澄さんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

マグノリア(1999年製作の映画)

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死ぬまでに見るべき映画をあげるとしたら、「マグノリア」はそのうちの1つ。

それぞれの登場人物に繋がりがある群像劇だけど、その繋がり方が現実的。

このトム・クルーズのキャラは変人笑

人生で何が起き
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恋する寄生虫(2021年製作の映画)

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「僕はすべてを諦めてるから」って言って
小松菜奈が「立派だね」なんて応えたら
社会が回らなくなる。

ストレイト・ストーリー(1999年製作の映画)

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デヴィッド・リンチの優しい側面の作品。

お兄ちゃんはまさかのハリー・ディーン・スタントン。

記念すべき900本目の映画は、奇しくもデヴィッド・リンチ作品でした。

THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

バリー・コーガンは絶対に「聖なる鹿殺し」でのサイコパス役が、ジョーカー役に繋がってる。

画面の半分以上は常に暗い、ローキーで重厚感のあるカラーグレーディングがかっこよかった。

ポール・ダノってオタ
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すばらしき映画音楽たち(2016年製作の映画)

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作曲家が映画の上映後にトイレにこもって、映画を見終わったお客さんが、曲を口ずさんでるか確認するのがよかった。

インセプションのラストの曲はいつ聴いても鳥肌立つし、ティム・バートン版のバットマンの曲も
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ブルーアワーにぶっ飛ばす(2019年製作の映画)

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この前地元茨城の友達と「下妻物語以外に、茨城が舞台の映画ってあるのかな?」って会話をしてて、調べたらこの映画が出てきたので観てみた。

結果めちゃよかった。
茨城だから共感できる部分があってとか、そう
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ヘッド・ロック GO!GO!アメリカン・プロレス(2000年製作の映画)

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夢のようなキャスト。
ゴールドバーグ、スティング、キッドマン、ミステリオ(素顔)、メキシクールズのフービー、短髪のブッカーT、バンバンビガロ、DDPヨガなどなど。

シンプルメン(1992年製作の映画)

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めちゃくちゃかわいい女の子が
Sonic Youthの"Kool Thing"に合わせて
変な踊りをするという
最高のシーンがある映画。

都会のアリス(1973年製作の映画)

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「パリ、テキサス」は何回も観るくらい好きなのに
他のヴィム・ヴェンダース作品はこれが初めて。

74年に作られた映画だけど、もうこの時点で
ロードムービーの最高峰を作り上げてた…

泳ぎながらふざけて
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ゲームチェンジャー: スポーツ栄養学の真実(2018年製作の映画)

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去年からジムに通ってて、1日130gの
タンパク質を目標に食事してるんだけど
そうなると鶏肉から栄養摂るのが
1番てっとり早いからそうしてた。

でもこれを観ると、植物性のタンパク質に
代えた方が健康
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ROMA/ローマ(2018年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

オープニングで、正しく並んだタイルに
水が流れてきて、反射した空が映って
そこに飛行機が通る演出が上手すぎた。

そしてラストは、今までヨコ移動が
ほとんどのカメラがタテ移動して
実際の空が映されて
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クイーン&スリム(2019年製作の映画)

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予告編でBee Geesの"Stayin' Alive"の
使われ方がかっこよかったから見てみた。
これ↓
https://youtu.be/G6Th84oGDno

BLMを土台としたロードムービー
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JUNK HEAD(2017年製作の映画)

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監督はエンドロールに自分の名前を
続々と打ち込んでいくの
気持ちよかっただろうなー。

クノコの栽培方法がキモかったのが
とてもよかった。

あと猛スピードで落下するエレベーターと
操作のところが暴走
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ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

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初めて映画館で観たとき
こんな洗練されたSFは向こう10年
出てこないんだろうなって思ったのを
鮮明に覚えてる。

たぶんこれを超えるとしたら
ヴィルヌーヴ監督本人のSF作品だと思う。

スケールの大
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リアム・ギャラガー:アズ・イット・ワズ(2019年製作の映画)

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リアムの新しいアルバムが出るから
改めて鑑賞。

1番かっこいいロックミュージシャン。


"カフェでハッパをキメてたら
肩に900匹の猫が乗ってきたんだ。
そしたらジム・モリソンみたいた髪型になった
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善き人のためのソナタ(2006年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

良い映画を知ってる友達に5年ぐらい前にオススメされて、最近やっと観賞した。

就いてる任務からの判断じゃなくて、人としての判断をするシーンが出てくる映画は良い。

"私のための本だ"

メイド・イン・ブリテン(原題)(1982年製作の映画)

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「ブロンソン」のトム・ハーディよりも
または「アメリカン・ヒストリーX」の
エドワード・ノートンよりも先に
スキンヘッドをキメてたのは
このティム・ロスだったか…

ショーウィンドウに飾ってある
マネ
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パンチドランク・ラブ(2002年製作の映画)

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5年ぶりぐらいに見返したけど
良すぎて泣けてくる。

映画を意識的に見始めてから10年以上経つけど
好きな監督を3人あげるとしたら
ポール・トーマス・アンダーソンは
絶対にその内の1人。

彼の作品は
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最高の人生の見つけ方(2007年製作の映画)

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モーガン・フリーマンはいつみても
同じ見た目だから、何歳なのかわからない。
(この映画には出てないけど、ジャレッド・レトーも)

バケットリストをここに書こうと思ったけど
こんなところで発表できないこ
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アダム・サンドラーの100%フレッシュ(2018年製作の映画)

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全部面白いけど
娘の"That's what she said"の話と
赤ちゃんが挨拶させられる話と
ディズニーランドでの話が特に好き。

将来はアダム・サンドラーみたいに
金持ってるのに安そうな服着
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フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

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ウェス・アンダーソン映画だった。

レア・セドゥが覗き穴から
お菓子もらうところが可愛すぎる。

ベニチオ・デル・トロが、犬みたいに威嚇するのが
「犬ヶ島」っぽくて良かった。

それにしても出演陣が豪
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

「ボウイはディランをこう評した。
"砂と糊みたいな歌声だ"
大切なのはその声で何を伝えるかだ。」

聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

忙しい飲食店でアルバイト初日の子に、
その日やることの流れをザッと説明するかのように、
淡々と殺害予告をするマーティンがかなりのサイコパスで良かった。

超大御所俳優たちに埋もれない
バリー・コーガン
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パワー・オブ・ザ・ドッグ(2021年製作の映画)

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ベネディクト・カンバーバッチ
キルスティン・ダンスト
コディ・スミット=マクフィーのいずれかは
おそらく個人で賞を獲るんだろうなって演技だった。

カンバーバッチの役は
「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

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小説を読んでいて
画が思い浮かぶことはあったけど
映画を観ていて
文章が頭に思い浮かんだのは、初めてだった。

イヴの総て(1950年製作の映画)

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若い人はフレッシュで、勢いもあって
実力をつけるスピードも上の世代より全然早い。
若さだけで集団の中で目立てることもある。

じゃあもう若くはない人の大きな強みは何かというと
年齢分積み重ねてきた、信
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家族を想うとき(2019年製作の映画)

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「SWEET SIXTEEN」のケン・ローチ監督
低所得者の八方塞がりな状況を描いた作品なら
世界トップレベルなのかも。

「毎日安定して、普通に暮らせてはいるんだけど
本当にこのままでいいのかな?」
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ハウス・オブ・グッチ(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

40年も前に「エイリアン」とか「ブレードランナー」とか
キレキレの映画を作った84歳の監督が、
今も現役で、こんな徹底された映画を撮ってることがすごい。

ジャレッド・レトが叫ぶところに
車のクラクシ
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tick, tick...BOOM!:チック、チック…ブーン!(2021年製作の映画)

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日曜の忙しいダイナーで働くイライラについて
めちゃくちゃ晴れやかな曲で歌ったり
彼女と口論になってる修羅場を
ハッピーなカントリーで表現したりと
コメディな部分も面白かった。

映画の内容とは関係ない
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ノーザン・ソウル(2014年製作の映画)

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70年代の低迷したイギリスで
居場所のない日々を過ごしていた青年が
ソウルミュージックにのめり込んでいく話。

画面を数タップで好きな音楽が聴ける今と
レコード屋まで探しにいって
貯めたお金でやっとお
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ヘルムート・ニュートンと12人の女たち(2020年製作の映画)

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一流のファッション業界に認められながらも
その作品は挑発的なものが多く
物議を醸した写真家
ヘルムート・ニュートンのドキュメンタリー。

写真を見てどう感じるかは
個々人に委ねることとして
この映像を
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