淀川長治ベスト100。時間処理がちょっと駆け足。知ってることと知らないこと。
みんなイカサマしすぎでしょ。あと銃はダメだけど、鞭はいいんだ。このタイトルからはなかなか想像つかない内容(実在の人物の自伝的映画)。
この素晴らしい言語の活劇が流れているあいだ、その映像からけっして目を離してはいけない。
これだけコンパクトにサスペンスを詰め込めるなら、さいきんの130分越えの「A級映画」にわざわざ付き合う必要などない。
キートンの初速。リズムゲームみたいな映画だった。金井美恵子が言ってたのこれか?
どんどんと深みにはまっていくような展開。絵画フィクションという意味では毛色も話の筋もちがうが『ドリアン・グレイの肖像」もその系譜に連なるかもしれない。それにしても絵画をめぐる作品に出てくる人物が、ほか>>続きを読む
社交辞令のオンパレード。笑える仕掛けの、いまでいう「伏線回収」の妙とでもいうべき見どころもあった。
適度に退屈だが省略やテンポの良さから飽きずに見られる。夏の風景のさわやかさとはこのようなものか。会話の節々からそれぞれの人物の性格や機嫌を描けていたのはよかった。
いろんなトラブルが次々と押し寄せてきてその都度向き合うのだけど、根底には簡単には解決できない悩みや問題が流れている。とくに体に関する問題は、人と人が関わるうえで丁寧に対話を重ねなければならないけれど、>>続きを読む
迫力のクローズアップ。勢いに押された。6年前に見たゴダール『女と男のいる舗道』を思い出した。
一点を支点に回転するカメラと水平方向に移動するカメラ。信仰と奇跡という目には見えない主題を演劇的な手法で提示する。すこし怖い。
いろんな関係がプチプチつながれては切れていく。関係性のドラマ。恋とはそういうものか。
ゆるやかなドラマに落ち着いて身を委ねられた。上質な会話劇。あとけっこう哲学入ってた。
俺も冬の公園でうわついたデート繰り広げたい(二話目)。そして4年前ピカソ美術館行ったな〜、《ゲルニカ》しか覚えてない(三話目)。