多次元世界の住人さんの映画レビュー・感想・評価

多次元世界の住人

多次元世界の住人

映画(108)
ドラマ(0)
アニメ(0)

インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(2023年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

基本的にムナクソ回だった。ヒロインが特に。まさか息子が戦死するとは思わなかった。
インディーの友人も殺されていく。ヒロイン・ヘレンは考古学的盗品を売り捌き金目当てで行動する。結果的に身勝手かつわがまま
>>続きを読む

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

語り継がなくてはいけない、科学と社会が密接な今、誰もがその連鎖反応の中にいることを忘れてはならない。

正直ワクワクする自分がいた。
科学者でもある自分がもしオッペンハイマーの立場であったなら、私も同
>>続きを読む

炎のアンダルシア(1997年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

「イスラーム映画祭」で鑑賞しました。とても面白かったです。確かに大きく気分や感情を動かされる描写はなかったので、見る人にとっては面白くないと思う人もいるかもしれませんが、私はイスラーム文化に大きな関心>>続きを読む

⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

語り部の不在。民族の記憶。人間の残酷。それでもなお、歩き教化する。
すべては見ようとしなければ見えない。

想像以上に面白かったです。物語が単なるパラレルな話になっておらず、しっかりと墓場の鬼太郎のは
>>続きを読む

バスキア(1996年製作の映画)

4.0

バスキアの人生の場面をうまく切り取ったポエジー。
当時のアートシーンの熱狂、そして作品がアーティストから離れてmake moneyする様子がバスキアに反抗して囚われ続けた。
周りに誰かいたけど常に孤
>>続きを読む

岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)

3.8

ルーブルという言葉の強調と内容量から少しギャップがあったり、映画だからこそというものがなかったりした部分はありましたがTVドラマの延長線という感じで楽しくみました。
ルーブルで撮影し、それを映画化した
>>続きを読む

ターミナル(2004年製作の映画)

4.0

後味も良く普通に楽しめる映画。役者のキャラが立ってる。心が開くまで時間がかかるよね。

キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

これ実話なの!?と最後に驚く。

ただ一方的に犯人を追い詰めるような作品ではなくて、双方の状況がより人間らしさを醸し出していた。やりたくてやっているわけではないが、やらざるを得ない。目的は至って子供ら
>>続きを読む

(1985年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

はじめて悲劇を観ました。鮮やかで強烈で、何というか不思議な感覚です。

黒澤明作品をちゃんと観るのがはじめてで、第一印象としては色彩がとても鮮やかだなと思いました。構図もとても素敵です。

大殿だけが
>>続きを読む

シャイニング(1980年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

シャイニングというタイトルがまさかそっちの意味だとは思わなかった。
少なくとも3つの軸が交差している。
一つはホテルの心霊現象。
もう一つはダニーの超能力・トニー(これがシャイニングだったとは...)
>>続きを読む

時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

SF映画であり、古典的な全体主義の作品。主人公に目が行きがちだが主題はその背景に蠢く社会にあるように思える。

まぁキューブリックなので難解なのは覚悟の上だったがまぁそれなりに入り込んだ感じ。不快感と
>>続きを読む

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

駄作と名作は表裏一体だと思う。駄作は見ても記憶に残らない支離滅裂としたもの。名作は全く理解できない内容なのだが、時間が経つごとに沸々と印象がよみがえり、参照の対象になるもの。キューブリックなどはそうだ>>続きを読む

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

世界はベーグル🥯ではなく愛👀を選んだ。

過去最高の映画であり古典となり得る作品!パターン化された現代に投じるアンチコスモス(東洋)的な激ヤバな映画!
我々が求めてるのはまさにコレだ!!

見たあとは
>>続きを読む

ミニオンズ フィーバー(2022年製作の映画)

3.8

可愛さ・面白さを兼ね備えたリラックスできる映画でした。
独特な世界観と主人公の野望がここまでまとまりがあるコンテンツを作れるのはスゴいなと思います。
頭を空っぽにしたい時はまた観ます!

LIFE!(2013年製作の映画)

4.5

本当に純粋に観ててワクワクしたし、面白かったし、スッゴイスッキリした!

映画の説明文では「人生を変える」とか書いてあるけど、そんな表面上の行動変化の話じゃない。変えようと思って変えたんじゃなくて、ス
>>続きを読む

マルクス・エンゲルス(2017年製作の映画)

4.0

評価もそんなに高くなく、レビューも難しい等あったのでそんなに期待せず鑑賞。確かに怒涛の闘争があったわけではないが、当時の時代背景やマルクス/エンゲルスの人柄にイメージを持つことを目的にすれば、丁度良い>>続きを読む

TENET テネット(2020年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

やばかった、、、ガチでやばかった...
このレベルの作品をつくれるのはノーランしかいないよ...

こうして回帰してまた始まって戻って...観た後、逆行に慣れすぎて世界の見え方大きく変わった

SFが
>>続きを読む

劇場版 呪術廻戦 0(2021年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

「失礼だな、純愛だよ。」
「愛ほど歪んだものはないと思うよ。」
正論。恋は病なんていうが本当にその通りだと思う。脳のホルモンバランスがうんたらかんたらで我々人類がこんなにも繁栄しているのだからそこには
>>続きを読む

ONE PIECE FILM RED(2022年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

通常で4、シャンクスのかっこよさでプラス4、アニメ派でネタバレ喰らって-2、まさかの字幕付きだったので-2、じわじわ来たので+2
→よって総評4.2

初めは歌押し系のおはなしになってしまうのかなと思
>>続きを読む

シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ウルトラマンを文芸批評的に現代日本へ落とし込んだ作品と言えるのではないだろうか?

まず興味深いのはデザインと芸術表現。ネタバレを承知で記述するが、各怪獣の一新した形態は「おお!」と感嘆とした。ゼット
>>続きを読む

キャッシュトラック(2021年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

体が痛かったっていうのが感想としては一番強い(つまりリアリティがあったということ)。
ストーリーもまぁ悪くはないと思う。一方で捻りもそんなないかな。もちろんある程度の期待の裏切りみたいなものはあったけ
>>続きを読む

残穢 住んではいけない部屋(2016年製作の映画)

3.5

怪談レストランの次に初めて手に取ったホラー小説が『残穢』でした。初めてホラー小説を読んでみた時を思い出しながら鑑賞しました。

Jホラーらしいゾクっとした描写はとても良いなと思いました。へんにアメリカ
>>続きを読む

ライト/オフ(2016年製作の映画)

3.9

CMではよく見ていたものの、見る機会がなかったので視聴。ホラーゲームを見ているかのような緊迫感とドキドキ感があった。
なぜそうなったのかみたいな作り込みはスペースで想像に任されているが、それ含めて楽し
>>続きを読む

イエスタデイ(2019年製作の映画)

4.0

記録をつけ忘れていた。何も考えずに楽しめる作品。ビートルズとして売り出されているからどうしてもそういう視点で見てしまうが、主題は愛となってる。ビートルズはその基盤だと考える方が楽しめる。

あのビート
>>続きを読む

ジョーカー(2019年製作の映画)

4.2

だいぶ前に見たけど悪くはなかった印象。ただバットマンのジョーカーの作品として見るより、ある世界のジョーカーという人間の話しとして見る方がふさわしいと記憶している。

かなり情緒的でポエミーな感じがした
>>続きを読む

クルエラ(2021年製作の映画)

4.4

最高に面白かった。ディズニーは期待を裏切らないからすごい。この圧倒的ラスボス感漂うクルエラの存在感は尊敬するした自分もそうなりたいと思えた。
喩えるならポップスター、アンディウォーホルとか既存を破壊し
>>続きを読む

9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

前々から気になってたので視聴。最初は時系列が分からず混乱したが、後半はスムーズかつダイナミックで話の流れが理解できた。ミステリだとするなら悪くはないストーリーだと思う。

ただタイトルからだと「翻訳家
>>続きを読む

シンドラーのリスト(1993年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

歴史に残る名画にも関わらずなかなか見れてなかったので視聴。極限の状態に巻かれた時、その人間の裁量が問われることを知った。誰もが見てほしい感動作。

まず第一に人間の真価が問われた作品だと思った。人種間
>>続きを読む

この素晴らしい世界に祝福を!紅伝説(2018年製作の映画)

3.8

頭空っぽにして見てられる作品でした。アニメよりもオーバーな雰囲気が映画らしいです。もうちょっとコメディ要素欲しいなぁと思いつつも時間の関係上こんなもんかと思いました。
次作期待しています。

GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊(1995年製作の映画)

3.8

映像とかすごいと思うし、妙に難しい言い回しはもう少し自分も考える必要があるなぁと思いながらも、この映画含めネオシティ的な世界観が現代に与えたインパクトは大きいなって思う。

今は総評して3.8を付けて
>>続きを読む

イコライザー(2014年製作の映画)

3.8

定番の暗殺者(?)アクション映画って感じ。ジョン・ウィックとキングスマン的な流れ。何も考えず観れるものです。
これを見ることでホームセンターでの暗殺術などが学べるかと思います。

ナショナル・トレジャー2/リンカーン暗殺者の日記(2007年製作の映画)

4.2

久しぶりに見たけどやっぱり面白いですね。自分の生きる世界に冒険心を駆り立てる未知があるかも知れないっていうのがとてもワクワクさせられます。
歴史を勉強し直して、見落とされた事実を見つけてみたいものです
>>続きを読む

ナショナル・トレジャー(2004年製作の映画)

4.2

子どもの頃よく見てたなぁーと思って再視聴。インディージョーンズとかラングドンシリーズとかもそうだけど、やはりこうした人類の遺産が謎を呼び好奇心をそそらせるのは素晴らしいなと思いました。

残すに値する
>>続きを読む

ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

曖昧な点などもなく非常に楽しめながら観れました。それよりもダニエル・クレイグの青い瞳がかっこよすぎて、、w

ストーリーはミステリー映画ということで単純なミステリーと違い面白かったです。シンプルなのに
>>続きを読む

ボーン・アイデンティティー(2002年製作の映画)

3.8

つまらなくはないです。爽快感があって楽しめました。ただストーリーとしてそれいるみたいな感じはありました。でもシリーズ化されるくらいなのですから、ここからの展開を楽しみにしたいと思います。

>|