Yutaさんの映画レビュー・感想・評価

Yuta

Yuta

“死刑囚”に会い続ける男(2021年製作の映画)

4.0

裁判員制度に選ばれて、死刑を選ぶのはどんな気持ちなんだろう?割り切れる人だといいけど、心に打撃を受けるのは間違いない。死刑制度のある国で、それを素人に問うのはいいことなのかどうか、疑問に思う。

ボクらのホームパーティー(2022年製作の映画)

4.0

最後の修羅場は見もの。社会の顔と本当の顔を対比させたのはいいし、コミュニティの新顔を入れたことか、観客目線になって良かった。抑圧が溜まると、爆発しますよね、

花腐し(2023年製作の映画)

4.0

売れない監督、脚本家、女優の過去と現在を描いていく。過去はカラーで明るく生き生きと、現在は白黒描写で死後の世界のような感覚。その世界です主人公と共に沈んでいく感じ。好きなもので生きていくのは。ほんと大>>続きを読む

Shunji あるヘアデザイナーの物語(2018年製作の映画)

4.0

5年前に観た映画だけど、印象に残っている。俊二さんの生き様が凄かった。舞台挨拶もあり、満席だった。その当時は、ここにも掲載されてなかったけど、U-NEXTで見れるようになってあげられたんですね。

アルベルトの手紙(2021年製作の映画)

4.0

本編の後、すぐ観ました。二人の関係、ホッコリします。

あの夏のルカ(2021年製作の映画)

4.5

ルカのあの設定で、ハラハラしながら観てました。多様性を受け入れたあの街は素敵です。海面の描写が素晴らしい😊

長ぐつをはいたネコと9つの命(2022年製作の映画)

4.0

Pussの成長物語。自尊心の強い者が、周りの良心によって、変わるというのがいいです。西洋童話の不思議少女ゴルディロックス、熊を従えてるのにはビックリ🫢優しさ熊の家族です。

ショーイング・アップ(2023年製作の映画)

4.5

小さな問題でも、重なったらストレスは溜まる。特に人との確執は大変。そういうことを淡々と、アートの世界の中で描いていて、引き込まれた。小さな個展に行きたくなりました。

春画先生(2023年製作の映画)

4.0

春画を巡るロマンティックコメディ。人の性癖は色々あるんで、自分の倫理観を押し付けてとやかく言うのではなく、江戸の庶民のような大らかな気持ちで受け入れたら、ギスギスが減るのかなぁ?

カード・カウンター(2021年製作の映画)

4.0

淡々とスタイリッシュな映像表現の中、緊張が走る。自己責任という不条理がいたたまれない。地球崩壊まで、どこかで戦争は続くんですね😢

ワンス・アポン・ア・スタジオ 100年の思い出(2023年製作の映画)

4.5

ディズニーアニメファンへの贈り物。色々な作品に思い出があります。100周年、おめでとうございます🎊

ウィッシュ(2023年製作の映画)

4.0

内容はディズニーの王道で、絵も綺麗だが、もう一捻り欲しかった。怖くないヴィランだったし、あっさり解決してしまった。100周年記念作品なら、ピーターパン以外のキャラクターも出して欲しかったなあ。

私がやりました(2023年製作の映画)

4.0

なんとおしゃれな犯罪コメディ。一種の女性讃歌映画でもあります。イザベル・ユペール存在感あります。

サバカン SABAKAN(2022年製作の映画)

4.5

少年時代の夏の楽しいがほろ苦い思い出は、人生の糧になる。尾野真千子、竹原ピストル、暖かい親、演じ切ってます😊

戦場記者(2022年製作の映画)

4.5

まだまだ続いている紛争地域での命を張ったレポート。尊敬しかありません。これを知って、どう感じどう考えるのか、我々の使命です。

エクソシスト 信じる者(2023年製作の映画)

4.0

元祖エクソシストへのリスペクト、感じた。展開も早く、飽きることなく見れた。最後が一番驚いたかも😁

生きる LIVING(2022年製作の映画)

4.5

最後は静かに泣かされた。70年前の作品をリメイクしながら、同じ時代を描くのは、テーマが普遍的なものなんですね。オリジナルも見ないと😅

名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)(2024年製作の映画)

4.5

映画ならではのお祭り仕様。アクションシーンもミッションインポッシブル顔負け。コロナでキャンセルになった函館、行ってみたい。新たな新事実に驚きました😱

エンパイア・オブ・ライト(2022年製作の映画)

4.5

海岸沿いにある美しく趣きのある映画館。そこで働く心に闇を抱えた女性が解放されていく話。オリヴィア・コールマン、こういう役、ピッタリ。40年前の話だけど、政府の政策によって移民差別に発展してしまうのは残>>続きを読む

ウォンカとチョコレート工場のはじまり(2023年製作の映画)

4.5

子供にも安心して見せられる作り。上流階級の労働者階級の搾取や、教会や警察の汚職も面白く描いている。豪華俳優陣と夢のある描写。期待以上の面白さでした。

マルセル 靴をはいた小さな貝(2021年製作の映画)

4.5

最初は何を見せられてるだろう?という感覚から、段々とこの世界観に入り、おばあちゃんのシーンでは涙を流していた。マルセル、なんて詩的な貝殻。監督の制作物への愛に溢れてました。

由宇子の天秤(2020年製作の映画)

4.5

真実を追求したいドキュメンタリー監督の主人公が、加害者の家族となって真実を隠そうとする矛盾の中で苦しみもがく姿を瀧内公美が好演。嘘なく真っ直ぐ生きたいけど、複雑な社会でなかなかそうできないのは現実。こ>>続きを読む

MONOS 猿と呼ばれし者たち(2019年製作の映画)

4.5

なんかすごいものを見せられた。この時代になっても、世界ではこんなことが起きているんですね。ランボーを助けた父親の子供たちも彼らのようになってしまうんですね😔

ちひろさん(2023年製作の映画)

4.5

合わない人もいるし、合う人もいる。嫌な奴もいるし、いい奴もいる。みんなといたい時もあれば、一人になりたいこともある。落ち着きたいけれど、冒険もしたい。人間って本当に複雑だけど単純。明日も楽しい1日であ>>続きを読む

プレデター:ザ・プレイ(2022年製作の映画)

3.5

初プレデター。アメリカ原住民対プレデター、プレデターに全く敵わない移民白人。設定は面白いが、脚本が今ひとつ。特に主人公の行動には説得力がなく、前半はイライラした。プレデターがどういうものか、個人的には>>続きを読む

マッチ工場の少女(1990年製作の映画)

4.5

若い女性の復讐劇。暴力的なシーンはないが、淡々と無表情で行うのがより怖い。最近は幸福度一位の国だけど、この30年で変わったのでしょうか?

21エモン 宇宙へいらっしゃい!(1981年製作の映画)

4.0

この漫画も好きだったなあ。意外に内容覚えていた。この発想に追いついたところもあるけど、ここまで行くにはあとどれくらいかかるんでしょうか?

私ときどきレッサーパンダ(2022年製作の映画)

4.5

アニメなのに、料理がとても美味しそう。メイメイとレッサーパンダの表現が秀逸。アイドルグループも上手く使っている。アジア系の移民の人たちは、より家族の絆が強いし、親離れするのは、より大変なんですね。マイ>>続きを読む

カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

4.0

中学3年生男子の成長物語。ちょつこと笑え、ちょこっと感動させられる、そんな感じです。ほぼありえない設定が良かったです。

名探偵コナン vs. 怪盗キッド(2024年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

怪盗キッドが二代目で、高校生というのをはじめて知った。怪盗キッドの死の真相が、最新作でわかるのかな?編集映画もそこそこ人が入るコナン人気。衰える気配はありません。まだまだ、解明されてない謎もあるし。

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.5

IMAX。世界を滅ぼす兵器を作った男の達成感と後悔。プライドを壊された男の復讐。それが、超一流の映像とサウンドで表現されていく。自伝をここまでエンタメ性にした監督、すごいです。戦争というものがあって、>>続きを読む

アネット(2021年製作の映画)

4.0

スパークスのドキュメンタリーでも触れていた兄弟念願のミュージカル作品。スパークス、監督が最初と最後に登場するのは画期的。ヘンリーのスタンドアップの滑る緊張感、すごく伝わった。アンの森の中のオペラシーン>>続きを読む

沖縄スパイ戦史(2018年製作の映画)

4.5

自衛隊は、国民のためのものではなく、国や権力者を守るためのもの。沖縄戦で地獄を観てきた人の声。その声をどう受け止めるのか、一人一人に問われる。有事の際に、民衆同士を疑心暗鬼にさせるシステム、どうにもな>>続きを読む

ファイアー・アイランド(2022年製作の映画)

4.0

マイノリティが解放できる場所であっても、その中に人種や貧富で階層できてしまうのは、人間の性なのかな。優越感を持つのはいいけど、それで相手を傷つけて平気でいるのはいかがなものか?改めて文化の違いを感じま>>続きを読む

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