唇を重ね合う人々を延々と映す。片時も離れることのない愛を光の中に消滅させる純粋に美しいフィルム。
キスしながら観た(い)
男がキノコを食べる様子を延々と映す。男は画面外に目をやり笑ったりする。いきなりネコが登場する。
食べながら観た。
退屈。好きな映画なはずなのだが飽きる。エンドロールで子供たちが合唱するボウイは少し音が外れている...そんな感じの印象だけが残るなど
一話目で登場人物が運命のいたずらにより集結し、二話目で男が女に理不尽に捨てられ、三話目で男が女をストーカーした挙句「僕らはお似合いだ」と言ってロメール大完成!
結局AからもBからもこぼれ落ちるシビルスカイアのような人間を丁寧に描かなければ意味などない
一枚のガラス板で世界と隔てられていること。そのガラス板は透明だがかくも分厚い、触れることなしにあなたを見つめ続けること。
途方も無いショットの連続、その上澄み液を啜りながら絶えず「dreams for sleep」への欲望に駆られること...
夢遊歩行。無言で去るチェチェン人の青年や夜の車上のショットなど忘れがたい