赤いふぁるコンさんの映画レビュー・感想・評価

赤いふぁるコン

赤いふぁるコン

映画(193)
ドラマ(6)
アニメ(0)

BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.0

最後のライブシーン最高。
感動でウルッときたよ。
三人の声もキャラと合ってた。
しかし何といってもJAZZの迫力ある演奏シーン。絵と音がマッチして凄い迫力に。三人の友情と成長ともオーバーラップして、聴
>>続きを読む

青春18×2 君へと続く道(2024年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

藤井監督さすがの出来ですね。
日本、台湾それぞれの綺麗な風景を切り取るのが素敵で、絵になってます。台詞もいいし、キャストとのエピソードもそれぞれ味がある。道枝くんはどこまでが素?って演技。ジミーが18
>>続きを読む

ドリームプラン(2021年製作の映画)

3.9

ビーナスとセリーナの親父の物語。
ドリームプランを立てその通りに進めようとするのはいいんだけど、妻や本人達に話さないままどんどん進めちゃう。コーチもうまく利用するだけ利用して、って見えちゃう。
でも世
>>続きを読む

(500)日のサマー(2009年製作の映画)

3.7

いやこんな可愛いサマーなら、恋に落ちちゃうだろう。まさかサマーがこんな儚げな雰囲気で小悪魔ちゃんだとは。うまくいってると思うし、先があると思うよ。でもこれを教訓にして、オータムちゃんと頑張って!

ちひろさん(2023年製作の映画)

3.3

今泉監督得意の群像劇。
なんだけど、なんかエピソードが弱いなぁ。それぞれ面白いんだけど、血が通ってる感がない感じ。
結果、有村架純ファンのための、くるくる変わる笑顔を楽しむムービーになってしまった。

ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男(2017年製作の映画)

3.7

氷の男/皇帝ボルグ中心に展開。子供の頃は感情を抑えきれないマッケンローのような少年だったボルグ。コーチは「ワンプレイに集中しろ」しか言ってないが、克服できたのは全て受け止めてくれたコーチのおかげなのか>>続きを読む

退屈な日々にさようならを(2016年製作の映画)

3.5

何が言いたいのかよくわからないと思って観てましたが、福島への想いが込められていたのですね。なるほど放射能で子供が遊んでないから私達がりんご公園へとか、人の数だけ日常があるとか、生と死に関連することが多>>続きを読む

ジュリア(s)(2022年製作の映画)

3.9

もしもの分岐がたくさんあり、それぞれが進行していくので、だんだん混乱してくる、けどこんな話すきだなぁ。髪型や表情でパラレルワールドを演じきった主演の女優さんに拍手👏 本当の人生がどうだったかは、エンデ>>続きを読む

ドロステのはてで僕ら(2019年製作の映画)

3.8

さすがヨーロッパ企画。今回も二分間の時差でこんなにも楽しませてくれるなんて。適度なドタバタで、あっと言う間のエンディング。最後も粋な終わり方でいいですね。

リバー、流れないでよ(2023年製作の映画)

3.8

二分間のループに巻き込まれる人たちの話。役者さんもこれ何回目?って演じるの大変だけど面白かっただろうね。
最後は原因はそれで、抜け出すのはそれか、ってツッコミたくなるけど、一体感ある終わり方で良かった
>>続きを読む

ある閉ざされた雪の山荘で(2024年製作の映画)

3.4

みなさん酷評されているので、期待せず観たからか、面白かったです。
豪華なキャストが繰り広げる、どこまでが演技?な出来事で四日間が過ぎ、最後は本当に舞台化するのか、
で終わる過程を楽しんでください。
>>続きを読む

ブルックリンでオペラを(2023年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

曲を作れなくなった作曲家、ロマンス依存症の女性船長、宗教に傾倒していく精神科医の話をベースに、子どもたちの結婚大作戦も盛り込み、最後感動的なオペラが完成してシャンシャン。最終的には皆さん幸せで良かった>>続きを読む

パスト ライブス/再会(2023年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

大好きな運命の出会い系。デビュー作となる監督の人生ともオーバーラップする壮大な話。タイトルがパストライブス=前世ってのもアジア映画らしさが出ている。
ノラは韓国の閉鎖的な環境から脱出して、アメリカで成
>>続きを読む

1秒先の彼(2023年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

もっとタイムリープもので、ぐちゃぐちゃするかと思ってたら、意外とシンプルな構成でしたね。
時間を無駄にしている人は、一日分溜まったところでオマケをもらい、先取りしている人はその分一日減る、って納得でき
>>続きを読む

四月になれば彼女は(2024年製作の映画)

3.7

恋愛の迷子になってしまった三人の話。途中印象的な台詞が何個かあり、この意味は?と気になって原作を読んだら、全然とは言わないが結構違う話になっていた。どっちがどう、とは言いません。それぞれ良さがあるので>>続きを読む

658km、陽子の旅(2023年製作の映画)

3.6

さすが世界の菊地凛子。本当にコミュ障の人の雰囲気。ヒッチハイクしていくうちに、感情表現を取り戻していく。父とのわだかまりが遠因だったのね。でも話したい時にはもう父はいない。大丈夫。最後ちゃんとお別れで>>続きを読む

希望と絶望 その涙を誰も知らない(2022年製作の映画)

3.5

日向坂そんなに詳しくないけど、アイドルの華やかな世界の裏側が垣間見れて、大変な仕事だなと思う。
けど酷暑の中頑張ったり、仲間同士で励まし合ったり、といったところをみていると部活のノリに近い。
佐々木久
>>続きを読む

敦煌(1988年製作の映画)

3.5

久しぶりに視聴。
キャストが日本人、言葉は日本語、舞台や歴史は中国 っていうのが、今見ると不思議。当時は中国とうまくいってなかったのかな、と勘ぐりたくなる。途中までウイグルの王女をめぐる恋を折り込みな
>>続きを読む

52ヘルツのクジラたち(2024年製作の映画)

3.9

迷えるクジラさんがたくさん登場しましたね。出てくるみんな何かしら悩みを抱えてて。
最初から緊張感のある感じで、少しずつ全体像が分かるようになってきて。わかりやすい話ではないけれど、救いのない話でもない
>>続きを読む

種まく旅人 〜みのりの茶〜(2011年製作の映画)

3.4

デザイナーで農業素人の田中麗奈がお茶作りに巻き込まれ、明るく成長していく話。吉沢悠が若い。
素性を明かさない金次郎(陣内孝則)は、現代の遠山の金さん的役割。
展開は読めるが、地域振興ムービーとしてはよ
>>続きを読む

江ノ島プリズム(2013年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

主役の三人が後に月9恋仲でも再共演し話題になった映画。
タイムリープあんな時計で出来るか!
、夜中学校で花火したら警察来るぞ、とかいろいろ思うけど、結末を知ると切ない気分。何の為に頑張ったんだか。
>>続きを読む

さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち 4Kリマスター(1978年製作の映画)

4.0

子供の頃ヤマトは観ていたが、このオリジナル劇場版は無かったことになり、続きがまた作られていった、といういわくつきの作品。
白色彗星帝国との戦い、この劇場版は観てなかったと思う。と思って観に行ったがやは
>>続きを読む

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.9

祝ゴールデングローブ賞
やっぱり映画館で観たいと思い、遅ればせながら観てきました。
あの原作なので、きっと道徳の授業ぽくなるんだろうと思ってましたが、どこを取って原作?ってぐらいファンタジーになってま
>>続きを読む

トニー滝谷(2004年製作の映画)

3.6

坂本龍一のピアノに載せて、台詞がゆっくりと語られていく。タイトルからは想像もつかないアートな作品。村上春樹らしさもしっかり出ているし、服についての流れからいろいろ考えさせられる。それにしてもこの作品の>>続きを読む

あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。(2023年製作の映画)

3.8

現代の女子校生が突然戦時下の日本にタイムスリップ! そりゃ結果は知ってるし、根本的に価値観が違うから、少しは「意味あるの?」って言いたくもなる。だけど百合ちゃんはよく頑張って溶け込もうとしたヨ。
戻っ
>>続きを読む

犬も食わねどチャーリーは笑う(2022年製作の映画)

3.3

素材として旦那デスノートは面白いと思うけど、活かしきれていなかったかな。この映画の岸井ゆきのはとびきりかわいい。だけに残念。
最後職場まで夫が押しかけて、それをキッカケにみんなの不満が大爆発って、コメ
>>続きを読む

ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2(2011年製作の映画)

3.8

WOWOWの一挙放送を休み休み完走。一気見すると、ラドクリフもエマ・ワトソンも大きくなったねぇ。
今まで避けてきたけど、面白いのは納得。だけど自分はそこまでのめり込まなかったな。やはり敷居が高い気がす
>>続きを読む

女子高生に殺されたい(2022年製作の映画)

3.3

女子校生に殺されたい、ってそんな事感情移入できない。どうしてもそこまでする動機が理解できなかった。
南沙良ちゃんは難解な役だけど、スイッチが入った時の眼の演技が凄い。そこは必見の価値あり。

サイド バイ サイド 隣にいる人(2023年製作の映画)

3.4

長野の里山を切り取った映像はとても綺麗。だけどストーリーは大きな盛り上がりもなく、ゆったりゆったりと流れていく。不思議な映画。霊が見える人がいるので、よく考えると誰が生きてて、誰が死んでいるのか。なか>>続きを読む

市子(2023年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

市子の数奇な運命をたどって、探していく話。杉咲花が大人になったねぇ。笑いながら泣くなんて演技見たことない。
いつも通り、若葉くんはツイテない役だし、森永くんも振り回される役。ゆり姉さんも幸薄い役。
>>続きを読む

ウォンカとチョコレート工場のはじまり(2023年製作の映画)

3.8

正直あまり期待してなかったけど、思いのほかよかった。最後感動してウルッときたよ。
ヒューグラントのコビトが最高!
悪役3人が憎たらしいほど悪い奴なだけに、最後は痛快な解決。

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.0

映画館ならではの迫力。ゴジラの地響きがお腹に伝わるよう。
この映画 サブタイトルは もしALWAYS3丁目の夕陽と朝ドラらんまんの主人公たちが特撮映画に出てみたら という感じかな。個人的には山崎組が作
>>続きを読む

正欲(2023年製作の映画)

4.0

朝井リョウの力作の映画化。
欲望、興味のある事は人それぞれ。
究極まで突き詰めれば、大きな名声を得ることも。でも人を傷つけることはやってはならない。
頭ではわかってるし、多様性ということも理解できる。
>>続きを読む

とべない風船(2022年製作の映画)

3.5

瀬戸内の島を舞台に、心に闇を抱える人たちの再生を描く。
三浦透子の透明感がすごくいい。
実際の島暮らしはもっと閉塞感があって、コミュニティが良くも悪くも密で、久しぶりに実家に帰ってきたら、お付き合いは
>>続きを読む

ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

3.8

耳の聴こえないボクサーの話。
物語は静かに、思ったより淡々と。
日常生活で困ることを時折織り交ぜながら。
試合シーンのケイコのオタケビに感情の爆発を感じる。
でもそんな生命をかけて闘った相手から、素直
>>続きを読む

キリエのうた(2023年製作の映画)

3.5

アイナちゃんの歌を聴く、それだけで充分。ストーリーは追わなくてもオッケー。 
海辺の鎮魂歌、フェスでの圧倒的な歌唱、雪原のオフコース。どれも感動的。
久しぶりにMr.misterのキリエが聴きたくなっ
>>続きを読む

>|