エイコさんの映画レビュー・感想・評価

エイコ

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別れる決心(2022年製作の映画)

3.8

パク・チャヌク監督、相変わらず変態で天才だった。
2時間強、何を見せられていたんだろう?
あれは現実だったのかそれとも夢なのか、狐につままれたような気分。

不眠症で妻子持ちの刑事と、山から転落死した
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あのこは貴族(2021年製作の映画)

4.0

上流社会と一般社会の格差のお話であると同時に、女性の自立のお話。
どんな家庭で育っても、上流と一般、どちらにカテゴライズされようともそれぞれに大変さはある。自分より上、下を気にしているのはむしろ上流社
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初恋(2020年製作の映画)

3.7

余命宣告を受けたボクサーが、父親の借金のかたに売春をさせられている少女をかばったことで、とある組織に追われることになるドタバタ系のバイオレンスアクション。

汚職警官にヤクザ、中国マフィアまで絡んでき
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偽りの隣人 ある諜報員の告白(2020年製作の映画)

3.6

政府の腐敗はなはだしい80年代を舞台にした韓国映画。
自宅で軟禁生活を強いられている大統領候補を、密かに監視するために隣に住むことになった主人公。
人は良いけどバリバリ国粋主義者だった彼が、大統領候補
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ベネデッタ(2021年製作の映画)

3.9

ヴァーホーベン監督作品でもちろんR18ってことで身構えていたものの、やっぱり強烈な内容だった。各地で上映中止運動が起こったのも納得。

それにしても齢84歳のおじいちゃん、前衛的で誰よりもエネルギーに
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県警対組織暴力(1975年製作の映画)

3.7

フィルマークスの評価が高くて気になっていた作品。
深作監督に主演菅原文太ということで、何だか面白そうだなと思って観てみたところ、まんま「仁義なき戦い」だった。
ただ刑事目線に変えただけというか。刑事も
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ドラゴン×マッハ!(2015年製作の映画)

3.7

何も考えずにアクションを堪能しようと思ってチョイスした作品。
タイトルにマッハ!とついているものの、マッハ!シリーズとは全く関係はなし。
ただ、恰幅のよくなったトニー・ジャーは健在。

臓器売買ビジネ
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パーム・スプリングス(2020年製作の映画)

3.5

ビビットカラーのジャケットが素敵で、以前から気になっていたこの作品。
とある一日だけを繰り返すタイムループに閉じ込められてしまった人の話。

一日だけを繰り返すならば、将来のこともお金も老いも何もかも
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スティール・レイン(2020年製作の映画)

1.0

個人的に韓国映画が大好きだけど、この映画は私の許容範囲を超えていた。
最低な映画だった。フィルマークスで1.0なんてつけたの初めて。

原題は「スティールレイン2」で、「鋼鉄の雨」の続編。
といっても
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非常宣言(2020年製作の映画)

4.2

5分に一度ハラハラドキドキの展開がある超絶エンターテイメントで、ツッコミどころ満載なところも含めて、最高だった!

この映画、どれだけサービス精神旺盛なんだろう?
飛行機上でのウイルステロ事件だけじゃ
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LAMB/ラム(2021年製作の映画)

3.7

すこぶる変な映画だった。
寓話的ホラーとでもいうのかな。常に不穏な空気と悲しみのようなものが流れている。
ストーリーも素っ頓狂。

広大なアイルランドの牧羊地で、登場人物は夫婦と、夫の弟と、そして羊の
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ジェントルメン(2019年製作の映画)

3.7

久々のガイ・リッチー節が戻ってきた!といった印象。
色んなタイプの悪い奴らが集まってきて、わちゃわちゃしてて面白かった。

だけど、以前の作品ほどそれぞれの関係がうまく絡み合っていなかったかも。
めち
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現金に体を張れ(1956年製作の映画)

3.8

キューブリックが27歳の時に監督した、ハリウッドデビュー作。

昔クドカンのドラマが大好きで、クドカンはガイ・リッチーの「ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ」に影響を受けてるよねと映画通
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RUN/ラン(2020年製作の映画)

3.7

ぽつんと一軒家からほとんど出ることがない車椅子の女の子が恐怖に陥れられる、とてもミニマムな映画。
そして、母と娘のお話。
時間も90分とコンパクトで、サクッと観られた。

だけどしっかり怖い。
足が不
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RRR(2022年製作の映画)

4.0

映画というより祭りでしょ、これは。
3時間、映画の熱狂にやられっぱなし。
鑑賞後の興奮と変な疲労感は、通常の映画なら絶対体験しないもの。

こんなスケールの大きな映画、日本のみならずどの国でもなかなか
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虐待の証明/ミス・ペク(2018年製作の映画)

3.6

また重い映画を観てしまった。

主演のハン・ジミンさん、可愛くて前から好き。だけどこの映画の彼女は「はすっぱ(死語?)」という言葉がピッタリ。
彼女自身も重い人生を背負っているのに、虐待を受けているら
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デイアンドナイト(2019年製作の映画)

3.9

今まで観た藤井監督作品の中で、一番ズシンと来た作品。

大企業の不正の告発で死に追いやられた父を持つ主人公は、父の汚名を晴らすため、そして身寄りのない子たちを助けるため、犯罪でお金を稼ぐ。
崇高な目的
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時間離脱者(2015年製作の映画)

3.7

1983年の教師の青年と2015年の刑事の青年が、事故をきっかけに双方の夢に出てきてしまい、83年に起こった凄惨な事件を変えようとするというストーリー。

話は面白いし、時代を超えた二人の関係がわかっ
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よこがお(2019年製作の映画)

3.8

辛い話だった。
人生をすべて失うほどの裏切り行為をされた主人公。
そんな彼女が復讐をするのだから、それは大きなことをするのかと思ったら、その程度か…と思ってしまった。
でも、なんの後ろ盾もない女性がで
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護られなかった者たちへ(2021年製作の映画)

3.8

存在を全然知らなかった映画。
何の気なしに観たら、とてもいい映画だった。

日本できっと、実際に起こっている社会問題。
生活保護受給問題や震災での心の傷などが丁寧に描かれていて、社会への制作陣の温かい
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

4.1

すごく悲しい話だけれど、大好きな映画だった。

1960年代のソーホー。
自信と輝きに満ちた彼女の、胸の高鳴りが聞こえてくるかのような、キラキラしていて夢しかないような世界。
そこからの彼女の絶望や挫
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THE NET 網に囚われた男(2016年製作の映画)

3.7

想像以上に重い映画。
そっか、最初から決めてかかってくる相手とは、こんなにも話が通じないものなのか。
それに私情が挟んでくると埒が明かない。怖い。

そのディスコミュニケーション地獄がどうにか終わって
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マイティ・ソー バトルロイヤル(2017年製作の映画)

3.8

前作とは一転してコメディ路線に振り切ってめちゃくちゃ面白くなってた!
ソーのキャラは大分変わった気もするし、ソーを支えてきた人たちの退場はちょっと不憫だったけど。
キャストは変わらないのに監督や制作陣
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遠い空の向こうに(1999年製作の映画)

3.8

フィルマークスの評価がものすごく高いので気になっていた作品。90年代の映画の空気感をまとった超王道映画といった感じかな。いい映画だった。

オールディーズの音楽もテンションが上がるし、なんと言っても高
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ノマドランド(2020年製作の映画)

3.9

原作のタイトルは「ノマド:漂流する高齢労働者たち」なので、裕福とは対極にある、貧困に陥った人たちの行く末を描いた映画なのかと思っていたら、そんな短絡的なものではなかった。

貧困であることに変わりはな
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THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

3.7

重厚な映画。細部までこだわりを感じる絵作り。
ハイレベルな映画なのは分かっているけれど、元々ヒーロー映画の素養のない私にはピンとこなかった…。

登場人物の誰か一人にでも共感したり、魅力を感じられたら
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SPY/スパイ(2015年製作の映画)

3.8

頭が最高に疲れていた日に、何も考えずに観たいと思って選んだ一作。
裸の銃を持った男のような90年代のコテコテスパイコメディのような作品だけど、すごく良かった!

CIAのデスクワークのおばちゃんが、ひ
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ただ悪より救いたまえ(2019年製作の映画)

3.4

ファン・ジョンミン&イ・ジョンジェの新しき世界の二人の共演の上、殺し屋同士の戦いとくれば、大好物の韓国ノワールだ!と思って期待値マックスで視聴。

なのに、あんまり良くなかった…。
暗殺と誘拐の二つの
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ビーチ・バム まじめに不真面目(2019年製作の映画)

3.7

予想していた映画とは全然違った。
度を超えた放蕩生活を、ミュージックビデオのようにカラフルで美しい映像で見せ続けられるという…。

あまりの金持ちの体たらくっぷりに、最初は白い目でマシュー・マコノヒー
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MONOS 猿と呼ばれし者たち(2019年製作の映画)

4.1

どこに連れていかれるのか全く分からない、とんでもない映画だった!
こんな映画観たことない!最高!

評判がいいことだけ知って、極力情報を得ないで視聴。
猿(モノス)と呼ばれる、少年少女で作られた兵士た
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フリー・ガイ(2021年製作の映画)

3.8

まるで本当にゲームの世界に入ってしまったかのような感覚。
この映画の主人公でモブキャラのガイが優しいこともあって、犯罪ゲームの世界なのに全く悲惨さがなく、多幸感が続く作品だった。

だけど、終盤のCE
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レインメーカー(1997年製作の映画)

3.7

ゴッドファーザーを観直したのでコッポラ繋がりで視聴。
それほど評価高くないけれど、思いのほか面白かった。

新米弁護士のマット・デイモンが、悪質な保険会社と闘っていくストーリー。
こんな悪質な保険会社
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スーパー!(2010年製作の映画)

3.8

ジェームズ・ガンの「ピースメイカー」を見終わったタイミングで再鑑賞。
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのたった4年前なのに、低予算感がすごい。
でもケビン・ベーコンやリブ・タイラーを脇にそろえてキャ
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ゴッドファーザーPART II(1974年製作の映画)

4.9

ゴッドファーザーpart1に続けて、予習のために再鑑賞。

傑作。言うことなし。
やっぱりデ・ニーロ演じるヴィトー・コルレオーネの若い時代の映像に心を掴まれる。
これからのし上がっていくヴィトー・コル
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ゴッドファーザー(1972年製作の映画)

5.0

ゴッドファーザーの制作秘話を描いたドラマ、「The Offer」を観る前に再鑑賞。
今さら書くことでもないけれど、映画史上最高峰の映画。
映像から演技からストーリーまで言うことなし。

ここまで芸術性
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ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ(2021年製作の映画)

3.2

前作もそれほどピンとこなかったけれど、今回はもっとハマらなかった。
MCUの登場人物たちは、様々な人や社会と絡み合って戦わなければならない理由があって、主に誰かを守るために戦っているのに、ヴェノムとそ
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