P2Pを使ってた頃は、インターネット空間の広がりが今とは違って感じられていた気がする。
法廷ドラマとしては良いけど、人物造詣としては今ひとつ
一通りベルセバを通ってきた身としてはどこか気恥ずかしく、今更見たのだが良かった。いい意味でスチュアートマードックの妄想が全開。一夏の輝きとしたところが秀逸でした。サントラとしては、やはり同名のユニット>>続きを読む
全編IMAXで美術面でも遥かに気合いと予算を増している。とにかく前菜は終わったのでメイン料理から出します、という3時間弱。いい意味で前作とは断絶されている面も多い。物語的な主題が畳み掛けられ一筋縄では>>続きを読む
カウリスマキでしかない充実した作品だった。肉体労働者や孤独な中年への眼差しと、映画への愛が散りばめられると共に、静かな反戦映画でもある。
「警察官が勝てる訳ないわ、あんなにゾンビがいたら」
執拗なぐらいに幼少期の家族の話やアイルランドの置かれた時代背景が語られて、前半はやや退屈するかもしれないが、だからこそシェインがいかにアイルランド移民の代弁者足り得たかがよく理解できる。現代の不寛容な>>続きを読む
示唆に富んだ美しい映画だと思う。見終わってもそこから立ち去り難いような、独自の世界感が描かれている。名演が光るロビンウィリアムズのキャラクターは、明らかにグッドウィルハンティングの下敷きとなったのだろ>>続きを読む
パーソナルな体験に基づく話なのだろうと思ったが、私観的で中途半端な贖罪に感じてしまう。
キャリアを俯瞰して理解できるつくりだが、断片的で消化不良とも言えるだろう。そして眠かった…コメントを寄せる人物は映らないので、いっそナレーションでコンパクトに再構成して良かったと思う。表面的な人物像の>>続きを読む
エスプリと弁論で道を切り開く話。あくまでも喜劇に留めているのが清々しくて良い。
フランスはフェミニスト運動が盛んなように思ってしまうけど、女性参政権の獲得はヨーロッパではかなり遅かったのですね
エグめのユーモアに溢れているが、どれも家に執着した者の物語。家と一口に言っても我々とは感覚が異なるところが面白い
面白いテーマであるものの、登場人物たちがどうも生き生きとドライブしていかないのでモヤモヤ。漫画原作だと画作りが枠に囚われてしまうのかな、という印象あり
単に駄作と言えばそれまでなのだが、「優れた脚本を買う」ではなく「優れた脚本家と5年契約する」というのが大きな過ちだったことが露呈してしまった。
途中まで面白かったんだけどなあ
MV畑の監督らしく、凝った撮り方の引出しが豊富
あくまでも視点は白人の側にあるが、南部州における当時の実態を描き出してはいるのだろう。
家政婦(ヘルプ)と言っても、子育てという側面が鍵になっているのが面白い。白人の母親は接し方が分からず、子供は黒人>>続きを読む