Ariさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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インセプション(2010年製作の映画)

4.8

本当に面白いとはまさにこのこと!
現実と夢の境界線、潜在意識、創造の無限性、精神的トラウマ、、などキリがないぐらいに自分の好きな要素が詰め込まれた作品。

キャストも全員素晴らしい!
特にジョセフがマ
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横道世之介(2013年製作の映画)

3.9

心地いい映画。、、ただちょっと長いんだよなー、、

吉高由里子と綾野剛、あと高良くんのキャラクターだけ原作とイメージが忠実だったかも
特に吉高由里子可愛すぎる!!
海に行った時に、水着に着替えて走りだ
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伊豆の踊子(1974年製作の映画)

4.2

山口百恵主演作品第一弾。
ここから名実ともに、山口百恵と三浦友和は名コンビに!

綺麗で儚い物語。
なんといっても若者二人の姿が眩しい。
孤児の書生と放浪の踊り子、会うべきではなかった二人の儚い逢瀬が
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ミスティック・リバー(2003年製作の映画)

4.5

幼い頃の友人関係が、ある事件を機に崩れ去っていく。そのあとの再会も恐ろしい歯車の一つである。

こんなにも虚無感に満ちたストーリーがあるだろうか。
あのとき車に乗ったのが誰であっても何も変わらなかった
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エデンより彼方に(2002年製作の映画)

4.7

なんて色鮮やかな映画なんだろうか。目に映る色が美しく、彩り豊かになればなるほどそれと対称的なストーリー構造の皮肉さを目の当たりにさせられる。

色が溢れていても、可能性を無にしてしまうのが、あの時代
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プライベート・ライアン(1998年製作の映画)

4.3

最初の戦闘シーンで不謹慎な表現ではあるが、人間がゴミのように散っていく様はなんとも虚無感が支配するものであった。

トム・ハンクス演ずる中隊長は、人間の心を失った戦闘兵器としてではなく、普通の人間とし
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ジェイン・オースティンの読書会(2007年製作の映画)

4.2

最初は面白さとか全然感じてなかったのに、なんでか何回も観てる作品。

こんな風に本について色々な感想を話し合うのは本当に面白いと思う。特に丹念に精読し合った人たちと意見を交わすのは貴重な体験かと。
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ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月(2004年製作の映画)

4.2

前作同様、ブリジットの可愛さが光る一作。

前作よりは少し暗い雰囲気になることが多かったが、やはりナーバスになってしまうよな行く末を考えると。

それでもどんな状況でも明るいのはさすがブリジットジョ
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桐島、部活やめるってよ(2012年製作の映画)

4.2

青春群像劇。
松岡まゆの演技力に脱帽。あぁ、こういう子いるよなーと思わせる力はさすが!

東出は長身で容貌がいいだけに、大根演技が目立つ目立つ。ごちそうさんも最初は酷いなと思ってたけど、そう思いながら
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マディソン郡の橋(1995年製作の映画)

4.0

母親も一人の人間、聖母なんかではないのだ。
だからこそ常に選択に迫られている。
最後の最後に彼女の彼女そのものとしての希望が叶って良かったと思う。

I LOVE スヌーピー THE PEANUTS MOVIE(2015年製作の映画)

4.2

飛行機の中で観賞。
チャーリー・ブラウンを観てると自分と重ねてしまうので、ほっとけなくなる笑

ほっこりと感動がつまった、ハートウォーミングな物語

ブリジット・ジョーンズの日記(2001年製作の映画)

4.5

飛行機の中で観賞、
いやぁ、久しぶりに笑った笑った。
人目も憚らず笑い続けた笑笑

ゼルウィガーの体当たり演技に脱帽。
2も見なければ。

現代版「高慢と偏見」と言われているが、たしかによくできている
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愛を読むひと(2008年製作の映画)

4.2

知識がなさすぎて、この物語の本質を理解しているのか分からない。

無知は罪なのか、あの時代は皆誰もが無知だったのではないだろうか。
誰にも裁くことは出来ない、狂乱のナチの時代。犠牲者はユダヤの人だけだ
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いつか晴れた日に(1995年製作の映画)

4.1

オースティンの「分別と多感」は未読だけども面白く観れた。

理知的なエレノア、直情的なマリアンヌ、二人の生き方は対称的だけど、それぞれ違う苦難を持ち合わせていて、やはり人間的。

最近、オースティンの
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オースティンランド 恋するテーマパーク(2013年製作の映画)

4.2

オースティンの世界が好きな三十路の女性が本当のオースティンの世界を体験して「真実」の恋を見つけるドタバタコメディ。

オースティンってほんとに色々派生作品が多くて、世界中で愛されてるんだなーと再確認
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フェノミナン(1996年製作の映画)

4.5

心温まるヒューマンドラマ。
ある日、とてつもない力を手に入れた男の苦難を描いた作品。

あり得ないようなこと、一番支えて欲しいときに支えてくれる人がいることの幸せ。
そしてそういう時に支えてくれる人が
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フォー・ウェディング(1994年製作の映画)

4.2

ヒューグラント演技巧い!
最初はあんまり好きになれそうなキャラクターがいなかったけど、見ていくうちに段々と引き込まれていった(^^)

葬式のシーンが感動した、、
オーデンの詩は胸に響く。

人生の特等席(2012年製作の映画)

4.0

感動するかと思ったんだけども、なんかご都合主義感がするストーリー運びで、なんとも微妙。
悪くはないんだけど、普通そのもの。

アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

4.5

タイムトラベル系にありがちの終わりではあったけども、全然チープじゃない!
恋愛に重きを置いてるのかなと思ってたら、家族愛のほうに力をいれていて新鮮だった!

音楽も心地よかった。

なによりもキャスト
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007 スペクター(2015年製作の映画)

4.6

初007!
なんだこの超かっこいいを詰め込んだ映画は!
もうこれはシリーズを制覇するしかないと心に誓いました。

Daniel Craig verの007は非常に「イギリス的」な文化の色を濃く反映して
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海街diary(2015年製作の映画)

4.4

漫画も大好きですが、こっちも良かった!
四人姉妹の雰囲気が素敵でした

長澤まさみが凄く美人で、おっ、となってしまった笑笑

鎌倉の風景の美しさと映画の空気感がマッチしてて◎

結構複雑な人間ドラマが
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ジョー・ブラックをよろしく(1998年製作の映画)

4.7

二回目の観賞。
一回目観たときよりも心にジンときた。

人生は儚くも美しく、そして素晴らしい。
ビルのような人生を送れる人はなかなかいないと思う。
長女の健気なのに空回りした愛情が観ていて辛かったけど
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恋人たち(2015年製作の映画)

4.0

クリスマスに観賞

心に傷を負った、不条理な世界に生きている三人の視点で動く物語。

うーん、世知辛い
どんな状況でももがき、抗い、そして生き続けるべきなのか。生きていればそれだけで幸せなのか、否か。
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百日紅 Miss HOKUSAI(2014年製作の映画)

4.2

なかなか好きな世界。浮世絵、江戸、久しぶりにこういう雰囲気を楽しんだかもしれない。

いちいちセリフが洒落てるというか、おっ、粋だなと感じ、妙に心地よい。

全員声もあってたし、絵もキレイ!

ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(1995年製作の映画)

4.2

おしゃれな会話、美しいヨーロッパの街並み、偶然が呼び寄せた出会い。

文化間、男女の考え方の違いや共通項が会話の中でかいまみえて面白い。

一人旅するとしたら、こういう出会いの一つや二つは憧れてしまう
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我等の生涯の最良の年(1946年製作の映画)

4.6

戦後すぐのアメリカ社会を描いた作品。
戦後直後にこのような内容の映画を作ったのは凄いというかなんというか。

ポールオースターのsunset parkにこの映画のことが出てたので気になって鑑賞。

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泥棒成金(1954年製作の映画)

4.2

Storyとかは特に特筆すべきところはないけれども、Grace Kelly!やっぱり美しい!
ドライビングシーン、ケーリー・グラントを詰問?するシーン、キスシーン、どれをとってもその豊かな表情に驚かさ
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劇場版 STEINS;GATE(シュタインズ・ゲート)負荷領域のデジャヴ(2013年製作の映画)

4.5

アニメを2日で一気見して、その勢いで劇場版まで!
ほんと面白い!久しぶりにハマれるアニメだし、頭も使わされてもう興奮冷めやらぬといったところ笑

たしかに蛇足かな?とちらっとは思ってしまうけど、またこ
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魔女の宅急便(1989年製作の映画)

4.4

久しぶりに鑑賞!
やっぱ面白いなー!流れる曲も演出もすべてが心地よいムードに包まれる。
単純なストーリー運びに見えて、実は深いテーマが隠されてるんじゃないかと思わされる所に宮崎駿の凄さを感じる。
声も
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裏窓(1954年製作の映画)

4.6

超面白い。
発想力に脱帽。裏窓から様々な人生模様が見えてきて面白いし、色々なことが色々な形で進展していくのも◎

キャラクターもはまっていて、さすがこの時代の映画だなと言わしめる作品ではないかと。
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小説家を見つけたら(2000年製作の映画)

4.3

グッドウィルハンティングの黒人青年版。
人との出会いで青年が才能を開花させていくのは、plot的には単純だけどやっぱり感動してしまう。

こっちの教授はただの敵って感じ。
周りの人は凄く温かい。

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ある貴婦人の肖像(1996年製作の映画)

4.1

Henry James原作。
自立意志を持っていたイザベルが外面的ではなく、その内面に惹かれたオズモンドと結婚。だが、そのオズモンドが一番俗物的な人間で、結婚は失敗だったお話。
また純粋がために色々な
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華麗なるギャツビー(2013年製作の映画)

4.2

二回目の鑑賞。
初めて見たときはなんじゃこの派手すぎるギャツビーは?と面食らいましたが、よくよく見てみると心象風景がきちんと描かれている気がする。

でもニックが頼りなく見えてしまってなんだかなぁ、、
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ラスト・タイクーン(1976年製作の映画)

4.0

卒論のための二回目の鑑賞。
一回目とは違う視点でみれたかな?
原作と照らし合わせて観てると、色んな疑問と考えが浮かんできて、頭がぐちゃぐちゃになる笑

モンロースターの生きざまがカッコいいなと思うけど
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