RAMPOさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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殺人鬼から逃げる夜(2020年製作の映画)

3.4

まんま邦題ですねw

“耳が聞こえない”という事がどれほど恐ろしいかってことがよく分かる作品。
類似作品として「ブラインド」、その邦画リメイク「見えない目撃者」があり、そちらは目が見えない主人公が殺人
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シェラ・デ・コブレの幽霊(1964年製作の映画)

3.2

我が国では1967年に「日曜洋画劇場」で放送されたきりで再放送もなく、現存が確認されているフィルムは世界に2本だけ、その1本はなんと日本人が所有しているもののDVD化されていない、とにかく長い間幻とさ>>続きを読む

呪術召喚/カンディシャ(2020年製作の映画)

3.0

半信半疑ながら召喚した悪魔(悪霊?魔物?)を制御しきれなくなってって、これまたホラー作品にはよくあるお話。

んでも、召喚したはいいけどそもそも召喚者のコントロール下には全くなくて、犠牲者の殆どが親し
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マーシー・ブラック(2019年製作の映画)

3.0

洋画ホラーでは割とありがちなプロットで、いわゆる「ブギーマン」的な存在かと思ったけど、ギリギリまで妄想か現実か曖昧なままで引っ張った辺りは悪くないと思った。

でもこのオチなら、本作ストーリーの始点/
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真夜中の管理人(2021年製作の映画)

2.6

そこそこの高評価とパッケージの雰囲気の良さに手に取った作品。

んー、オムニバスなんですね、これ。
といっても一つのストーリーの中でのエピソードとしての扱いなので、それぞれの登場人物が連環してたり、同
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アンテベラム(2020年製作の映画)

4.9

素晴らしい!
これは、とにかくあらすじとか事前情報を一切入れずに観るべき作品ですね。その方が絶対に楽しめます(※)。
(私は本作が「ゲット・アウト」「アス」のプロデューサーの作品であるとは観賞後に知り
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

4.6

非常に良く出来た作品。

ストーリーがしっかり練られ、展開も起伏に富んでいて最後まで飽きさせない。
伏線もしっかり回収されるし、クライマックスも怒涛の展開でオチもかなり捻りが効いてる。劇伴も良いし、映
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マリグナント 狂暴な悪夢(2021年製作の映画)

3.9

大まかなあらすじは目にしていたので、オープニングには少々戸惑いを感じました(一瞬違う作品と間違えたのかと思ったくらい)。

またそれがある意味ネタバレであるが故に、殺人鬼の正体に謎も捻りもなくなって、
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ダーク・アンド・ウィケッド(2020年製作の映画)

3.0

う〜ん…。
前評判をチラッとみて、中々に怖そうな感じだったので、結構期待してたんですがね。

シーン毎には割と良い感じのものはあるんですが、何かこう単発的でツギハギというか、一体感がなくていい感じにま
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ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー(2022年製作の映画)

4.0

MCUヒーローの中で、ブラックパンサーが初めて作品に登場した際には、そこまで思い入れがなかったんだけど、単独作品として前作を視聴し、その格好良さに撃たれ、ワクワクゾクゾクが止まらない面白さにやられ、続>>続きを読む

Swallow/スワロウ(2019年製作の映画)

2.8

大金持ちだからといって幸せとは限らないって典型のお話だけど、何だかな〜。

そんなに寂しかったなら、退屈で仕方なったなら、自分から外に出て働くとか好きな事すれば良いのにって思ってしまう。
少なくともお
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アキラとあきら(2022年製作の映画)

3.2

国内便の航空機内で配信してたので視聴してみました。

シチュエーションやキャラ設定は違えど、まんま池井戸潤氏原作と分かる物語でしたね。
その分起承転結がはっきりしてるというか、ストーリーに目立つ破綻が
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ジェノサイド004(2020年製作の映画)

3.0

邦題及びジャケ写からはB級臭がぷんぷん漂ってくるが、ロボット兵の造形や動きも含めて意外なほどしっかりと作り込まれた作品。

その分、ストーリー的にはシンプルで捻りらしい捻りもない、まんま中学生が考えた
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バトル・オブ・ダンジア 魔獣大戦(2020年製作の映画)

2.4

予告編見た時には、特殊エフェクトてんこ盛りの中々に迫力映像で、しかも原題が「奇門遁甲」とくれば、これは面白いに違いない!とかなり期待したのですがね。

映像は私好みでしたが、ストーリーが…。
本当何に
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ワーニング その映画を観るな(2019年製作の映画)

3.3

いわゆる入れ子構造、メタフィクションとも言うべき作品。

本作では、主人公が駆け出しのホラー映画監督で、自身の長編作を撮るために、それを観た者が恐ろしさの余り途中で逃げ出したり心臓麻痺で死亡者まで出た
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マザーズ(2016年製作の映画)

2.1

これ面白いかなぁ。
正直なところ退屈でしかなかった。

雰囲気は良い。冒頭からずっと不穏な空気が流れてる。
絵面は湖だったり森だったり雄大な自然を映してて、音消して観てたら環境動画って印象かもしれない
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リビング・ウィズ・ゴースト ある家族の物語(2019年製作の映画)

2.8

割と最近観たはずなんだけど、何故かすっかりレビューを忘れてました。
必死に内容を思い出そうとするも、断片しか思い出せず。まぁその程度の作品だったのでしょう。

何か、一見真面目そうで大人しい感じの主人
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牛首村(2022年製作の映画)

2.1

“村”シリーズ第3弾ということで、半ば義務感も手伝い、結局観てしまいました。決して“こき下ろし”たくて観てる訳じゃないんですけどね。
でも…、やっぱり満足感には程遠い、最早、突っ込まれるために作ってん
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シャークネード カテゴリー2(2014年製作の映画)

2.6

シャークネード・シリーズ第2弾。
突っ込みながら観ること前提の完全ネタのおバカB級映画。
故に、ストーリーなんてあってなきが如し(若干のシチュエーションこそ変化してても基本的に前作まんま)だし、逐次突
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ゴーストバスターズ/アフターライフ(2021年製作の映画)

3.4

最近の本格的なホラーやサスペンス・スリラーは陰鬱なバッドエンドの物も多く、流石にそんなのばかり観てると心を病みそうなので、たまにはお気楽なファンタコメディを観たいと手に取った本作。

タイミング的に、
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モービウス(2022年製作の映画)

3.0

一部に低評との話も聞いていただけに、あまり期待しないで観たのですが、思ったほど悪くない。まぁ普通にヒーロー映画でしたね。
ストーリーも極単純なヒーロー誕生譚で、何の捻りもないので頭を使うところもない分
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剣客(2020年製作の映画)

2.8

ストーリーは単純明快、悪党に拐われた娘を助ける、極論だけどそれだけ。
邦題及びジャケ写から読み取れる“超絶剣技”をいかに見せる(魅せる)かって辺りが本作の見どころ。

なんだけど、何か乗れない。今一つ
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デス・オブ・ミー(2020年製作の映画)

3.0

観始めて早々に先の展開が概ね分かっちゃう作品。
てか、何ならポスター、ジャケ写だけでも大筋は分かる。

なので、あとはどんな設定でどこまでその過程を劇的に観せてくれるかって所がポイントなんですが、序盤
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ライトハウス(2019年製作の映画)

2.6

一日のやるべき事を全て終え、就寝までに出来た僅かな自分だけの時間、何も考えずゆったりと誰かが語る魅力的な夢物語に耳を傾けたい、そんな気分の時に選ぶ作品ではなかった様です。

シュール系は決して嫌いな訳
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哭悲/The Sadness(2021年製作の映画)

3.2

先日、池袋の新文芸坐にて「人が死に過ぎるホラーナイト」と題して開催されたオールナイト興行として劇場観賞してきました。本作はその3本目(最後の作品)。

結構ね、事前にネットで流れていた容赦ない残酷描写
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女神の継承(2021年製作の映画)

4.8

先日、池袋の新文芸坐にて「人が死に過ぎるホラーナイト」と題して開催されたオールナイト興行として劇場観賞してきました。本作はその2本目。

タイの山間部の村で今でも信仰されている精霊、女神バ・ヤンの巫女
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X エックス(2022年製作の映画)

3.2

先日、池袋の新文芸坐にて「人が死に過ぎるホラーナイト」と題して開催されたオールナイト興行の1本目として劇場観賞してきました。

事前情報は極力入れないようにしてたものの、A24製作とのことで期待はそこ
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ナイチンゲール(2019年製作の映画)

3.0

これはポスター(ジャケ写)がちょっとズルいんだな。

確かに本サイトでもジャンルは「サスペンス」「ドラマ」とされていて、どこにもホラーとは書かれてない。
でも何かネット情報で“リベンジ物”と知り、この
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絶望の怪物(2019年製作の映画)

1.0

おそらく何処か何時か一部で話題になってたことから、いつか観ようと思ってた作品。
監督の方が一人で自主制作した作品だそうで、その情報は観終わって知ったのですが、どうりで。

とにかく脚本や作画のクオリテ
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降霊会 ー血塗られた女子寮ー(2020年製作の映画)

3.0

ライトアップされた夜の学園校舎・寄宿舎に雪が舞うシーンはとても幻想的で美しい。
そんなファンタジックな演出が功を奏して冒頭の、学園に残る伝説のエデルヴァインの幽霊を呼び出す儀式(実は単なる悪戯)によっ
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ジャッリカットゥ 牛の怒り(2019年製作の映画)

2.8

これは一体何を見せられているんだろう?
ジャケ写の煽りと勢いにてっきりアニマル(モンスター)パニック的なものを想像してたんですが、そういう感じじゃないですね。

確かに逃げ出した水牛を捕らえようと右往
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キャラクター(2021年製作の映画)

3.9

邦画は、過度の期待を抱かない様、意識的にハードル下げて観るようにしてるんだけど、本作は中々にスリリングで観応えがあった。

例によって粗筋は知らないまま観るのだけど、最初は漫画家としてリアルなキャラク
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ブラックシープ(2006年製作の映画)

3.2

ニュージーランドのホラー映画って事もあって珍しさも手伝い、手に取ってみましたが、さて…。

シチュエーションだけ考えて、現実にその場に居合わせたなら、たぶん怖いのかもしれませんが、とにかく素材が“ひつ
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シャークネード(2013年製作の映画)

2.8

従前から気にはなってたのですが、ようやく観ることが出来ました。

結果は、想像以上の荒唐無稽さに開いた口が塞がらないって感じ。
同シリーズのスタートを飾る記念碑的?作品で、製作からかなり時間が経過して
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マッキー/Makkhi(2012年製作の映画)

3.8

まぁハエですし、インドですから…。

とにかく画面がキラキラ明るい。やることなす事、ハエなもんで荒唐無稽っていうか、バカバカしいっていうか、とってもコミカルで微笑ましい。

主人公が殺されてハエに転生
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ダニエル(2019年製作の映画)

3.8

ジャケ写からこの内容は想像もつかなかった。

イマジナリーフレンド系っていうのは知っていたので、まぁストーリーパターンは精神由来かはたまた…しかないのは十分想像がつくんだけど、このジャケットからは耽美
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