澄さんの映画レビュー・感想・評価 - 12ページ目

イコライザー(2014年製作の映画)

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重低音とスローモーションと
眉間にしわを寄せたデンゼルワシントン。

この世界の片隅に(2016年製作の映画)

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努力して耐えてやっと一瞬だけ"普通"が味わえる時代。

こういう辛い歴史を乗り越えてくれたお陰で今の自分たちがいることを忘れないと同時に、加害者としての日本を振り返ることも大事。

ウォーリアー(2011年製作の映画)

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悲しい過去を隠すかのように、鎧のようなどデカい筋肉を身にまとうトム・ハーディ。

音もなくリングに入場して相手を叩きのめしたと思ったら、勝利を祝福する間もなく、まるで無愛想なウェイターが料理を運び終わ
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ザ・ピーナッツバター・ファルコン(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ダウン症を患った主人公が
憧れのプロレラーに会うために
施設を抜け出して旅に出る話。

試合のレフェリーはまさかの
ハードコアレジェンドのミック・フォーリーで
相手はジェイク"ザ・スネーク"ロバーツだ
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ウィッチ(2015年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

息子の死に際の演技が圧巻だった。

この映画は完全に悪魔のせいだったけど、
昔は原因がわからない病気とか災害を魔女のせいにしてなんの罪もない人を魔女に仕立て上げて罰を与えたりしてたんだもんなー。

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デッド・ドント・ダイ(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ラスト14分のロニーというか"
アダムドライバー"の衝撃発言に笑った。

そもそもロニーは大惨事の真っ只中にいるのに、
旅行先で雨に降られたくらいにしか動揺してなくて、
ゾンビよりなにより1番人間味を
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COWBOY BEBOP 天国の扉(2001年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

スパイクのブルースリーみたいなファイトスタイルがかっこいい。

ここぞというときにテーマソング流れるのかと思ったら1回も流れずに終わった…

なんちゃって家族(2013年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

レイチェル(ジェニファーアニストン)出てると思ったらNG集でしっかりFriendsのオープニングテーマ流すイタズラしてた笑

トニー滝谷(2004年製作の映画)

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原作が村上春樹で映像も横にゆっくり流れてく感じだから小説を1ページずつめくってく感じに見えた。

音楽は坂本龍一。

二人(2007年製作の映画)

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ベネディクトカンバーバッチが一人二役のショートフィルム。

家族もいる中余命わずかと知らされた男が、同じ見た目の双子に自分の人生を生きてもらうことを決めるのだが…という話。

We Margiela マルジェラと私たち(2017年製作の映画)

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海外のハイブランドやそれを作った人たちは自分にとって非現実的な存在だから、こういうドキュメンタリーでその裏側を覗けるのは面白い。

"白はその人を映し出すスクリーンだ"
の言葉から始まって、真っ白な画
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おおかみこどもの雨と雪(2012年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

雪が草平に自分がおおかみだって告白してそれを受け止めてもらえるシーン、カーテンが風になびいて雪の姿を覆うとおおかみになって、2回目また覆うと人間の姿になって、3回目覆ったあとは人間の姿のままだったのは>>続きを読む

バケモノの子(2015年製作の映画)

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細田守はクジラに対してどういう思い入れがあるんだろう。

サマーウォーズ(2009年製作の映画)

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自分もあんな豪華じゃなくていいから"おばあちゃんち"みたいな場所欲しかった。

敵のAIの笑い方がワビスケおじさんと同じ笑い方。

竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

映像美と歌声と音楽のレベル違いの力技で泣かせにくる。

細田守史上1番綺麗な入道雲が見れる。

ライトハウス(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

本当に映画館で見てよかった。
狂気の斧が頭に振り下ろされた。

35ミリで撮影された白黒のサイコムービー。

孤島、太陽なし、閉ざされた空間、二人きり、ジメジメ、不潔、重労働、パワハラ、定期的に鳴り続
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HOT SUMMER NIGHTS ホット・サマー・ナイツ(2017年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ティモシーシャラメは普段はただ座ってるだけでも鬼ほどモテるんだろうけど、童貞感のある役までちゃんとハマってた。

三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実(2020年製作の映画)

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東大生1000人が集まって実際に三島由紀夫と面と向かって彼の思想や哲学を論破しようとする実際にあった討論会。

殺伐とした雰囲気から始まるけど、決して憎みあった討論ではなくてお互いに敬意がある中で考え
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あまくない砂糖の話(2015年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

体は原始時代の機能のままの人間にとって、現代の食生活では明らかにセーフラインを超えるに決まってる。

スーパーサイズミー(マクドナルドの危険性についての映画)のように監督自らが実験台となって砂糖の危険
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ガタカ(1997年製作の映画)

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ブレードランナーでも使われてるロサンゼルスのトンネルが出てきた。

近未来の話だけど、派手な未来じゃなくて落ち着いたトーンで統一感のある世界観でかっこよかった。

宇宙局以外は50年代?っぽいクラシッ
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ファンタスティック・プラネット(1973年製作の映画)

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宮崎駿も影響を受けたと言われるカルトアニメ映画。

奴隷制度、ナチスのユダヤ人迫害、科学と宗教などについて誰にも媚びることなく、固定観念も取っ払って、完全に自由に表現したような作品。

BGMはピンク
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カステロ・カヴァルカンティ(2013年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ウェスアンダーソンとプラダがコラボしたショートムービー。

1955年9月のイタリア。カークラッシュして立ち往生した場所が実は…という話。

何気なくレーサーのスーツの背中にプラダのロゴが入ってて、プ
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ホテル・シュヴァリエ(2007年製作の映画)

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ウェスアンダーソン作品で色については言わずもがななんだけど、象徴的な黄色がめちゃくちゃ綺麗だった。

レオンのマチルダが大きくなったらきっとこういう強引かつ絶妙な間を取る大人の女性になってるんだろうな
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時をかける少女(2006年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

久しぶりに見たらめっちゃ面白かった。
来月の細田守の新作が楽しみすぎる。

最後まで見ると主人公の女の子は自由に時間を行き来できるからじゃなくて、今この時間から未来に向かって全力で生きていく決心をする
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ヒート(1995年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

最近友人とこの映画の話をしたので見返した。

高い上空から見るとため息でるほどリラックスした綺麗な夜景だけど、地上にフォーカスすると呼吸が浅くなるほどの緊張感と犯罪が渦巻いてるLA。

アルパチーノと
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ハロー!?ゴースト(2010年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

普段の自分だったら絶対選ばないような雰囲気の映画だけど、いつも映画の嗜好良いなーと思ってる方が気になる感じでレビューを書かれていたので見てみたけど、どんでん返しの感動系だった。

ラスト10分まで「ん
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アラビアのロレンス(1962年製作の映画)

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これは大画面の映画館で見たかった。
60年前の作品だけど、たぶん今撮ろうとしてもかなり大変な作品。そのくらい妥協のない圧巻の映像だった…

偉大な映画監督たちに大きな影響を与えたと聞いて納得。

マッ
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パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

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2年ぶりくらいに見返した。
普通映画って印象に残るシーンが1つあれば素晴らしいと思うし、2〜3個あればもう名作だと思うんだけど、この作品は10分に1回は名シーンが出てくる笑

名シーンの切り抜き動画作
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レミーのおいしいレストラン(2007年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

レミーが元々住んでた銃ぶっ放すおばあちゃんの部屋と、批評家がフラッシュバックでお母さんのラタトゥイユ食べてた部屋が完全に一致してるから、あのおばあちゃんは批評家のお母さんで、レミーはあのおばあちゃんの>>続きを読む

欲望の翼(1990年製作の映画)

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キザだね〜(もちろんいい意味で)

ウォンカーウァイ作品観るの2作目だけど、本当に色彩とかファッションとか内装とかカッコいい。

60年代の香港はタバコとファイヤーキングと油性のポマードが似合いすぎる
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バグズ・ライフ(1998年製作の映画)

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子供のころ映画館まで見に行って大好きだった映画なんだけど、大人になって見返したらこれ黒澤明の「7人の侍」だったのか…!

バッタの羽の音がバイクとか戦闘機のエンジン音みたいでかっこいい。

NG集で悪
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花様年華(2000年製作の映画)

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この2人、一線は超えてないけど
二線三線は超えちゃってると思う。

この関係は、片方が独り身だったりしたら
成り立たなかっただろうな。

チャイナドレスの曲線美。

"女は顔を伏せ 近づく機会を男に与
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