カレーをたべるしばいぬさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

ハムナプトラ2 黄金のピラミッド(2001年製作の映画)

4.4

1も面白いけど2はもっと面白いという、ターミネーターのような稀有な作品。スコーピオンキングがドウェイン・ジョンソンであることに気づいた時は、ホームアローン2にドナルド・トランプが出ていた時と同じ感動が>>続きを読む

ゾンビーバー(2014年製作の映画)

3.5

エログロナンセンスのお手本。女の子はマジでエッチだし、グロい表現に甘えがない。期待を何も裏切らない。
こういうのが良いんだよねって言う人に「こういうのが良いんだよね」って言わせてくれる狙いがキマってる
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シャーク・ナイト(2011年製作の映画)

3.6

個人的にパニックマーケットと双璧を成す、B+級サメ映画です!
リゾートにやって来たパリピパーティが悪意のある男達に放たれたサメと戦うストーリーですが、このパリピ達が意外にも情熱に溢れる奴らなのでその時
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パニック・マーケット3D(2012年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

サメ映画はC級D級も珍しくない。余程良くてB級といったところだけど(それが良さでもあるけど)、この映画はB級より上の出来だと思う。まず間違いなく「映画」として出来上がっている。
個性豊かなキャラクター
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樹海村(2021年製作の映画)

1.3

信じられないほど冗長な展開が続く2時間を過ごしました。
ほぼ全ての展開について視聴者側がある程度解釈しなければならない。その上で、主要な登場人物の見た目が似過ぎていてストーリーを整理し辛い。せめて髪型
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ハロウィン(2018年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

78年制作『ハロウィン』の続編。私が前作からの意匠を汲み取れていないのかもしれないが、これはイマイチだった。

登場人物の描き方が中途半端で、序盤の時間をその人に割いたのにも関わらず中盤であっさりとい
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死霊館 エンフィールド事件(2016年製作の映画)

3.5

死霊館シリーズ2作目。1作目との繋がりはないので、こちらから観てもOK。
2作品観て気づいたけど、このシリーズのプロットは基本的に水戸黄門形式だと思う。(登場人物の紹介がある→不穏な出来事が起こる→助
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高速ばぁば(2012年製作の映画)

2.3

この映画を観るタイミングは「好きな配信者がウォッチパーティーをしていたからついでに」以外にあるのだろうか?
まず、肝心の"ばぁば" はあんまり出ないし、あんまり速くない笑
まぁでも「高速」だし、こんな
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ベスト・キッド(2010年製作の映画)

4.1

84年制作のリメイク。言わずと知れたアクションスターとウィル・スミスのご子息がタッグでダブル主演です。
素晴らしいの一言。ジャッキーはもちろんのこと、ジェイデンスミスの初々しさが役にハマりまくっていて
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死霊館(2013年製作の映画)

4.0

これは凄い!拍手してしまった演出が何箇所もあった。
何より素晴らしいのは、無意味で蛇足なジャンプスケアが無い点。びっくりすること自体はホラーではないし、視聴者側は不必要に身構えることで重要な演出を見逃
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ANIARA アニアーラ(2018年製作の映画)

3.4

これは何と言ったら良いのか…
地球から火星に向けての輸送船がアクシデントによって航行ルートを逸脱してしまい、船内は長い時間をかけてゆるやかに退廃していくが…というのがあらすじ。
ノーベル賞受賞作品を映
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犬鳴村(2020年製作の映画)

1.3

敢えて申し上げれば、この映画は OTINTIN です。

パラノーマル・アクティビティ(2007年製作の映画)

2.7

このレビューはネタバレを含みます

低予算モキュメンタリー系ホラー映画。「ある家庭に起こった奇怪な出来事を記録してみよう」という趣旨なので、深いストーリーが無くても問題ないのがこの映画のズルい(?)点。テーマとマーケティングは抜群に良か>>続きを読む

ザ・シェフ 悪魔のレシピ(2016年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

大きなストレスによって善人の中の狂気が目を覚ますスプラッタ映画。ただ単純なスプラッタではなく、人間関係と社会問題をじっとりと描いている。
途中、人の善意に充てられて改心しそうになるけど、結局は色んな意
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グレートウォール(2016年製作の映画)

1.9

膨大なチャイナマネーをかけて作られたB級映画。マット・デイモンやウィレム・デフォーなどキャストは錚々たるメンツだが、どうしてもB級の域を出られない。
饕餮と呼ばれる中国伝承の化物と万里の長城で戦うスト
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アバター(2009年製作の映画)

3.4

同時期に公開された元妻が監督を務める『ハート・ロッカー』にタコ負けした作品。
3Dブームの火付け役で、以降はコテコテのVFXと3Dを付けないと死ぬのかと言わんばかりの作品が跋扈することになり、良くも悪
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エイリアン(1979年製作の映画)

4.0

宇宙的恐怖を描いた往年の名作。
隔絶された世界で脅威に晒されるパニックホラーは多い。ジャングルで食人族、海底でサメ、山中で殺人鬼等である。
エイリアンは同様のテーマでありながら、地球という「この世のこ
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ジェーン・ドウの解剖(2016年製作の映画)

2.9

善良な市民が不測の事態に巻き込まれて不幸になる展開が個人的に好きじゃないのでこの評価です。
テーマは良いと思います。身元不明遺体を解剖するその解剖室の中でほぼ全ての物語が展開するので興味深いです。
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エスター(2009年製作の映画)

4.0

マジでとんでもない映画だ。こんな設定を思いつくのも、役者の演技レベルも信じられない。
ネタバレは避けるけど、気持ち悪くて吐き気がしてしまうタイプの恐怖です。お化けはでません。グロは少ないです。
テーマ
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ジャングル・クルーズ(2020年製作の映画)

1.6

思いの外高評価が多いことに驚くと同時に、批判的なレビューなのでもし嫌な思いをされたら申し訳なく思う。

アトラクション性を売りに出しているのに展開がグズつくし、登場人物の行動も煮え切らない。イライラし
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シックス・センス(1999年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

これはホラー映画じゃなくて、ドラマティックなハートフルミステリー(?)だと思う。
ホラー苦手な人でも大丈夫だし、感動できる。何より、この映画には善意しかないのであったかい気持ちになれる。

本作の後、
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12モンキーズ(1995年製作の映画)

4.3

シャイニングや時計仕掛けのオレンジ等と同系統の(ジャンルは異なるが)、一発では理解できない訳わからない系の映画。ストーリープロットと世界観に一貫性がなく、分かりやすい映画が好きな人には疲れる作品かもし>>続きを読む

1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

3.8

この映画の最大の特徴は、どうやって撮っているか分からないシーンが沢山ある点です。凄まじい長回しが生み出す画のスケールが壮大で、戦争映画として新しい臨場感を生み出しています。こんな映画は観たことなかった>>続きを読む

MEG ザ・モンスター(2018年製作の映画)

2.9

これはサメ映画じゃなくて、ステイサム映画です。頭をカラッポにして、最強のおじさんが大きなサメと格闘する様子を眺めよう。

ザスーラ(2005年製作の映画)

3.9

ジュマンジが動物や乗り物など、地上を中心としていたのに対し、ザスーラは宇宙飛行士やエイリアン等、差し詰め宇宙版ジュマンジです。

仲の悪かった兄弟が、脅威に立ち向かうために一致団結して絆を深めるという
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ジュマンジ(1995年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

止まったマスに書かれた出来事が現実となるボードゲーム「ジュマンジ」が巻き起こすアドベンチャー映画...と思うのだが、初めて観た時の感想は「下手くそなホラー映画より怖いパニックホラー映画」だった。
夢で
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ミッション:インポッシブル/フォールアウト(2018年製作の映画)

3.0

初めにですが、絶対に字幕版をオススメします。

文句無しでカッコいいトムクルーズ、最高の相棒であるサイモンベッグとヴィングレイムス。そして綺麗なレベッカファーガソンが観れます。

カーチェイス、ヘリチ
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ウォーリー(2008年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

無生物にここまで感情移入できる映画も珍しい。肝心のウォーリーやイヴが全く人語を発さない点も素晴らしい。シーンや表情、声色でコミュニケーションを表現できるピクサーの技アリ。

荒廃した地球と、それを忘れ
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事故物件 恐い間取り(2020年製作の映画)

2.3

このレビューはネタバレを含みます

原作者の松原タニシさんの話や、本作の基になっている著作が好きで観てみましたが、なぜこのようなつくりにしてしまったのか...
何かはっきりと起こらないとウケないというのは分からないでも無いですが、肝心な
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ライラの冒険 黄金の羅針盤(2007年製作の映画)

1.0

間違いなく今まで見た中で最もつまらない映画です。

B級映画は、趣旨に則って楽しめるから全く問題ない。サメやヘビ、デカいサルが出てきて大暴れしても、お化けが襲ってきても、そういう映画だと分かって観るか
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ロスト・イン・スペース(1998年製作の映画)

4.1

お手本のようなスペースオペラ作品。宇宙、訳の分からない異星人、心強いロボットのパートナー、次々と巻き起こるアクシデントとそれに立ち向かう家族愛。古い映画だからちょっと安っぽい部分もあるけど、ストーリー>>続きを読む

ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル(2017年製作の映画)

3.7

別れ際の元カノと観に行ったのであんまり思い出したくない。
映画自体は面白い。初代ジュマンジよりアトラクション化されてるけど、ストーリーが手抜きなわけじゃないし、場面転換も豊富で飽きない。ゲーム内のスキ
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トロン:レガシー(2010年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

10代の自分に鮮烈な印象を与えた作品。ストーリーに関する批評が多いが、この映画はアバターと同じで世界観を楽しむ映画であると思っている。世界観の一貫性を突き詰めたからこその魅力が、この映画には詰まってい>>続きを読む

ザ・コア(2003年製作の映画)

3.1

いつどこで初めて観たのかも思い出せないが、定期的に観たくなるB級SFスペクタクル映画
決まり切ったミッション、決まり切った役割、決まり切った結末と3拍子揃っており、全く頭を使わなくても大丈夫。
アルマ
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