なちここさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

フリークス(怪物團/神の子ら)(1932年製作の映画)

3.4

下半身が無い男、繋がった双生児、小人などの奇形人間が集まったサーカス。

放映するにあたってセンシティブな問題が発生しそうな気もするが、
彼らの居場所はやはりそこしかなかったのかな。



サラッと見
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AI崩壊(2020年製作の映画)

3.8

AIが人類の中枢を担う社会になった近代SF?映画。

傍から見るとそこまで任せちゃっていいの?と思うが実際に実装されると、
コンピューターの確実なデータの元で導き出される完璧な数字に人間は頼っちゃうん
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CUBE(1997年製作の映画)

3.6

謎の立方体キューブに閉じ込められた男女。


設定は面白い。
シリアスさと緊迫感はあるが、
サクサク進みすぎるのでちょっと勿体ないような。

みんなヒステリーなので観てて痛い。


警官がサイコ過ぎて
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いつだってやめられる 闘う名誉教授たち(2017年製作の映画)

4.6

いつだってやめられるシリーズ第3弾!!!


第1弾でラスボスだったムレーナが、
刑務所内で仲間になるという激アツな展開。
みんなの全裸も見れる!!

第2弾の続編という形だが、
話の内容に第1作目の
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いつだってやめられる 10人の怒れる教授たち(2017年製作の映画)

3.9

いつだってやめられるシリーズ第2弾!!!

まさか三部作だったとは。
作品を追うごとにキャラに愛着が湧いてくる。

1人1人の見せ場は少ないが、
みんなでわちゃわちゃしてるので可愛いし
コミカルでコメ
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コンジアム(2018年製作の映画)

3.8

心霊系YouTuber達が選んだ企画は、
廃墟の精神病院の生中継!!
という現代風韓国ホラー。

予告からめちゃこええ!

初めは陽キャ感たっぷりで楽しそうな彼ら。
やらせの存在を知ってる視聴者も、段
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バンブルビー(2018年製作の映画)

3.4


サクサク進むストーリーと程よいスケール感、ちょうど良い敵とボーイミーツガールがバランスよく見やすい作品!

チャーリーの飛び込み選手の設定など、
伏線回収がうまいなぁ。

体育座りするビーめっちゃ可
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いつだってやめられる 7人の危ない教授たち(2014年製作の映画)

4.5

行き場の無い大学教授達が合法麻薬を作る!!

もう内容が優勝している。
見る前から既に面白い設定!
こんくらいちょっと緩くて、ぶっ飛んでるストーリーは何も考えずに見てて楽しい。

ただ、謎のビビッドフ
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もう終わりにしよう。(2020年製作の映画)

3.7

この映画は、ただ単にジェイクと別れを切り出したい彼女の話...ではない!!!


ジェイクの実家に訪問したシーンから、
時系列が異なった描写、昔の写真、地下室の絵や詩など、2人が同一したような違和感に
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ミッドナイト・スカイ(2020年製作の映画)

3.4


北極圏に残った天文学者と取り残された少女、
地球に帰還しようとするコロニー。


宇宙船と博士のシーンが交互に続き、
最後に分かる、オーガスティンが北極に残り続けた本当の理由。


幼いアイリスは、
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ザ・ドア 交差する世界(2009年製作の映画)

3.7


SFアドベンチャーかと思いきや、
サスペンス寄りのヒューマン映画。

緊張感のある雰囲気や切ない魅せ方が好き。


絶望だらけの世界から、まだ何も無かった頃の別の世界へ。

色々ツッコミどころは多い
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新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に(1997年製作の映画)

3.8


新劇場版 → アニメ→ Air/まごころを、君に
の順番で視聴。

最初のインパクトが凄すぎてちょっと内容入ってこなかった。
シンジがアスカで云々...ってことは知ってたけどまさかそんな最初っから飛
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A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

3.5

幸せな夫婦、事故で無くなった夫はシーツを被った幽霊となり、家を彷徨う。


とても静かな映画。
台詞も少ないけど、環境と流れる時間が物語る。
放心したように見える妻を眺めることしか出来ないその姿が切な
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魔女がいっぱい(2020年製作の映画)

2.8

魔女にネズミに変えられた少年達は、
陰謀を止めるために動き回る!

ファミリー向けではあるが、醜い魔女が正体を現すシーンはちょっと子供にはキツいかも?
作戦を立てればその通りに実行でき、
なんのトラブ
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ビザンチウム(2012年製作の映画)

3.0

200年を生きる吸血鬼の母娘の物語。


唐突に語られていく物語、巻きもどる回想に戸惑いつつも最後はちゃんと現代に帰結する。
のはいいけど、所々稚拙な部分が見える。
語られない部分があり、
唐突さと雑
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リヴィッド(2011年製作の映画)

3.0

オープニングの雰囲気だけは満点。
音楽も舞台も雰囲気も良かったのに...
期待値MAXだったのに...

てか海とか船とか死体とか墓地とかわりと関係ない演出多すぎないか?

作品全体の音楽もなかなか
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ベルリン・天使の詩(1987年製作の映画)

3.8

天使のダミエルは、
人間のマリオンに強く惹かれる。



全てが詩的、叙述的であり品があって美しい。

ダミエルやカシエルなどの天使が、
もうどうしようもない人達をどうする事も出来ずに、ただ哀しく、そ
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アンチクライスト(2009年製作の映画)

3.9

不慮の事故で子供を亡くした夫婦の苦悩。

アンチクライスト。
タイトルからして物議を醸しそうな作品だけど本当に衝撃作...
旧約聖書とか、宗教が絡むと作品に悪魔的な何かが潜んでいるような気さえしてくる
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プラネタリウム(2016年製作の映画)

3.0

降霊術で有名な姉妹。
ある映画監督との出会いで巡る物語。

フランス映画らしく特に何が起きるという訳でもなく、流れていく時間とほんわりしてる空間。
ニュアンスを感じるタイプの作品かなあ。

画面上のナ
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ボックストロール(2014年製作の映画)

4.0

チーズの街、3Dストップアニメーションで贈る恐ろしい怪物?! のボックストロールと攫われた子供エッグスの物語。

恐ろしいようで実は怖がりで臆病なボックストロールのキャラクターが良い。
彼らの住処であ
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偽りなき者(2012年製作の映画)

4.5

少女の嘘で人生を狂わされたルーカス。

マッツの迫真の演技が痛い程に心を揺さぶってくる。伏線回収も素晴らしい。

嘘によって変質者の烙印と偏見、嫌がらせと理不尽が、徹底的にルーカスを追い詰める。
悔し
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グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

4.2

誇り高い美しき格調のグランドブタペストホテルでの物語。

いくつかの章に別れており、コンシェルジュのグスタフとロビーボーイの物語が綴られている。


コメディチックで愉快さもあり、
コミカルであっさり
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ファンタスティック・プラネット(1973年製作の映画)

3.8

独特なタッチの絵柄とヌルヌル動くアニメーション。
不気味さすら感じる造形の生き物や、
テールのヘンテコな洋服など、
色々感性がすごい。

アート性が高く、
ドラーグ人と人間の独特な世界観が描かれている
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クワイエット・プレイス(2018年製作の映画)

5.0

オープニングからひたすらに無音。
静まり返る荒れた街で、"音" に対して異常に神経を澄まし無音を貫こうとする家族とその緊迫感に、この状況の異様さを思い知る。

玩具の音を鳴らしてしまった男の子が、
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エンジェル、見えない恋人(2016年製作の映画)

3.6

透明のエンジェルと全盲の少女の恋。

世界が平和で静謐で、まるで2人だけの世界。

ツッコミどころは多いし無茶設定だけど、
めちゃめちゃロマンチックで素敵な話。

エンジェルの真実を知ってもなお愛し合
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オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ(2013年製作の映画)

4.3

現在を生きる美しきヴァンパイア達。

ティルダ様とトムヒが夫婦とか... そんなん... 禁じ手レベルで最高すぎるでしょ...!!!!!!!!!
キャスティング神すぎんか。

ティルダ様の浮世離れ
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TENET テネット(2020年製作の映画)

4.6

オープニングから目が離せない状況
緊迫感がすごい。

そして、この展開が見逃せない...!!

考察見ないとまともにレビューもかけないや

デビッキ様が美しすぎた...😭😭
神々しいスタイルと整った顔
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パッケージ: オレたちの"珍"騒動(2018年製作の映画)

3.6

楽しいはずの夏休みに、ちん〇を切り落とした?!

もうあらすじだけで下らなさが凄い𐤔𐤔𐤔
頭空っぽで見れるお馬鹿な作品。

こういうアメリカのスプラッタ?お下品コメディって序盤、誰が何をやっても悪い
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プロジェクト・パワー(2020年製作の映画)

3.5

5分間だけ超能力を手に入れることができる薬、プロジェクト・パワー。

動物の能力を手に入れる設定は面白いなー!
テラフォーマーズみたい。

映像もよし!テンポよく進むんだけど、
もっと超能力見れたら良
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イーオン・フラックス(2005年製作の映画)

2.3

フィギュア体型の切れ味のある美女!!
俺が考えたカッコよくて最強の女スパイ!!
やっぱりこういう作品に抜擢なシャリ姐!!!

政府に支配され、壁で外の世界と隔離されたまやかしの桃源郷というあるある世界
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殺人ホテル(2020年製作の映画)

3.2

核戦争の後に混沌と化した世界にふと現れた娯楽。そのホテルで行われる劇とは。

オープニングから不穏なオーラがビンビンでとても良き!! 映像もセットも強烈なカラーで、さらに異様な光景とカオスでインパク
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レベッカ(2020年製作の映画)

4.2

悲しい未亡人との焦がれた情熱的な恋。
招かれた美しいマンダレーに、人に色濃く残る死んだレベッカの影。


前半の2人の恋愛模様が美しくて魅入ってしまった。全てがロマンチック...
後半からもろサスペ
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ハウンター(2013年製作の映画)

2.3

16歳の誕生日の前日を繰り返す家族。

視聴者が違和感を覚え始める前に、
何かおかしくないの?! 私たちループしてるの!!
でぶち込んでくる... 先に答え合わせすな!


実は死んでいたとか、幸せ
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ノクターン(2020年製作の映画)

4.6


音楽の悪魔の囁きに野心を重ねたジュリーの果て。魅せられて、憑かれて、体現した。
光に誘う悪魔より、人間の闇の方が深い。

めちゃめちゃ面白い...すき!!!
ブラックスワンを彷彿とさせる。

ジュリ
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狂った一頁(1926年製作の映画)

3.1

音は無し。
見えるのは狂気と緊張と狂った一頁の喧騒だけ。

呪いのビデオ感がある。
だいぶパンチが効いてる作品だな...
内容はニュアンスでしか理解出来なかったけど、
この映画で素晴らしいと感じたのは
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キュア ~禁断の隔離病棟~(2016年製作の映画)

5.0



オープニングから漂う作品全体に漂う悲壮感と少女の切ない歌声。
世俗から隔離された高山にある古くも豪華な病棟。
今も尚行われている不穏な実験。隠されている何か。
この地に潜む不気味な生き物。悍ましい
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