あしかびさんの映画レビュー・感想・評価

あしかび

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トト・ザ・ヒーロー(1991年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

偶然も必然もある。
記憶は確かなようで曖昧なもの。
夢、恋愛、復讐、執着するものが何であれ、とりあえず生きていく理由になり得る。

2001年宇宙の旅(1968年製作の映画)

4.6

宇宙が不気味で冷たく、それでいて美しい。恐ろしいくらいに深い闇に吸い込まれる感覚があった。

猿に与えられたものは、動物を圧倒的に超越するもの、つまり人間たらしめるものだった。
もし次に何かを人間に与
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THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

キャラクターそれぞれの背景がこの映画の大きな構造を作っていると思う。
現実世界と同じように、あることが引き金になってある結果となり、またそれが何かの原因になりうる。そんな原因と結果が複雑に絡まって現在
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.0

キャラクターがよく見える演技と、ゴジラの迫力や暗い雰囲気などの映像で映画に没頭できた。

過去にしてしまった自分の間違いによる後悔は自分の中にどうしても強く残り続けるが、それにただ絶望したり投げ出す訳
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ある閉ざされた雪の山荘で(2024年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

三重構造(あるいは四重?)には驚かされて、見入ってしまった。
ただ1番の違和感は希望を感じさせるラスト。心に深い傷を受けた人間があんな風に騙されたら、人間に対する不信感が高まるだけだと思った。だからこ
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

作業の様に退屈な日常生活を丁寧にすることで、天気や風、周囲の人々のちょっとした変化に気づくことができる。
また毎日同じ様な生活をしたとしても、他人は大なり小なり自分と関わって、嬉しいこと、悲しいことが
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マイ・ブロークン・マリコ(2022年製作の映画)

3.8

リアルで見入ってしまった。
登場人物が皆、明けそうにない夜の中でもがいていた。

ソナチネ(1993年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

ユーモアのあるシーンですら、
不穏な展開の前フリに感じられた。
当時無名だった俳優陣の豪華さにも驚いた。

「でも、死ぬの、怖くないでしょ?」
「あんまり死ぬの怖がるとな、死にたくなっちゃんだよ」
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

途中まで意味を理解しようと見て、
一貫性が感じられなく、疲れて結局楽しめなかった。

思い返すと、自分はジブリに限らずファンタジー色の強い作品は苦手だった。

霜降り明星のせいやが言っていた、フリばっ
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僕と頭の中の落書きたち(2020年製作の映画)

4.2

分かり合うよりは確かめ合う事だ。
まずはそのために、自分の弱い部分を信じている人にさらけ出すことから始まる。

自立とは「自分のことはできる限り自分でするが、助けが必要になった時に支え合う相手がいるこ
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愛のむきだし(2008年製作の映画)

3.6

盗撮、新興宗教、性欲などの危険で重いテーマだけど、コミカルな雰囲気とテンポの良さで4時間は長く感じなかった。
満島ひかりが魅力的だし、ゆらゆら帝国の音楽もかなり良い味出してる。

ミスター・ガラス(2019年製作の映画)

3.6

特にイライジャのキャラクターが良かったです。メッセージも一貫していると思います。ただイマイチ盛り上がりに欠けると感じました。

スプリット(2017年製作の映画)

3.6

ジェームズ・マカヴォイの演技のサイコ感がすごい。また、ストーリーと画の見せ方も良くて没頭できました。あまりシリーズを意識しなくても楽しめると思います。

アンブレイカブル(2000年製作の映画)

3.6

途中冗長に感じましたが、楽しめました。
ヒーロー物でありながら現実的なストーリーで、異質なヒーロー作品だと思います。
あと、Fワード職人のサミュエル・L・ジャクソンのセリフを聞き逃しました。そもそも言
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愛がなんだ(2018年製作の映画)

-

全く共感できませんでした。
依存する関係では、幸せになるのは難しいと思います。。

ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

3.6

ホラー好きの方におすすめですが、私には描写が少しキツすぎました。
しかし内容にはメタ要素もあり、ストーリーも面白く、キャラクターも素晴らしいのでその分のめり込んで見てしまいました。

パーフェクトブルー(1998年製作の映画)

4.2

テーマは虚構と現実、ジャンルはサスペンスやホラーかと思います。
シャッターアイランド、ブラックスワンに似たものがあります。
全体として少し重苦しい雰囲気がありますが、時間としては短く、内容がまとまって
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好きにならずにいられない(2015年製作の映画)

4.2

フーシは人と関わることで知らない世界を知った。
そして様々な経験をしてでも、これからも知らない世界を求めていくだろう。
ただ知りたいと言う子供のような純粋な欲求を歳を取っても持ち続けたいと思いました。
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The Witch/魔女(2018年製作の映画)

3.0

ストーリーと脚本がベタすぎて、正直ハマらなかった。。

きみはいい子(2014年製作の映画)

4.0

“分かり合うよりは確かめ合うことだ。”と吉田拓郎が言っていた。

自立することや支え合うことってどういうことか?
何かに依存することは良くないことなのか?

抱きしめ合う時、そんな意味も超えた言葉で説
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TENET テネット(2020年製作の映画)

4.5

“時間の逆行”がテーマで、視聴者を試すような複雑なストーリーとド派手なアクションありの、とても見応えのある映画という印象でした✨ノーラン作品好きなら観るべき!

2時間半ほどの長丁場とセリフも割と多い
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

正直なところ、吐き気がするシーンが多く、とてもクリーンでフラットな気持ちで観られなかった。

それでも彼女にとっての救いだったなら、このコミュニティーは在り続けていて良かったんだと思う。

少し話は外
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残酷で異常(2014年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

主人公エドガーが妻を殺害してしまい、その時の状況を何度もループさせられる。

ハッピーエンドのような描かれ方だったが、モヤモヤする。
なぜ彼は自殺するしかなかったのか?

この映画は罪と罰がテーマに思
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大空港2013(2013年製作の映画)

3.8

全編ワンカットで、田舎の空港に天候不良による着陸した都会の客とそこで働く人たちの短くとも、テンポの良いコメディ。
素晴らしい役者陣とノーカットのスムーズさに、いつの間にか見入ってしまった。楽しめました
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来る(2018年製作の映画)

2.0

序盤は引き込まれたが、、、
カオス過ぎて、かなり冷めた気持ちで見てしまった。こういうのは私は分からないと確認できた。
何度か流れるロックな曲は好きだ。

ぼくのエリ 200歳の少女(2008年製作の映画)

3.8

単に恋愛映画とは言えない。登場人物やそれぞれの関係から、様々な”性”が取り上げられていると思った。

パッセンジャー(2016年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

オーロラのポッドのシーンで賛否あるけど、1年も孤独に耐えられる人がどれだけいるんだろう。

バード・ボックス(2018年製作の映画)

3.4

その正体が何なのか分からないのは、登場人物も視聴者も同じって所が良い。
展開は微妙だけど、楽しめました。

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.0

QUEENのボーカル、フレディ・マーキュリー視点のお話。
メンバーや家族との繋がり、音楽やリスナーに対する姿勢が印象的でした。
QUEENをもっと好きになる映画です!

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