トマトさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

アンナ・マグダレーナ・バッハの日記(1967年製作の映画)

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音楽の積極的な介入
固定人物のみ監視カメラのような、保護者のような俯瞰ショット、面白い

不安は魂を食いつくす/不安と魂(1974年製作の映画)

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静物的な人間のショットが印象的
ショップで夫人が青い袋を落とすアクシデント(?)を実際に使ってて面白かった
引きの画!が絵画のように美しい!動作を起こさずただ流れるだけの画が凄く良い

東から(1993年製作の映画)

4.5

右から左、左から右、こちら側からあちら側へ、あちら側からこちら側へ移動するカメラ。
全てが正解のように感じられるショットの数々、良い意味で永遠に感じる長さ
映像空間の疎密、cinemaよりかはfilm
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ウイークエンド(1967年製作の映画)

3.8

渋滞シーンすごく好き、車面白い
回想をなぜ入れたのか気になる

エル・トポ(1970年製作の映画)

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砂漠、太陽が照りつける下でギラつく銃
何故か繰り返し見たくなる

幽霊西へ行く(1935年製作の映画)

4.2

めちゃくちゃ面白い。
逆異世界転生モノを感じる物語設定、ほんとに面白い
空のカットどうやって撮ったんだろう、瓶を左手で隠して右手でまた取り出す流れが好き

友だちのうちはどこ?(1987年製作の映画)

4.1

大人の決め事に振り回される子供達
子供ながらのサイズ感を利用して画を上手く完成させてる
2階の部屋の中で勉強している友人、そこを横切って瓶にお湯を注ぐアハマッド。ロバに乗り階段を登っていく大人とそれを
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中国女(1967年製作の映画)

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色彩、言葉、青年達
ギヨームが演劇語りをするシーンが好き

スリ(掏摸)(1959年製作の映画)

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指、精巧なカメラワーク、手錠を掛けられるまでの流れがあまりにも良い。

マルサの女(1987年製作の映画)

4.4

脱税の査察という一見難しそうな話ではあるがあまりにも面白い。
あの聞き慣れたBGMがまさかこれとは。

勝手にしやがれ(1960年製作の映画)

4.0

ジャンプカットが良い、まさに現実の切り取りを感じる。
最後の顔だけでも観る価値はある。
記者会見のシーンが特に好き

ブラック・レイン(1989年製作の映画)

3.7

前衛的な日本×アメリカ映画にしては、日本人のステレオタイプがそこまで表現されておらず少し驚いた。
警官同士の掛け合い、街並み、アクションも並べて良い。
にしても画に映る日本語があまりにダサい、、、、!
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赤線地帯(1956年製作の映画)

4.1

初っ端のカットから惹かれる
思いっきり社会的映画だが計算され尽くした構図、ゴダールも影響受けるわけだ
あと札を数える様子が良い、着物の中に札を入れるのも良い