを読む
今やフランスを代表する女優の１人、メラニー・ロランの初主演作。リリは19歳の専門学校生。夏休みにスペインで一ヶ月を過ごし、帰宅すると双子の兄ロイックが家出していた。父が部屋を掃除しろと叱った事で喧嘩に>>続きを読む
