Raiさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

火の鳥 エデンの花(2023年製作の映画)

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はじめは何も無かった荒れ果てたエデン。
少しづつ作物が育ち、文明が芽生える。
しかし文明が進んでも咲くことがなかった花。

そんな土地に花が咲く。
エデンの花の意味がわかる時、
きっと見るものの胸を
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ディス・マジック・モーメント(2023年製作の映画)

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ミニシアターの数々は、
"この場所を無くすわけにはいかない"
そう想う人々の強い気持ちによって成り立っている。

ミニシアターを取り巻く現状はどこも厳しい。

ずっとその街の映画館だったけれど、
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サマーフィーリング(2016年製作の映画)

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「アマンダと僕」の監督。
喪失と残された者同士の寄り添いが両作品とも印象的。

今作は時を重ねて、場所を移しながら、いなくなった存在を感じながら生きている。
同じ大切な人を亡くし、同じように痛み、同
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チャーリー(1992年製作の映画)

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に、似てる..!!
単にビジュアルが寄せてるだけじゃなくて、特徴的な歩き方やドタバタした動き、笑った表情までチャップリンそのもの!

自伝をモデルにしているため、内容はドラマ仕立てというよりも、事実
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ヘンリー・シュガーのワンダフルな物語(2023年製作の映画)

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まるで舞台演出のようなセットと早口に説明される奇妙な物語。

まるで小説を読むように1人の男の人生を辿れる短編。

ワイルドライフ(2018年製作の映画)

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"僕は2人から人生の全てを学んだ"
この物語のキャッチコピーがこの言葉であることを考えさせられる。

父も母も自分の道を進んで、どこかで振り切れてしまった。
彼らの姿を見て息子はこれからも生きていく
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ビフォア・サンセット(2004年製作の映画)

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9年前の運命的な出会いと今ここで出会う事の意味を描いた作品。

2人とも大人になった。
そして日々を生きている。

本音と嘘が混ざり合った会話を重ねていく中で、互いにとっての出会いの大きさに触れてい
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ペーパー・ムーン(1973年製作の映画)

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母を亡くした娘と
人を騙しながら生計を立てる男。

2人で一緒にお金を騙し取りながらいつしか親子のような悪友のような絆が芽生えてくる。

紙の月でも信じていれば本物になる。

終わり方や2人の関係性が
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劇場版 鋼の錬金術師 シャンバラを征く者(2005年製作の映画)

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"生きている限り、世界と無関係では居られない"

原作とはまた違う世界に行き着いた鋼の錬金術師。
舞台設定もキャラクターも物語も全てが魅力的。

達観し成長を感じるエド、
夢を追うもう1人のアルフォ
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風の谷のナウシカ(1984年製作の映画)

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腐海の中でマスクを外し仲間に冷静に指示を送るシーンや、
装備を持たず両手を広げて王蟲を止めに行くシーンが印象的。

青い血で染まろうとも
決して諦めないナウシカが美しい。

沈黙の艦隊(2023年製作の映画)

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まだまだ全容が見えてこないけれどバッチリ掴まれた!
ここからどう物語が動くか気になる!

IF(2023年製作の映画)

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空想のキャラクターと共に宇宙を目指す。
子供部屋はいつだって可能性と空想に満ちている。
冒険が終わった時、少しだけ大人になれるかな。

ファルコン・レイク(2022年製作の映画)

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少年の大人への入り口。

背伸びはしたいが、まだ自分の感情をコントロール出来ない幼さを感じさせる。

ラスト...そういうことだよね。

アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

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画の作りがすごーく好み!!!
絶妙な色加減とトイ感溢れる舞台。

スライド移動するカメラワーク。
淡々と進むストーリーの中に弾ける個性的なアクセント。
少しずつこの世界観の楽しみ方がわかってきたかも
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ローマの休日 4K レストア版(1953年製作の映画)

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制作70周年の特別な4Kレストア上映。

永遠の名作ですね。
何度見ても胸いっぱい、幸福感に包まれます。

どんなシーンも美しい、
好きなシーンは尽きないけれど、
やはりラストの記者会見。
言葉少な
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ソウルに帰る(2022年製作の映画)

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見た目や流れる血は韓国。
しかし、養子としてフランスで育った彼女の心はフランス人。


偶然立ち寄った韓国で様々な人に出会う。

家族を探さないの?
あなたは韓国人でしょ?

自分のルーツを押し付け
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裸足になって(2022年製作の映画)

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想像以上に重く、苦しかった。。

主題のテーマ以外にも
治安、法整備不備など様々な環境の劣悪さを感じる。

そんな中で生きる、ダンサーとしての生命力あふれるパフォーマンスがより輝く。

バタフライ・エフェクト(2004年製作の映画)

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小さな一つの選択が大きく未来を変える。
まさにバタフライエフェクト。

救いたいと願えば願うほどドツボにハマり、より過去に、より根源に向かうほど現実は大きく変化する。


ラストの選択もなるほど。
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

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冒頭はなんじゃこりゃ?だったけど、それこそが伏線という驚き!!

現場ってすげぇや笑
この一家すげぇや笑笑
トラブル続きのどんでん返し!

ベルリン・天使の詩(1987年製作の映画)

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世界を眺める、
人々の声を聞くだけだった天使は、
生きる中で世界の彩りを知る。

一分間タイムマシン(2014年製作の映画)

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会話を間違えたら即タイムスリップ!
でも実は...!!

面白かった笑

ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(1995年製作の映画)

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めっちゃ良かった...。
どれだけ短い時間でもここまで通じ合える関係って素敵だな。

何気ない会話や質問の重ね方、
本音を伝えたい時の電話のフリなど、気持ちを確かめ合っていく姿がなんとも愛おしい。
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かがみの孤城(2022年製作の映画)

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目黒シネマの二本立てにて。

良い物語に出会えた満足感。

女友達のイジメや身勝手な被害者意識など、本当にこういうことあるよな...という恐ろしさが徹底して描かれていたのが印象的。

それぞれの孤独
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ハケンアニメ!(2022年製作の映画)

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目黒シネマの二本立てにて!

まず何よりアツい..!!!
物語を生み出すこだわりやそれぞれの立場でのドラマがたくさん。

監督とプロデューサーのタイプは違えど戦友な感じも良い!


個人的に好きだっ
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THEATERS(2021年製作の映画)

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ミニシアターの登場する4つの短編作品。
深谷シネマ
ジャック&ベティ
横川シネマ
御成座

今も営業している映画館が実名で出ているが作劇の都合上、廃業していくように見えるのが若干モヤモヤ。
ただミニ
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

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事前情報なしだからこその感覚がたくさん!

何が起こる?
誰に出会う?
この物語はどこへ進んでいく?

全てが初めて、登場人物と同じ目線でこの世界を旅することができる。

面白かった!!

羅生門(1950年製作の映画)

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食い違う証言。
当事者の3人も、それを見ていた者たちも、己のために嘘をつく。

自分勝手に生きる、人間への絶望。

しかし、
その嘘を取り返す希望もある。

どう生きるか。