Wikipediaにはグリフィスの『恐怖の一夜』以降ゴシックホラーがトレンドになっていて、さらにそれに続いて演劇を原作とするホラーコメディ映画が成功し続けていたという背景があって、同じく演劇を原作とす>>続きを読む
ドイツ表現主義映画として『カリガリ博士』に並ぶ作品だと思う。
蝋人形館のオーナーが蝋人形達のバックストーリーを書かせるために詩人を雇う。蝋人形は有名な人物のものになっているが、その詩人はその人物のス>>続きを読む
メイドと郵便配達員という社会の裏側に生きる2人が中心となる。メイドは雇われている家へ裏階段を通して行き来しており、メイドへの手紙は配達員によってその裏階段から届けられる。
それに対して、メイドを雇っ>>続きを読む
https://www.cinematheque.fr/henri/film/48399-le-tempestaire-jean-epstein-1947/
『三面鏡』『アッシャー家の末裔』など、こ>>続きを読む
ブルターニュで作品を作っていくうちにブルターニュから宣伝目的の作品を作って欲しいっていう依頼が来てそれで作られた作品らしい。セリフも歌もブルトン語であり、脚本もブルターニュの人との共作らしい。セリフも>>続きを読む
https://www.cinematheque.fr/henri/film/84561-les-berceaux-jean-epstein-1932/
Sully Prudhommeという詩人の詩>>続きを読む
https://www.cinematheque.fr/henri/film/54212-mor-vran-jean-epstein-1930/
フランスのセイン島についての映画。周辺の島々の紹介に>>続きを読む
https://www.cinematheque.fr/henri/film/48361-la-chute-de-la-maison-usher-jean-epstein-1928/
アッシャー家の>>続きを読む
https://www.cinematheque.fr/henri/film/48377-la-glace-a-trois-faces-jean-epstein-1927/
1人の男に対して、その男>>続きを読む
この監督の他短編もYouTubeにあったので見た。Filmarksに登録されてなかったけどどれも最高に良かったのでメモ。
『Danses espagnoles』(1928) 7分 4.0/5
タイ>>続きを読む
影の使い方、平面的な絵作り、光を絞ることによる構図作り、鏡による分裂の表現、揺らぐ床など、ドイツ表現主義映画と共通する演出の多いフランス映画。ドイツ表現主義映画とシュルレアリスム映画の間を繋ぐ映画とし>>続きを読む
サイコロを渡されるマネキンの手のショットに始まり、タイツを被った2人のマネキン達が骰子城に向かうことを決める。そこで、カメラはその旅程を主観的に映しそのまま城の中を散策する。しかし、城の中には誰もいな>>続きを読む
フランスアヴァンギャルド映画の先駆けとして、ルネ・クレールの『幕間』やマン・レイの映画と共にフランス映画史についての文章で必ず挙げられる40分の映画。アリス・ギイに続くフランスで2人目の女性監督らしい>>続きを読む
https://youtu.be/ViC6vuEGryI
ひたすら水面を映した映画。最初は様々な姿を見せる具体的な水の流れが繋ぎ合わされ、水面に反射したものが水の流れによって揺らぐことにより生まれる>>続きを読む
https://www.cinematheque.fr/henri/film/144590-films-de-paul-nadar-paul-nadar-1896-1898/
有名な写真家である n>>続きを読む
https://www.cinematheque.fr/henri/film/124010-albertine-jacques-kebadian-1972/
https://ja.m.wikiped>>続きを読む
フランスにおけるcity-symphony の作品として、ヨリス・イヴェンスの『橋』や『雨』と近い作品のように思う。
1887年からのエッフェル塔の建築過程を静止画で映していく。そして完成したエッフ>>続きを読む
ヴァルター・ルットマン『伯林』を下敷きにしたパリにおける city-symphony 映画。ルネ・クレール『la tour』と共に配給されることが多かったらしい。
近代の街の姿を映すと共に、「パリの>>続きを読む
アメリカ人であり家庭もあり高給な仕事についている3人の白人中年男性、ガス、ハリー、アーチーが親友の葬式からそのまま家庭も仕事も放り出して過ごすバカンスのような3日間半の話。3人は3日目のロンドンに着い>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
戦闘機に乗ること=映画を作ること、主役であるマーヴェリック=プロデューサーであり役者であるトムクルーズとして、マーヴェリックについての映画でありトムクルーズ自身についての映画になっている。
昇進を断>>続きを読む
ビートニク時代のアメリカを舞台とした、アフリカ系アメリカ人をルーツとする3兄妹を軸とした映画。見た目は兄が黒人で、弟が中間、妹が白人となっており、兄は黒人のマネージャーと共に歌手として活動するが、白人>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
主人公であるクリスティーナは夫であるミシェルに金銭、身体、精神あらゆる意味で搾取されている。ミシェルはクリスティーナの金で学校を運営し、自身は校長となっている。そして、その金を中抜きしていることも示さ>>続きを読む
南アフリカのある町が舞台。油田があり、その油田を支配しているのはアメリカのSOCという企業である。SOCは地元住人を労働者として搾取しているが、地元住人にとって金を得る手段はそれしかない。
その町は>>続きを読む
主人公であるロベールが戦争中、ドイツによる爆撃、占領によって荒廃した町でマノンという女性と出会う。マノンはドイツ兵と親しくしていたために町の人々、フランスに捕らえられそうになっている。ロベールはマノン>>続きを読む
ナチスドイツの占領下でドイツ資本で映画を作っていたことと『密告』でのフランスの描き方が問題になったことで映画が撮れない状態にあって、そこからの4年ぶりの復帰作で商業映画らしい。だからか、『密告』にあっ>>続きを読む
ドイツ表現主義映画の形式(鏡、影、追い込まれた時に傾く画面など)と主題を引き継いだフランス映画。その中でも特にフリッツラングの『M』を発展させたような映画だと感じた。戦時中にフランスを占領していたナチ>>続きを読む
背景としてチャドにおける内戦がある。チャドはフランスによる植民地からの独立後、独裁体制となっていた。体制、大統領は野党の結成を禁止しており、反政府ゲリラへの粛清を行っている。そしてその国家はフランスに>>続きを読む
砂漠のような土地をリゾートとして開発し売っている土地開発会社があり、女はそこで働くことになる。土地開発によって、開発対象地域に住んでいた人々は住む場所を失っている。
それに対して、学生運動を行うグル>>続きを読む
電車で西ドイツから故郷であるブリュッセルを経由してパリに向かう映画監督がその土地土地で人と出会っていく。めちゃくちゃに好きな映画だった。
西ドイツで出会う1人目の男性は妻が娘を残したままトルコ人と共>>続きを読む
見つからない金鉱を探し衰弱死する船長、その船長によっておそらく騙されるような形で、金銭を目的に愛していない現地の女性と結婚することになり定住しているオルメイヤー、二人は白人であるというアイデンティティ>>続きを読む
夫と死に別れ娼婦として働きながら子供を育てる主人公の日常生活が3日に渡って意図的な省略と意図的に省略しないことによって撮られた映画。
主人公の背景には戦争があり、青春時代を戦争によって奪われている。>>続きを読む
3パートに分かれた映画。攻撃的な映画で見てる間はかなり苦痛な一方で、確実に見て良かったとも思う。体感できてよかったとか記念とかそういう意味ではなく。
1パート目の最後で、主人公がレッドライトストリー>>続きを読む
こっち先に見てしまったので『ブリュッセル1080〜』が霞んでしまった。
主人公は愛しているなら嘘をつかないはずという前提を持っていて、それに対して彼女は互いに知らない部分を残すからこそ愛することがで>>続きを読む
主人公の住む場所は近代化しつくしていて、川は工場の排水によって、空気も毒のような煙によって汚染されている。その中で、主人公と夫、そしてその友人達は程度の違いはあれど全員が不感症となっている。そして、ウ>>続きを読む
パッとしない主人公がいて、その親友は自分より下の存在として見下し、主人公を利用している。そして、主人公はそれを認めない、自身からその事実を隠蔽している。親友はシュザンヌという女をも利用していて、主人公>>続きを読む