おむつ小僧さんの映画レビュー・感想・評価

おむつ小僧

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ハッピーエンド(2017年製作の映画)

5.0

愛、アムールに終わらず人の世は続く。
食物連鎖の情景はテレビの中で見るのと実際に見るのとでは全く違う。人間の作り上げた社会の影匂がにじみ出ている。映画というものをなんの覚悟もなく見る視聴者に躊躇なく物
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

5.0

Sfjan stevensを使ってる時点で最高に残る映画。
この世に性を持つ意味はなんなのか、まだまだ認められない同性愛の苦しさが滲み出てた。
恵まれた容姿、恵まれた家庭、恵まれた時を過ごしているのに
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たかが世界の終わり(2016年製作の映画)

3.6

終始イライラ。
今がどんな時であろうと、環境は自分の思い通りにはいかないってことかな…
ドラン様mammyから曲選が凄く現代的になってる。映像似合ってて鳥肌立つくらい良い。ちょっと前まではエキゾチック
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新しい夫婦の見つけ方(2015年製作の映画)

1.2

完全にオーランドブルーム目当てで見たから内容は気にしてなかったけど、薄いんじゃないか…
男の少年心と女のいっときの過ち的なことかな笑
息子の存在が最後は完全になくなってた…
オーランドブルームはやっぱ
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人生はビギナーズ(2010年製作の映画)

4.6

犬は心の癒しである。
この作品にアーサーがいなかったら真っ暗闇の孤独なものがたりだろうと思う。欠かせない存在は有無を言わず、黙っていることが第一。
そして何と言っても、ユアンマクレガーとワンコの相性が
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フィッシュストーリー(2009年製作の映画)

4.0

原作読むのめんどくさくて見たけど、伊坂幸太郎らしさ全開のオムニバスで、終始セリフのクサさも最高だった。
タイトルはやっぱりフィッシュストーリー笑
英語勉強してなくて意味がわからなかった分、最高に楽しめ
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シルビアのいる街で(2007年製作の映画)

4.5

ストラスブール行ったらこの映画の皆さんに会えそう。ってくらい、今でも続いてるこの街並みを想像したくなる作品だった。ジャケットのストーカーシーン恐怖だろ笑それにしても、ミステリアスな女性は美しいよね〜

明日、君がいない(2006年製作の映画)

5.0

‬かなり昔に見た作品。思い出したのでレビューします。監督が19歳でこれだけしか撮ってないとかなんとかで、結構バカにして見てたなあ。見た当時私はまだ17歳で、感想「わろた」って感じだったけど、身近で自殺>>続きを読む

リリィ(2003年製作の映画)

1.5

監督本人に重ね合わせてる雰囲気はすごい伝わるけど、内容が薄かった。

ショート・ターム(2013年製作の映画)

4.2

心に傷を負った子供の繊細な部分に触れる、ケアマネージャーの仕事が映し出されていた。深い溝に淡く見える優しさが、不安と悲しみを与える作品だった。闇が深い人は何処か、美しく見えるなあと。

チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

4.7

胸が締め付けられる。彼が望んだ姿でもないのに、どうしてこんなにくるしいおもいをしなければいけないのか。訴えても訴えても、世間に通用されない事がたくさんあって、彼らは戦うのに、結局は一般的な解釈で負けて>>続きを読む

アデル、ブルーは熱い色(2013年製作の映画)

3.0

長かった…。
でも、そのぶんじわじわ苦しさが出ていて、同性愛でも異性愛者でも、結局愛は本気であれば誰もが熱く、苦しいものであることが映されていた。アデルの涙が熱くてセクシーなのと、レアセドゥの無機質な
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セッション(2014年製作の映画)

4.5

魂の演奏………
これを映画館で見なかったのが悔しすぎる。監督の音楽愛も映像に出てて美しく残酷な映像美だった。jazzかっこよすぎ。音楽は奥が深い、熱中しすぎると人生に影響するなあと。この映画は、内容が
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何者(2016年製作の映画)

1.8

むーん。
なんかいらない仕掛けが多かった気が…
内容は面白いんだけど、自分のドラマから抜け出せないでいるのはだれにでも言えることだなあと、自分を持っているとも言えるし、自分の殻に閉じこもってるとも言え
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Mommy/マミー(2014年製作の映画)

5.0

ドラン本気で作ったんだなあ。グザヴィエドランに完全に虜になった。今年いちばんの作品。彼の才能は計り知れない。余韻に浸りすぎて、手の震えと吐き気がやばい。完全に一本取られたなり。まじで感想どころじゃない>>続きを読む

トレインスポッティング(1996年製作の映画)

4.6

underworldのborn slippyとiggy popのlust for lifeが最高!!!トイレのシーンの映像上の幻とヘロインの禁断症状の幻覚、全てが無駄な編集なしに作られていて、音楽の変>>続きを読む

ノルウェイの森(2010年製作の映画)

2.8

原作を再現できてない。言葉の並べ方が綺麗なのに、それを話す俳優の選択ミスと、いちいち曲がうるさい。もっと終始静かな雰囲気ならいいと思うけど…
村上春樹の作品を映画にするのはかなり難しいだろうし、大量の
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殺人の追憶(2003年製作の映画)

4.0

実際に起こった殺人事件への憎しみを訴えるかのような、黄色がかった映像が生々しい。普通のサスペンス映画だと思ってみてはいけない作品だった。 
映画的には事件が解決してくれないと煮え切らない気持ちになるが
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ロスト・イン・トランスレーション(2003年製作の映画)

2.0

はっきり言って退屈だった。展開が鈍いし、日本が舞台なのも合わない。ジャケットがプリティーで内容に合ってない。でもスカーレット・ヨハンソンは若くて美しかった。

永遠の僕たち(2011年製作の映画)

5.0

影像美と曲の絶妙な組み合わせが最高な気分になる作品だった。
中でもsufjan stenensのneと、happy birthday,Nicoのthe fearest of the seasonsを使
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ローズ・イン・タイドランド(2005年製作の映画)

2.5

得るものはないけど、無駄もない。最高にFuckな作品だった。これ結局どうみればいいの?育児放棄、ロリコン、麻薬中毒、差別、キチガイでヒステリックな近未来的なホラーなの?普通を退屈がる一般人がたどり着い>>続きを読む

ブロークバック・マウンテン(2005年製作の映画)

4.9

時代はなかなか進まないね。これだけ美しい作品が作られても、同性愛が世間で認められるのは難しい。私が今まで見た、映画で世の中の価値観を変えようとするものの中で最もいい作品だったと思うし、かなりの人が感銘>>続きを読む

ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ(2009年製作の映画)

3.0

ジョンレノンの過去がこんなに壮絶なドラマだったなんて知らなかった。でもジョンレノンならではの、どのようにしてこんなに歴代トップスターになったかが知りたかったなあ。彼の悲しくも愛に満ち溢れていた過去より>>続きを読む

フィルス(2013年製作の映画)

5.0

レビューなんていらない。最高にfuckだった。ただちょいちょいタムナスさん思い出して魅入れない。

ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

1.1

あまり好きでない。期待しすぎた。舞台が狭いことが魅力なのかもしれないが、長い分見てて飽きる。最初から結末がわかるような映画だった。

エレファント(2003年製作の映画)

4.9

ガス・ヴァン・サント監督の映像美が詰まりに詰まった作品。かなり高度な撮り方をした分、生徒一人一人の性格、行動、存在が読み取れ、最後に全部ぶち壊しの場面が清々しく不快で、後味悪すぎなところもまた良い。彼>>続きを読む

フォレスト・ガンプ/一期一会(1994年製作の映画)

4.6

素晴らしかった!
生きるとはこういうことか、何事も全力疾走で過ごすこと、1つ1つ大事に過ごすこと、生きているうえで大事なことが詰まった作品だった。映像美や構成はともかく、内容を主人公自身が語ることで、
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スノーピアサー(2013年製作の映画)

4.0

ソン・ガンホがとても魅力的な作品だった。内容からは、外に出たら死ぬことは当たり前のように思うが、この窮屈な世界で18年生きてきたことで想像までもが小さな世界の中で繰り広げられてしまったのだなあ、と最後>>続きを読む

インターステラー(2014年製作の映画)

2.0

人類は自らの子孫を残すためだけに全力を尽くそうよ。人類を残そうとするなんて欲望が強すぎる。つまりは宇宙の映画ってよりヒューマンストーリーだった。好きな人は好きだろうけど、母なる大地がなくなるなら地球上>>続きを読む

ゼロ・グラビティ(2013年製作の映画)

4.8

そりゃあこれだけ賞とるわけだ。終始手と足から汗が止まらない。この作品、今の宇宙飛行士と目指してる人が見たら可哀想だな…。逆に興奮するのかな…笑とにかくリアル!宇宙空間恐るべし!ジョージ•クルーニーのあ>>続きを読む

オデッセイ(2015年製作の映画)

4.5

宇宙というより、人間の諦めない心と科学がテーマの作品だった。マッド•デイモン演じるワトニーの冒険心溢れる人格によって、火星での植物栽培を可能にし、異常事態によって生まれる奇跡がワクワクさせる。なにより>>続きを読む

エコール(2004年製作の映画)

4.4

映像がとにかく綺麗だった。陰の漂う森の中で決して陽で溢れてない少女たちが過ごしてる。記憶が曖昧に残るような、まるで夢だったかのような感覚になる映画だった。
少女たちは洗脳されてるように歳を過ごして、そ
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