澄さんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

忙しい飲食店でアルバイト初日の子に、
その日やることの流れをザッと説明するかのように、
淡々と殺害予告をするマーティンがかなりのサイコパスで良かった。

超大御所俳優たちに埋もれない
バリー・コーガン
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パワー・オブ・ザ・ドッグ(2021年製作の映画)

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ベネディクト・カンバーバッチ
キルスティン・ダンスト
コディ・スミット=マクフィーのいずれかは
おそらく個人で賞を獲るんだろうなって演技だった。

カンバーバッチの役は
「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

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小説を読んでいて
画が思い浮かぶことはあったけど
映画を観ていて
文章が頭に思い浮かんだのは、初めてだった。

イヴの総て(1950年製作の映画)

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若い人はフレッシュで、勢いもあって
実力をつけるスピードも上の世代より全然早い。
若さだけで集団の中で目立てることもある。

じゃあもう若くはない人の大きな強みは何かというと
年齢分積み重ねてきた、信
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家族を想うとき(2019年製作の映画)

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「SWEET SIXTEEN」のケン・ローチ監督
低所得者の八方塞がりな状況を描いた作品なら
世界トップレベルなのかも。

「毎日安定して、普通に暮らせてはいるんだけど
本当にこのままでいいのかな?」
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ハウス・オブ・グッチ(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

40年も前に「エイリアン」とか「ブレードランナー」とか
キレキレの映画を作った84歳の監督が、
今も現役で、こんな徹底された映画を撮ってることがすごい。

ジャレッド・レトが叫ぶところに
車のクラクシ
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tick, tick...BOOM!:チック、チック…ブーン!(2021年製作の映画)

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日曜の忙しいダイナーで働くイライラについて
めちゃくちゃ晴れやかな曲で歌ったり
彼女と口論になってる修羅場を
ハッピーなカントリーで表現したりと
コメディな部分も面白かった。

映画の内容とは関係ない
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ノーザン・ソウル(2014年製作の映画)

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70年代の低迷したイギリスで
居場所のない日々を過ごしていた青年が
ソウルミュージックにのめり込んでいく話。

画面を数タップで好きな音楽が聴ける今と
レコード屋まで探しにいって
貯めたお金でやっとお
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ヘルムート・ニュートンと12人の女たち(2020年製作の映画)

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一流のファッション業界に認められながらも
その作品は挑発的なものが多く
物議を醸した写真家
ヘルムート・ニュートンのドキュメンタリー。

写真を見てどう感じるかは
個々人に委ねることとして
この映像を
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スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

トビー•マグワイアのピーターに
こっちの世界のメイおばさんを
ぜひ見て欲しかった。
たぶん「僕は帰らなくていい」って言いだす。

MJが働いてたドーナツ屋さん
グリーンポイントにあるピーターパンだった
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ファーザー(2020年製作の映画)

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映画って現実離れしてたり、実際には遭遇しないであろう物語を見るから安心して見れるわけだけど、この映画は自分含め見てる人全員とその家族に本当に起こり得ることだから、かなり不安になった。

しかもまだこの
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心と体と(2017年製作の映画)

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映像美が素晴らしくて
美しすぎるが故に
無機質にすら感じる。

そんな中でメインの2人も
ほぼ無表情で声の抑揚もないから
繊細な心境の移り変わりが
ちゃんと浮き彫りになってた。

また他が綺麗に整って
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ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

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ウルフ・オブ・ウォールストリートのときと同じく
基本的にナメた態度なジョナ・ヒルは最高。

惑星が落ちようが落ちまいが
遅かれ早かれ死ぬし
人類の歴史だっていつかは終わるわけだから
上見るのはほどほど
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ゴースト・ドッグ(1999年製作の映画)

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おれも「アイスクリームは体に良いヘルシーフードだよ!
ラジオで聞いたんだからほんとだよ!」
って、大ボラ吹きながらアイス売りたい。

T2 トレインスポッティング(2017年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

合ってるかわからないけど
スパッドが仲間たちとの思い出を小説にして
嫁がそれに「Trainspotting」と名づけて
その小説をレントンが読み上げてるのが
1作目だと思ってる。

だから1作目にはレ
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街の上で(2019年製作の映画)

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オシャレ映画かと思ったら
コメディで笑えた。

出てくる人たちは
笑っちゃうくらい下北感が強調されてて
面白かった。
下北にいる友人たちに見せたい笑

写真家 ソール・ライター 急がない人生で見つけた13のこと(2012年製作の映画)

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カラー写真の先駆者で
ハーパーズ バザーとかヴォーグの表紙も
かざった偉大な写真家だけど
業績にすがらず、謙虚で、皮肉混じりの
ユーモアある冗談ばかり言って、よく笑って
でもたまに発する哲学が深くてと
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スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(2019年製作の映画)

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1作目との間に
何かとんでもないことが起きてて
戸惑ったけど
あんまり支障なかった。

トビー・マグワイアのピーターが働いてた新聞会社の
口ヒゲ編集長が出てきて嬉しかった。

これであとはドクター・ス
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アントン・コービン 伝説のロック・フォトグラファーの光と影(2012年製作の映画)

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ジョイ・ディヴィジョン、U2、メタリカ、ニルヴァーナ、ビョーク、トム・ウェイツ、ルー・リード、ザ・キラーズ、ジョニー・キャッシュ、フランク・シナトラ、デヴィッド・ボウイなどなど、名だたるミュージシャン>>続きを読む

スパイダーマン:ホームカミング(2017年製作の映画)

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年明けの最新作ではウィレム・デフォーのグリーン・ゴブリンがまた見れるみたいなので、とりあえずスパイダーマンをキャッチアップしてる。

メイおばさんがまさかの美熟女。

狂猿(2021年製作の映画)

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ニューヨークの写真家ソール・ライターの言葉に
「人の背中は、正面よりもモノを語る」
というのがあるけど
その言葉が1番似合う日本人は
この葛西純なのかもしれない。

どんなジャンルでも
信じてるものに
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スーパーバッド 童貞ウォーズ(2007年製作の映画)

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2大オタクレジェンドは、ナポレオン・ダイナマイトとマクラビンなのかもしれない。

グローリー 消えた腕時計(2016年製作の映画)

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これは確かに、ジャケットの印象以上の作品だった。

ラストシーンで声出そうになる。

マイ・ブルーベリー・ナイツ(2007年製作の映画)

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さすがのウォン・カーウァイの色彩だった。
この監督は、ドアに意味を持たせることが
好きな気がした。

ノラ・ジョーンズは
電話に出る「Hello」の声でさえ美しい。

深夜に、閉店後の店内で
色んな人
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僕はラジオ(2003年製作の映画)

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損得なんて考えずに誰かに優しくできたとき、1番救われてるのは実は自分自身。

レネットとミラベル/四つの冒険(1986年製作の映画)

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エリック・ロメールの映画を観るのはまだ2作目だけど、それぞれの登場人物に、それぞれの哲学を持たせるのに長けている映画監督ということがわかった。

愛がなんだ(2018年製作の映画)

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スポーツとか料理とかアニメとかに
どハマりするのと一緒で
"関係"にどハマりしてる話。

ゴルフに没頭してるからといって
必ずしもプロゴルファーを
目指さなくてもいいのと同じで
関係に没頭してるからと
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海辺のポーリーヌ(1983年製作の映画)

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年齢関係なく人と人との距離が近い街で暮らすのは、色々とめんどうなことが多そうで楽しそう笑

"自分と似てる人は捜さない。自分とは違った人を捜す。"

パディントン(2014年製作の映画)

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上級子供向け映画。

子供を喜ばせるために、映画館に連れていった大人も楽しめちゃったであろう作品。

笑えるところがたくさんあって良い。
特にお父さんが、クマ語を喋ろうとするところが面白かった。

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(2020年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

御多分に漏れず、小松菜奈が好き。

キース・ヘリング〜ストリート・アート・ボーイ〜(2020年製作の映画)

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学生のころ山梨にあるキース・ヘリング美術館に行ったんだけど、こういうドキュメンタリーをちゃんと見てから行けばよかったと少し後悔した。

現代のSNSの時代からさらに今後はメタバースの時代になって、より
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