21世紀の里緒さんの映画レビュー・感想・評価

21世紀の里緒

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エゴイスト(2023年製作の映画)

4.0

阿川佐和子の演技が自然すぎてドキュメンタリーぽい。
愛情や支援の表し方は難しいと実感。
しかし、自分の好きな人だけでなく、その人の母親まで大切にするのは本当の愛情のような気がしました。

THE WITCH/魔女 —増殖—(2022年製作の映画)

2.5

主人公が超人すぎて手を少し動かしただけで、相手を一瞬で倒してしまったり、それが逆に戦いを呆気なく淡白にしている気がする。
兵士の女みたいなの方が、頑張ってた。

CLOSE/クロース(2022年製作の映画)

1.0

物語の核心に触れず、日常のシーンが淡々と流れるだけなので、何が起きたのか、主人公の心情もいまいちはっきりしない。金髪の子と黒髪の子が仲良すぎて学校でからかわれるので、金が黒から距離を置いたら疎遠にされ>>続きを読む

蛇にピアス(2008年製作の映画)

-

ゲームのマッチング中に見た。ヘルタースケルターと同じくらいウンコみたいな映画だった。病んでるのがカッコいい、みたいな価値観は中学生ぽい。

死刑にいたる病(2022年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

サイコサスペンスが好きで見に行きました。阿部サダヲさんが不気味であるのに、人懐っこい笑顔を浮かべていたり、演技力が凄くて見入ってしまいました。
なぜか雅也にだけ優しくて、鬱屈した生活をしている雅也の唯
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

3.7

淡々と進むけど、最後の方、お父さんの語りと、エリオが焚き火を見てるシーンは切なくて良かったな。
そんなに好きならくっつけば良いのに。

ミッドサマー(2019年製作の映画)

1.0

何が面白いのか全くわからなかった。
たまにショッキングな映像が出てくるだけで、終始淡々と進み、退屈だった。

ANNA/アナ(2019年製作の映画)

4.0

全体的に話がニキータに似ている気がする。

スパイなのに凄く目立つ、とか非現実的なところもあるけど、
アクションがかっこよく、話の展開も意外で、
かつそんなに複雑じゃないので、
エンターテイメントとし
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ハスラーズ(2019年製作の映画)

3.5

実話を元にした映画は豪華な再現ドラマになりがちな気がします。
こちらも、事実を元にしているだけあって、突飛な展開や奇想天外な展開もなく、事の顛末を追っていて平坦な話の運びになっているような気がしました
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ミッドナイトスワン(2020年製作の映画)

4.5

バレエの美しい映像と音楽、それとは対照的にトランスジェンダーの残酷な現実がシビアに描かれていました。
映画を見ているうちに、孤独で、でも一生懸命生きている主人公・凪沙のことを抱き締めたくなりました。
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来る(2018年製作の映画)

2.7

‬面白かったけど、普通かなあ。‬
‪結局お祓いしたやつはなんだったんだろ。‬
‪とにかく子役のギャン泣きが演技なのか、泣かされてやらされてるのか、そればっかり気になって、そっちのが怖かった。‬

登場
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マレーナ(2000年製作の映画)

5.0

先日亡くなられたエンニオ・モリコーネ氏が音楽を担当されています。
シチリアの美しい風景に美しい音楽が流れる、美しい映画ですが、内容はハードです。

映画は戦争に翻弄される1人の女性マレーナを、彼女に憧
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オールド・ガード(2020年製作の映画)

3.8

女性の大切な人が女性、男性の大切な人が男性であるところが、今の時代っぽい気がしました。

シャーリーズセロンがおそらくスタント無しで、すべてのアクションシーンを演じているようですが、動きにキレがあって
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タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜(2017年製作の映画)

3.5

話としては、重い話で最後は余韻を残す切なさもあり、良い映画でした。

しかし最後の方のカーチェイス等はちょっとやりすぎかと思いました。
普通のタクシードライバーの人があそこまでするのかな。

ソンガン
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ボーダー 二つの世界(2018年製作の映画)

3.0

レンタルにて鑑賞。

醜い容姿のせいで社会に疎外感を感じている女性の話、かと思っていたら、
ちょっと違ってファンタジーのような物語でした。

途中、ぼかしが入ってるところは重要なシーンだと思うので、見
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チャーリーズ・エンジェル(2019年製作の映画)

3.8

レンタルで鑑賞。

過去作のチャーリーズエンジェルズより、身近で人間臭い、等身大のチャーリーズエンジェルズという感じがしました。

冒頭の「女性はなんでもできる。男でも女でも心のままに生きたい。私はそ
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娼年(2018年製作の映画)

1.0

このレビューはネタバレを含みます

映画としては★1ですが、面白さは★5です。

恋愛も性的な事も本人達は必死なのかもしれませんが、側から見たら滑稽な事がよくわかります。

中盤で出てくるイツキさん、放尿シーンのインパクトがすごいです。
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モンスター(2003年製作の映画)

5.0

死刑となったアメリカの女性の連続殺人犯、アイリーンウォーノスを題材にした映画。

ささやかな幸せを夢見た1人の女性が殺人犯に転落していく様子は胸が詰まります。

シャーリーズセロンの意気込みと気合の入
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39 刑法第三十九条(1999年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

‪Amazonプライムで見ました。

全体的には面白かったのですが、妹を殺した犯人がなぜ自分の妻も殺したのか、描かれてなかった事、
物語も最終的な決着がつかないまま終わるので消化不良でした。

テーマ
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紙の月(2014年製作の映画)

5.0

お金を持っている人からお金を盗んで、それをお金が無くて困っている人に渡すことは、私には善悪の判断がつかない。
悪いことだけど、この主人公の中には優しさと狂気みたいなものが混在してる気がする。
そして映
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

ポン・ジュノ監督の「殺人の追憶」「母なる証明」が好きなので見てみました。

が、今までの作品に比べると、心に刺さるエグさのような物が足りない気がしました。

前半の金持家族のところに入り込むまではドキ
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蜘蛛の巣を払う女(2018年製作の映画)

5.0

劇場で観賞後、レンタルで再度見ました。

前作の「ドラゴンタトゥーの女」とはかなり系統が変わっていて、アクション映画の要素が強くなっています。
前作が好きだった人は別物になっている事にがっかりするかも
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スキャンダル(2019年製作の映画)

3.0

自分の知識不足、勉強不足もありますが、アメリカの政治、社会、その他色々な知識が無いとストーリーを追いかけるのが難しい気がしました。

序盤、たくさんの情報を猛スピードで詰め込んでくるので、役名と顔が一
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